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テーマ:ワイン大好き!(30890)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞の「気候変動、人類揺るがす」 という記事を見るまでもなく、 地球レベルでの資源・エネルギー・環境問題のうちの 気候変動による効果だけも、人類社会が 翻弄されている今日この頃である。 今まで、社会科学的に考えられてきた 人類の歴史に、この問題が重ね合わせられ、 自然科学の問題としての視点が 生まれてきているようである。 今までの人類の歴史では、 民族がどうして大移動してきたのか という理由があまり明確でなかったが、 地球の気候変動にともなう 陸と海のバランスや、 地域の寒冷化と温暖化のバランスの変化が、 ダイナミックに民族移動をしてきたことが 明らかになりつつある。 また、農業や文化の興隆や衰退が、 こうして気候変動により起こされた、 民族大移動により引き起こされてきた事も 明らかになりつつある。 人類の歴史の中に、資源・エネルギー問題が 大きな影響を与える様になったのは、 産業革命以降のことであるとも考えられるが、 それが、人類自身の営みの結果として、 人類自身により引き起こされているものであり、 その結果、地球環境の変化や気候変動までもが 引き起こされる規模に至っていることも ほぼ明らかになっているのである。 人類の科学は、 人類が危機を迎える様になると 進歩発展するとも言え、 今回の資源・エネルギー・環境問題も、 それに見合った科学技術の革新的変化や 政治経済地政学的進歩が みられない場合には、 人類は、自分たちの引き起こした 資源・エネルギー・環境問題で 淘汰、絶滅させられる危機に 陥っている訳である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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