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雪風ジョルノ

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2010/05/22
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改めて、本屋はマメに通うべき。そんな一冊を偶然見つけた。

ヒトラーとスターリンのモスクワ攻防戦、その全貌が近年ロシアで公開された公文書で明らかになる。


【ヒトラーVSスターリン!!】モスクワ攻防戦(作品社)


初見では、買う気が起きなかった。それは、帯に推薦文を寄せた人物に因る。
「袴田氏推薦!!」と書いてあるのだが、私は氏にマイナスイメージしかない。

というのも、袴田氏は佐藤優氏(現在起訴猶予休職外交官)が逮捕された時、彼を叩きに叩いた。
佐藤氏は外交官としてロシアに深く入り込み、北方領土問題を解決しようと善処していた。
袴田氏は官の立場ではないけれども、北方領土問題を研究している。
端から見れば、目的は同じ同志のハズだ。しかし、彼は佐藤氏を売った。

一方で、佐藤氏や鈴木宗男氏は、彼を北方領土問題ビジネスパーソンだと批判する。
つまり、彼にはいま、北方領土問題を考える研究会をしているだけで、政府から莫大な援助が出ているのだ。
北方領土が帰ってきたら、研究会は解散、一円も入らなくなる。職を失ってしまうではないか。
だから、もっと議論を詰める必要があるとか言って、実行に移さない。じゃあ何を研究してるわけ?しかも政府のカネで?というわけだ。

少し話が逸れたが、兎にも角にも、私は袴田氏にいい印象を持っていない。
ゆえに、帯に推薦文なんか載ってたら逆に引くわけだ。

しかし、考え直してみた。

確かに帯の推薦文からは本書の信用度は計れない。
そこで、参考文献リスト、著者まえがき、訳者あとがき等をチェックする。

まず、本書(原著)は2007年の刊行である。
一方、先日読んで感激した「スターリン」(白水社)の原著は2003年刊行。
こちらも新たなロシア公開文書および関係者への緻密なインタビューにより構成された大著である。
この先に刊行された名著を、参考文献に挙げているか否か。

書店で確認したところ、参考文献リストにその書名があった。
(参考文献のページを食い入るように立ち読みするシュール感には触れないで猫)


スターリン(上)(白水社)


それから著者まえがき、訳者あとがき等も読んでみると、歴史に対する真摯な姿勢を感じた。

というわけで、読んでみようと思う。

今後しばらくは、旧ソ連関係で良書がたくさん出てくるかもしれないねスマイル


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◆ただいま読書中~◆

スターリン―青春と革命の時代







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最終更新日  2010/05/22 07:40:23 PM
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