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片野 道郎

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2006.06.25
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 気がつけば間が1週間も空いて、グループリーグも終了してしまいました。2巡目で勝ち上がり(や敗退)を決めたチームが殊の外多かったので、3巡目はちょっと興味に欠ける消化試合が増えてしまったのは仕方ないところです。ギリギリの真剣勝負じゃない試合には、どうしてもそういう空気が何らかの形で漂ってしまうもの。誇りだけを賭けた潔くオープンな戦いや、この先を考えて主力を外したBチーム同士の戦いの結果、スペクタクルで爽やかな試合が飛び出したりもするし、それはそれで見どころがあったりもするわけですが、やはり緊迫感という点では物足りなさも残ります。
 その点で特に見応えがあったのは、クロアチア2-2オーストラリアチュニジア0-1ウクライナスイス2-0韓国の3試合。日本は下を向いて敗退しましたが、韓国は頭を上げ胸を張って敗退。悔しいけど、負けっぷりにはそのくらいの違いがあったような気がします。チェコ0-2イタリア、フランス2-0トーゴも、前半はなかなかでした。
 
 グループリーグを通していうと、チームとして一番印象が強かったのは、月並みですがやはりスペイン。同じテクニカルなポゼッションサッカーでも、アルゼンチンのそれが南米の伝統芸能だとすれば、スペインのそれはモダンなスピード感に溢れています。ずっとこだわってきて、スペインサッカーのエッセンスみたいに言われていたウイングをやめたら、途端にひとつブレイクスルーしたのが不思議。ウイングがいないけどサイド攻撃はやめられないので、サイドバックが上がる上がる。

 スペインと並んで、両サイドバックががんがん攻め上がっていた数少ないチームがスイス。個人的に一番気に入ったチームはここですね。チームスピリット溢れる戦いぶりが好感度非常に高し。2年後のユーロ2008(オーストリアと共同開催)に照準を合わせた若いチームで、11人中多い時は6人が20歳そこそこ。バルネッタベラーミの両サイドハーフ(柔と剛の好対照)、右SBのP.デゲン(控えFWのD.デゲンと双子)、CBのセンデロスジュルー(ともにアーセナル)、いずれも成長著しい注目株です。2年後はもっと強くなりそう。その前に、準々決勝でイタリアと当たりそうですが。
 
 ドイツも、初戦から1試合戦うごとにチームが成長しているのに驚かされます。初戦を見てスウェーデンに負けるなんて書きましたが、今日は圧勝と言っていい文句のつけようのない試合。失礼しました。ディフェンスは無謀なオフサイドトラップをやめて大分安定してきたし(でもまだまだ穴多し)、攻撃にも思い切りと縦のスピードが出てきて、今日はドイツらしい高いインテンシティの試合運びで、一気に相手を押し切ってしまう強さを見せました。次のアルゼンチン戦は名勝負の予感。
 
 今のところ、期待外れはオランダ、イタリア、チェコ。ただチェコは、前にも書いた通りコラーが壊れた時点で命運が決していたような気がします。フランスは、期待していたなかったので、ある意味では予想通り。ブラジルは、日本との練習試合で勢いを掴んで豹変しそうな気配あり。

 今日から始まった決勝トーナメントの2試合も含めて、64試合中すでに50試合が終わったことになります。早いですね。でも、ワールドカップの本当の醍醐味はこれから。■





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Last updated  2006.06.25 10:18:36
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