テーマ:今日聴いた音楽(73716)
カテゴリ:今日のBGM
The Dukes of Stratosphear / Chips from the Chocolate Fireball
かゆいところに手が届くサイケ。ストーンズみたいだけどビートルズみたい!とか「サイケファンの夢」を実現したようなサウンドを作ってしまうのはそれは彼ら自身こそソレに喜びを見出すサイケファンだからこそ。サイケなサウンドの中にときおり「XTCにしか聞こえない!」ってメロディが顔を出すのはご愛嬌。実際のところ、コレがXTCのどのアルバムより好きというファンは結構多い。 ラストのPale and Preciousでは少なくとも87年の段階では誰よりも完璧に「Smile的世界」を完成させている。これを追い抜いた唯一の人物がブライアン・ウィルソンその人であったことはデュークスのメンバー達の勲章と呼んでも良いだろう。 The Stone Roses / The Stone Roses 某所より「知ってるのを書いてくれ」というクレーム(笑)があったので一般的なものを聴く。いや、ベツにそういう理由でもないし、こないだも書いているからご存知無い可能性も否定できないんだけど・・・。 先日買ったアニヴァーサリー盤、ディスク1は通常のデビュー作(UK盤-Elephant StoneとFools Gold未収録)にボーナストラックとしてFools Goldのリミックスが2ヴァージョン入っているのだが、コレが全然良くない。ってーかね、ロージスはレニのドラムがキモなんだから、ソレ差し替えちゃあ意味ないでしょう。特にこの曲はね。こういうのはディスク2の方に入れて欲しかったなあ。 そのディスク2には「正しい」Fools Gold、What The World Is Waiting For、Elephant Stone、Where Angels Playという名曲群が補われており、かゆいところに手が届きそうでOne LoveやMersey Paradice、Going Downといったあたりは入っておらず、ちょっともどかしい。 The Stone Roses / The Complete Stone Roses この場合の「コンプリート」は日本で言う「全曲集」という意味で要するに単なるベスト盤である。実際には「Single A's and B's」といった類いの編集盤。だがOne Love、Something Burningがエディットヴァージョンになっていたり、Simoneが入っていなかったりするためTurns Into Stoneを駆逐できないというこれまたもどかしい編集盤。 まあ、先ほどのもどかしさを治療するためにかけたワケだが、実はFools Goldが編集ヴァージョンだったりもする。また、ここに入って入るI Am The Resurrectionは編集したばかりかレニのプレイの上からリズムの合わない打ち込み(ってーか、ドラムマシンを手打ちした?)をかぶせた最悪のヴァージョンが入っている。珍品ならいいというものじゃない。Silverstoneのスタッフに「死ね!」とでも口走りたい出来。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.07 19:16:29
コメント(0) | コメントを書く
[今日のBGM] カテゴリの最新記事
|
|