カテゴリ:単なる日記
俺は以前「虎の威を借る狐」を「虎の衣を借る狐」だと思っていたことがある。意味は理解していたが字を間違っていたと言う例。通じちゃうモンでな、コレが。「虎の衣を狩る狐」だとかなり凄い狐と言うことになる。こういう間違いをしてたヤツもいるだろうな。俺の方がマシだ。
先週生まれて初めてユニクロで買い物をした。あそこはカラフルな靴下が手に入って良い。黒や白の靴下なんか退屈だけど、スニーカーソックス以外でなかなか売ってないんだよな。さすがに若くないから、この季節スニーカーソックスはキツいんで。 ポールとボウイの話はまだ続く。 この二人の共通点は「空気を読まない」と言うことだ。読めないのか、読まないのかは解らないが、とりあえず結果として読んでいないのは間違いない。 ポールがチャリティーコンサートと言うと「なるようになれ」と投げやりな歌を歌うのは有名な話で、「あの人は何を考えているのか」というのが世間の評判であった。だが、英国のミュージシャンは多かれ少なかれそういう傾向を持っているのだ。それが解ったのが例の女王在位何周年だかってライヴで、オジー&アイオミは「偏執狂の歌」、レイ・デイヴィスは「オカマの歌」、よりによって女王の名を冠すバンドは「母に殺人を打ち明ける歌」を女王の前でブチまけるのである。そしてトリに登場したポールはいきなり「女王陛下はかわいい娘」などと軽口を叩くのだ。 さて、ボウイだが、この人は「とりあえず"Heroes"を歌っとけば場が収まる」と思っている傾向にあり、どこに行っても必ずコレを歌い、そしてその瞬間自身こそが「Hero」になってしまうのだ。Just For One Day。 一番凄かったのがフレディの追悼ライヴ。そりゃあロバート・プラントだってThank Youの一節を歌ったりしたが、ボウイは凄い。まずはアニー・レノックスとのデュエットでUnder Pressure。持ち歌だが、まあクィーンの曲だ。全く問題はない(余談だが、これが近年のゲイルとのデュエットのプロトタイプだよね)。さて、アニーが下がって代わりに登場するのはミック・ロンスン&イアン・ハンター!!。このメンツで曲は当然All The Young Dudes・・・ってクィーンとの関係は!?なんだなんだと思ってるうちにそのまま続いて"Heroes"である。お~い!全員置いてきぼり。だがヒーローはボウイだ。Just For One Day。勿論、この曲をフレディに捧げればすべては丸く収まるのである。恐るべし、ボウイ。Just For One Dayなんて生易しいモンじゃない。それこそ「I Can Be hero, All Day and All of The Night!」って感じで、Baby I Feel Goodじゃっじゃっじゃじゃっじゃっ、って感じなのでもう何がなんだか解りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
この二人の……のくだり、大爆笑ですね。
すくなくとも同世代の間では。 まぁああいう曲が世間で一番認知されてる曲に なるというのは、本人も辛いかもしれませんけど。 おれにしても、Heroesが人見記念講堂で 飛び出したっていうのは、驚いたなぁ……(観てないけど) (2006.01.11 03:39:17)
>Jinさん
結局、そういう国柄なんですよ。きっと「紳士」と「気違い」と「海賊」は英語では同じ単語です。 >辰則さん 馬鹿話書いて笑っていただけると芸人冥利に尽きます。自分を芸人だなんて思ったコト無いけど。まあ、ソレはどーでもいいですが、ボウイはきっと「辛い」とさえ思ってないです。Just For one Day。 (2006.01.11 21:32:56) |
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