カテゴリ:Linux
Flora 210W NL4(PentiumM 1GHz、メモリ512MB)の30GB HDDの空き領域にPCLinuxOS 2013.04 KDEをインストールした。
Mandriva派生のmageiaはMandrivaのエレガントなところ(今どうかは??)を受け継いだクールで使いやすいディストリビューションだと思います。Mandriva派生といえば、もう一つの雄がPCLinuxOS。ここしばらくPCLinuxOSを触ってなかったので、2013.04が出たのを契機にインストールして評価してみました。 MandrivaといえばKDEっちゅう頭があるので(^^)、PCLinuxOSもKDE版を入れました。ライブDVDのブート時にF2を押せば日本語を選べます。今回はインストールを選んでインストーラが立ち上がるのを待ちます... あれ、日本語を選んだのに英語のインストーラじゃ。そのうち言語設定が出てくるのかと思い、淡々とインストールを進めましたが、一度も言語設定は無し。結局、ロケールはenでインストールされました。 インストール後に日本語化すればいいか、と思い、ブート後にControl centerのSystemタブを選んでManage localizationからロケールを選ぼうとしたらen_??なロケールしかありません。むー、ローカライズするのにロケールのインストールからやるんか... Control centerのSystemタブにローカライズはあるのだが... っちゅうことで、synapticで必要なパッケージをインストールしました。デフォルトのリポジトリでは遅いので、北陸先端大のリポジトリに変更しました。 jaistのサーバに変更 この後、Reloadしてlocale-ja, kde4-l10n-ja, scim-anthy, firefox-ja, font-ttf-japanese*をインストールしてから再びControl centerのロケール設定に行くと、今度はJapaneseがいました。 ようやく日本語ロケール設定ができる ロケール設定を日本語にした後、リブートすれば日本語化されています。 っちゅうことで、PCLinuxOSはローカライズって何?な作りがされているように感じました。F2で日本語を選んでインストーラを立ち上げると日本語でインストールが進み、日本語化もほぼ完璧なmageiaに比べるとイライラ感が募ります。(^^; 派生元のMandrivaもローカライズには力を入れてるんやけどねぇ。パッケージでmozcが無いのもちと寂しいところ。っちゅうことで、個人的にはmageiaの方が好みかな。 PCLinuxOSも日本語化が済んでしまえば快適に使えるだけにローカライズにひと苦労なところが惜しまれます。PCLinuxOSがメジャーなディストリビューションで期待があるだけに敢えて苦言を呈しました。って、こんなとこで日本語で書いててもしゃーないか。(^^;; #KDE版以外のMiniMEやFullMontyだと違うのかもしれませんが... 日本語化したPCLinuxOS 2013.04 KDEのデスクトップ --- 22:15 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 10, 2013 10:55:35 PM
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