【素材のこと】ドライフルーツの黒糖酒漬け
放射冷却で朝方はかなり冷え込んで、-10℃ほどに下がりましたが、日中はお天気もよくて日差しだけ見ているとほんと春のようでした。日もだいぶ長くなってきたので、あとほんの少しで冬が終わるんだという気分になってきました。先日の雪と火のまつりは、たいへん寒い中開催されました。空色cafe.のお菓子を販売中の夫を応援&遊びに行った私と息子も、凍えつつ、楽しんできました。雪まつりの疲れもとれたところで、いよかんピール作りも再開しています。足元悪い中いらっしゃってくださった皆さまありがとうございました。そして、ドライフルーツの黒糖酒漬けも作りました。オーガニックのあんず、黒イチジク、プルーンを刻んで、奄美大島のラム原酒「黒糖酒」で漬け込みます。小さな粒のカレンズはそのまま漬け込みます。年に数回、在庫を見ながら作り足していきます。毎年十数キロ分のドライフルーツを使っています。数ヶ月寝かせたら、森の宝石箱(フルーツケーキ)やベラベッカの材料となります。この濃厚な香りがたまりません。オーガニックのドライフルーツたちは、一見色がくすんでいて地味ですが、一般のドライフルーツのように漂白剤処理はしていないし、発色や着色などもされていないので、味わいもしっかりしていて、なにより安全に食べることができるので、空色cafe.のお菓子作りには欠かせないものです。お菓子には見た目の華やかさもとても大切なのですけど、安心としみじみおいしい!には変えられないのでした。そろそろ春のお菓子のことで頭がいっぱいになって来ました。毎年、同じものをつくっても、少しずつバージョンアップしています。もっともっとおいしいものができます様に。