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テーマ:ワイン大好き!(30337)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、 国連大学の調査報告書によれば、 砂漠化によって植物や土壌が吸収するCO2の量が 減って、地球温暖化を悪化させ、 これがさらに砂漠化を加速する 悪循環に陥ることや、 土地の劣化が生物種の大量絶滅を招く 可能性があることが指摘されているという。 過剰な家畜の放牧や農地開発が原因で起こる 砂漠化が進んでいる地域は、 地表の33%に達し、 農作物の減産などの被害額は 少なくとも年間7兆7000億円余り 煮登るなどとする。 地球温暖化と砂漠化が相乗効果 を起こし、砂漠化が深刻となり、 10年後には20億人が影響を受け、 5000万人が居住地を失うことになる と警告しているという。 地球の生態系は、 太陽エネルギーの負のエントロピーが 引き起こす、水と大気の大循環に則って、 物質の変化の正のエントロピーを 大気圏外に廃棄して、 地球システムの正のエントロピーの増加を 防いでいるわけであるが、 そのシステムの血液とでもいえる、 淡水資源が、欠落している地域が 砂漠化の地域である。 砂漠化地域増大は、 地球システム全体の 水と大気の大循環による生態システムに 大きな影響を与えていることになる。 すなわち、砂漠化地域だけの問題ではなく、 その他の地域も砂漠化地域の増大により 少しずつ蝕まれているのであり、 地球システム全体としても 無視することが出来ない 資源・エネルギー・環境問題の一部をなす現象 である。地球システムのがん細胞のようなもの であるとも考えられるものである。 このような状態を解除するには、 砂漠地域への降雨を促す人工雲の発生だとか、 灌漑、淡水供給システムなどの 一層の開発と成熟を 人工植樹などの生態系のシステムにのせて 実現してゆく必要があろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 3, 2007 12:34:29 AM
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