104062 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ちゃらんぽらニストのチラ裏ブログ

ちゃらんぽらニストのチラ裏ブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12

カレンダー

ニューストピックス

2013.05.22
XML
カテゴリ:音楽

というわけで洗剤を付けたボロきれで汚れを拭き取ります・・・

DSCN3355.JPG

お? 

DSCN3549.JPG

おお?

汚れ落とし前から少し気になってはいたのですが、綺麗に

なってはっきりしました。

ヘッド~ネックは貼り合せた板の削り出し!

総勢4ピース・・・なんとも珍しい。

感心しつつフレットを磨きます。

DSCN3352.JPG

マスキングテープで指板を保護しサビ取りスプレーをシュッと

一吹き。ある程度落ちた所でスチールウールで磨きます。

サビ取りスプレーだけだと鈍い銅色ですが、磨くと真鍮色に

輝きます。

 

全てが綺麗になった所で次はナットの掃除・・・

と、ここで残念な事に気付きました。

DSCN3363.JPG

1フレット目、1弦と4弦で長さが明らかに違います。4弦側が

幅広なんです。

調べた結果、全フレットが斜めに打ち込まれている事が

分かりました。これは困った・・・

フレットの打ち直しも考えましたが、労力に見合った結果が

得られるとも思えません。何より見栄えが悪くなりすぎます。

なのでナットがフレットに対して平行になるように指板を削る

事にしました。これが一番安直且つ効果的(笑)

ナットを外して4弦側に向かって斜めになるよう削り・・・

これが結構難しいです。

DSCN3552.JPG

できました。

削った分隙間の開いた箇所はいつもの光硬化パテで埋めました。

手抜きですが、こんな所しげしげと見る人もいないしこれで十分でしょう。

 

ところで、このナットなんですが。

荒削りな表面を整えるべくヤスリをかけていると・・・

以前に嗅いだことのある懐かしいかほりが。

そう、これは昔の下敷きやピン球(卓球のボール)を削った時の

あの匂い。

まさかと思いつつ削った粉に火を近づけると、シュバっと一瞬で

燃えつきました。

間違いありません、これはセルロイドです。

昔はこんな物がナットに使われていたんですねー、驚き。

 

リペアが終わったので弦を張ります。

DSCN3553.JPG

今回使ったのはORCASのフロロカーボン弦。

フロロカーボンはナイロンより張力が強いのでめったに古レレには

使わないんですが、このウクレレは合板で作りも頑丈そうなので

使ってみました。

さて、このウクレレのはどんな音で鳴ってくれるのでしょう・・・

ポロロン。

尖りの無い優しい音が耳に沁みます。音も大き目で、周囲に

ふわっと広がっていくような感じです。

単板モデルの芯のある音とはまた違った優しい音色が大変

印象的な一本でした。

 

 


AZ 瞬間サビ取りスプレー 100ml

 


ORCAS/ウクレレ弦 OS-HARD






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.03.25 22:07:42
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.