カテゴリ:音楽レビュー
自分でイメージしたより仕事が押すと露骨に不機嫌になる癖は直した方がいいぞ、大人として。
昨日買ってきたCDのなかにパープルのOdd Dittiesというブートレッグがある。これは、パープル名義のブートだが実際にはパープルの音源は数曲で、あとはメイズ、アートウッズ、アウトロウズ(ジーン・ヴィンセントのバックでの演奏!)、エピソード・シックスが占める。まあそれだけなら買わないのだが、メイズのHarlem Shuffleには魅かれた。ロッド・エヴァンスがこの曲をどう歌うのか、と言うのが気になったのだ。まあ、結論的には「モッドのはるか手前だけどちょっとマニア受けはいいかもよ?」っていう、ポップス寄りのR&B、ってーかもっと言えばマモル・マヌーが歌う時のゴールデン・カップス!って感じで、微妙に素敵。このメイズ名義の3曲だけでも1000円(だったんだよ)の価値はある。 だが、もっと嬉しいのがアートウッズのBBCライヴ!たっぷり5曲including Day Tripper!!しかもモッズらしくオーティス・レディングのヴァージョンで!コレはもう、文句無しですよ。ポップス演ってるメイズやエピソード6とは役者が違う。アウトロウズのリッチーは普通のR&R。 出どころ不明の演奏も幾つか。パープル&ナイスという不思議な共演とクレジットがある2曲はエマーソンが参加してるのか?70年とあるから、脱退後かも。後のIn Concert等で聴ける超速R&Rと化したヴァージョンにはまだ届かないLucilleが聴ける。 あと、75~6年のデモ、とのことでビートルズのLong & Winding Roadも入っている。確かにアコースティックギターはリッチーっぽくないがボーリンと特定するだけの知識も無いが、アレンジは1期みたいだし、ヴォーカルがヒューズともカヴァーデイルとも違う気がする。何だ、こりゃ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.13 21:43:23
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