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最強横綱に八百長疑惑!週刊誌報道受け協会が事情聴取
最強の現役横綱が、異例の事情聴取を受けることになった。日本相撲協会は、初場所で史上5人目、20度目の優勝を遂げた朝青龍の"八百長疑惑"報道について、本人から直接事情を聴く。
発端は、現在発売中の週刊現代が「横綱朝青龍の八百長を告発する」と題し、昨年九州場所で、朝青龍が八百長に関与したという報道だ。
協会では事実確認のために、同誌で疑惑が向けられた11人の関取に加え、朝青龍と師匠の高砂親方(元大関朝潮)から話を聞く方針を固め、すでに22日から、協会の監察委員長を務める友綱親方(元関脇魁輝)と伊勢ケ浜監察副委員長(元幕内和晃)に協会の弁護士が同席して聴取を進めてきた。
この日までに高砂親方と関脇以下の7人の関取の聴取は終了し、週明けの29日からは横綱本人、大関陣からも事情を聴く予定で、朝青龍は30日に呼ばれる。
友綱親方はこの日、「疑いがかけられないように、徹底的に調査するということ。これまで話を聴いた力士は、(八百長を)していないということだった。わたしも(八百長は)ないと思っている」と説明した。友綱親方は30日にすべての聴取を終えた後、北の湖理事長(元横綱)に報告する。25日に行われる協会の理事会でも議題にするという。事実関係を確認し、事実無根と判明すれば、出版社側(講談社)に対して、何らかの法的手段に訴えることも示唆した。
すでに北の湖理事長は横綱審議委員会(横審)が開かれた22日、記事で名前の挙がった力士から事情を聴く可能性を示し、「法的手段など何らかの行動を起こすとしたら、こちら側の準備が整ってからにしたい」としていた。横審の席上でも、高砂親方から「本人はないと言っている」と説明がなされた。
協会では平成12年4月にも、同じような週刊誌の八百長疑惑報道に関し、当時横綱だった曙ら18人の関取と2人の親方から、事情を聴取したことがある。今回は大きな区切りとなる20度目優勝の偉業を果たしたばかりの朝青龍が対象だけに、その言動が注目される。
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最終更新日
2007年01月27日 13時51分04秒
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