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カテゴリ:母
三菱1号美術館(2015.04.25.) 東京駅の近くにある三菱1号美術館。 美術館の前には狭いですが緑が多くてほっとできる空間があります。電車に乗るまでちょっと寄って休んできました。 24日の金曜日に母はを1年ぶりで訪ねました。 いつものように「どなた様ですか?」の挨拶?で迎えられました。 母は知り合いの人でも訪ねてきたでも思っているようです。 夫と私が哈爾浜(ハルビン)に行った時の話をしたら、母が 「ハルビンは私の青春の地よ。」 と嬉しそうに話し出しました。 「ロシア人が一杯いたけど今はどう?また行きたいけど、もういけないね。」 などと懐かしそうに話していました。 ハルビンは、結婚して最初に住んだところです。 その後すぐにロシア(当時はソ連)との国境近くのチチハル、ハイラルに住んだということです。 「これは秘密なんだけど、当時は女の人は馬には(一人では)乗らなかったけど、内緒で乗せててもらったこともあるのよ。」 などと言う話が飛び出し、私も妹もビックリでした。 こんな話は初めて聞くことでした。 ちなみに当時は移動するのに馬を使っていたそうです。 父は良く馬に乗って仕事に行っていたそうです。 不思議なことに、小さかった私がいたはずなのに、娘のことは一言も出ませんでした。 現在のことは覚えていないのに、古い昔のことは思い出せるのですね。 妹には「話が通じないかもしれない。」といわれていましたが、24日は回線状態が良かったと見えて、昔の話が聞けて良かったと思います。 それにとても元気な母です。 一人で動けて、食欲もあるのでまだまだ大丈夫だねと妹夫婦と話しています。 6月には98歳になります。 来年は卒寿。何かお祝いをしようかと話しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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