カテゴリ:その他の音楽話
来日公演全日程が終わるまで特集は続くけど、とりあえず別のお話。
以前「マイケルがキング・オブ・ポップは言い得て妙」と言う話をしたけど、書店に行ったらボウイ(デイヴィッドにあらず)の「キング・オブ・ロック」と題された本が売っていて笑った。いや、いくら何でも(笑)ねえよ。 流石にね、一応「日本では」って断り付きだと思うよ、意味としては。世界って要素は一個も無いからね。でも、ちょっと「キング」はねえだろう。俺が全然好きじゃない、って言うのは置くとしたって、だよ。 80年代終盤以降の日本のロック(?ポップス、か?)に多大な影響を与えたのは認めるし、当時の人気の凄さも知ってるよ。でもどう考えても「キング」ってレベルの存在にはあまりにも遠いんじゃねえの。「器じゃない」って表現が非情にぴったりくる。 とは言っても、「じゃあ誰が(日本の)キングなのよ?」って言われたら少し困る。「器」ってレベルならボウイなんかより遥かに凄いのが山ほどいるんだけど、そこに「売り上げ」(マイケルを語る時にも無視出来ない要素)という要素を加えて考えた時に、あくまで「ロック」って枠で考えて当てはまる人がいるのか、と言われると難しいな。 ちょっとググったら真心ブラザーズに「キング・オブ・ロック」って作品があることが解った。もっと似合わない。 あえて言うならやっぱりYMOか。でもなんか佇まいがな。キングじゃない感じだよな。でもなんか細野さんが王様だったら少し嬉しい気がするけどね。なんか、いい国になりそうじゃん。全然ロック関係ないけど。王妃は森高千里(ネタが古いよ)。 要するにアレだね、マイケルの時書いたけど、日本にはああいうゴージャス感を持った人いないからさ。どうしたって貧乏臭いじゃん。似合わねえよ、日本人に「キング」なんて冠は。天皇とかで充分だろ。「天皇・オブ・ロック」うわーかっこわりー。 画像が出落ちであったことを深くおわびいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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