思い出の黒パン
連休最後の日、この日は、午前中雨が降っていて、美坂高原は白く、ガスに包まれていて、なれない方にはちょっと寂しい雰囲気の日でした。(幻想的ともいえます。風が白いそのもやもやを流していく様は、映画の世界にいるようです。)それでも、お客様がちらほらと絶えずいらっしゃってくれて、うれしい日でした。そこへ、さらに山都町から、食工房の青木さんたちが来店してくださいました。お土産に、定番のマフィンや、新作のスコーンと一緒に、プンパニッケル=ライ麦パンをいただきました。来ていただいているときは、気づかなかったのですが、あとで、ゆっくり、お土産を見ていたら、・・・・!そうだった、私の記憶を遡って行くと、多分、生まれて初めての天然酵母パン、本当の黒パンは、これ=プンパニッケルじゃなかったかしら?最近記憶が薄れていることが多いので、パンの名前は覚えていないのですが、初めてなので、どきどきしたのは覚えています。その時、今まで体験したことのない不思議な食べ物だと、ハイジはこんなかんじのものを食べていたのだなと、思ったのも覚えています。その後、どんどん天然酵母パンの魅力に取り付かれて、天然酵母パンの名前を聞くと、あちこち買いに走っていました。そして、今、自分でも焼くようになっていることを思い出しました。まだ、いただいたプンパニッケルは、食べていません。にやにや眺めています。少しずつ、味わって食べたいと思います。