|
カテゴリ:読書の空―Book The Blue
はじめに断っておくが、本書は嫌米や日米同盟破棄を説く内容ではない。
日米同盟を堅持するにしろ、その裏にある事実をしっかりと認識し、 毅然とした態度で接するのが重要なのだ。 自由主義 対 共産主義 人権国家 対 他民族(チベット人・ウイグル人等)虐殺国家 これは米中の表面的な関係であるが、その裏で、 冷戦真っ盛りの1970年代初頭において既に、米中の経済協力は始まっている。 その中心人物が、キッシンジャーだ。 <青木直人>米中同盟で使い捨てにされる日本 米中は経済面で一蓮托生である。 互いの生き残り、国益を懸けて、経済問題は国防問題へ転化してゆく。 その詳細は本書に譲るとして、大事なことはただ一つ。 米中が最も恐れていること。 それは、日本が核武装して、自立した国家になることだ。 自立国家同士の同盟となると、最早彼らに旨味は無い。 なんの緊張感もなく楽にジャパンマネーを手にする事は出来なくなるのだ。 米中、そして北朝鮮。彼らは喉から手が出るほどジャパンマネーが欲しい。 今後、彼ら三ヶ国が採る対日本の応対は、全てその先に日本の公的援助を求めている。 ※アメリカは直接には援助を必要としないが(プライドとして)、間接的に、つまり 中国に進出している米企業に環境支援プロジェクト等の名目で受注させるわけだ。 ジャパンマネーとは、全て日本国民の税金である。 国民が停滞経済の中を慎ましく生きている傍らで、卑屈な姿勢で金が出て行くのだ。 日本の既存メディアはこうした事実を報道しない。 しかし事実を知らなければ、正しい判断が出来ない。 青木直人BLOGは、そうした事実を伝えてくれる。 ※より精度の高い情報は会員制ニューズレター・チャイナで読める(有料) まず、事実を知る。 そして、行動する。 それが政治であるならば、選挙で自分を代替してくれる政治家に投票する。 幸せに生きれるか否かは自分の考え方次第だが、 その前提として、誇りを持てるか否か、安心して暮らせる環境か否かは国家としての問題であり、 要するに国民の行動に起因することだと思う。 ☆日本大好きですという方は↓をクリック♪\(^○^ ←ただいま本・読書分野で、78位/795人中♪ 順位を上げよう♪ ◆ただいま読書中~◆ <小林よしのり>天皇論 <三橋貴明>ネットでビジネスに成功する方法 ◆その次に読むよ♪◆ <高木貞治>数学小景 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/01/07 07:32:35 PM
コメント(0) | コメントを書く
[読書の空―Book The Blue] カテゴリの最新記事
|