やって良かった!
空の驛舎第25回公演「ghost notes」終了しました。
今日この日に、会場に足をお運びいただいたお客様、気にかけていただいたお客様、
この時期だからこそ、断念されたお客様、全ての方々に感謝します。
今回、公演を開催し、キャスト、スタッフと会場を設営し、お客様を迎えて、最後の回までステージを立ち上げ、無事に終えることができたことは奇跡だと思っております。
最初は公演ができるかどうか、していいのか?やめるのか?考えて、考えて、演劇について、劇団について、社会について、たくさん調べ、たくさん話を聞き、話し合い、全てを自分たちで決めました。
公演を終えた今、胸がいっぱいです。
皆様、世界、劇団、猫、本当にありがとうございました。
しかし、演劇は、舞台の上だけにあるとは思っていません。
演劇は、日常に転がっているのだと思います。
意識すれば、そこに、ほら、たくさん。
見えます。聴こえます。
公演ができなくても、演劇はできます。
演劇はしていたと思います。
ええ、したたかですので。
作品は「A journal of the COVID-19 year」でした。日誌です。noteです。我々なりの世界への相対の仕方でした。
頭で描いてないよ、頭で創ってないよ、
心で、身体で、創りました。
私も、劇団員も、客演陣も、いつもの最強スタッフ陣も。
真剣に向き合って創るだけでした。
そうやって、創ったものは必ず、誰かの胸に届くのです。
そのことを私は知っているので、カンパニーの駅長をしています。
お互い、言い訳はなしだよ。
承認欲求は後にして、
判断基準は内側にあるから。
まずは感じて、感じて、
立ってみようよ。立ちましょう。
よろけてもいいからね。ま、まだ寝ててもいいからね。
きっと誰かが側にいますから。
ではでは、また一年後、次回は、うちのホームグランドで。
個人でなく、共同体の、日本の「愛着障害」についての物語をやります。アップデートするために。
それまで、お互いにお元気で。
空の驛舎
中村ケンシ拝