菅はバカ言ってる!被災3県議長に直撃「退陣しかない」
菅はバカ言ってる!被災3県議長に直撃「退陣しかない」 (夕刊フジ) 全国47都道府県議会の議長が、菅直人首相に即時退陣を求める緊急決議を採択した。主導したのは東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の県会議長だ。議長らは夕刊フジの直撃取材に応じ、「菅首相の存在こそ復興の足かせだ。被災者のために、一刻も早く退陣を」と悲痛に訴えた。 27日に決起したのは、宮城県の畠山和純(自民党)、福島県の佐藤憲保(同)、岩手県の佐々木一榮(民主党)の3議長。決議文では「(菅首相が)明確なビジョンを示さず、国民の政治に対する信頼を著しく損なっている」として、「いさぎよく退陣」するよう求めている。 原発事故に直面している福島県の佐藤氏は「子どもたちは避難を強いられ、大人は『明日の生活や仕事はどうなるのか』と不安にかられている。しかし、不安解消のための第3次補正予算は進んでいない。菅首相の進退が政局の中心になっている以上、退陣しかない」と断言する。 東北の中心・宮城県の畠山氏も「自治体が復興計画を立てても、国の計画、財源が決まっておらず、動けない。菅首相が延命しか考えず、政権運営ができていないことが問題だ。首相が与党から『ダメだ』といわれるのは異常。菅首相の存在自体が復興の足かせになっている」と述べた。 これに対し、菅首相は「復旧・復興と原子力事故の収束は着実に進行し、国民は喜んでいると思う」と厚顔無恥の発言を行っている。被災地はどう思っているのか。 畠山氏は「バカを言ってはいけない。宮城には仙台牛というブランドがあるが、セシウムに汚染された稲わらを食べて、出荷停止になった。3、4月に手を打っていれば、こうならなかった。菅首相は人の気持ちが分からない」と激怒した。 緊急決議の扱いは議長会会長(三重県の山本教和議長)に一任され、首相官邸に乗り込み、菅首相自身に手渡す案などが浮上している。 佐藤氏は「全国規模の組織である議長会の決議は重い。菅首相は国民のことを考えて即時退陣すべきだ」と語る。確かに、不人気の森喜朗首相(当時)が地方の反乱をきっかけに退陣に追い込まれた例もある。 ペテン首相に、被災地の叫びは届くか。