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カテゴリ:ワールドカップ雑感
また1週間が過ぎ、気がついたら勝ち残っているチームも16チームから4チームまで減ってしまいました。残ったのは、ドイツ、イタリア、ポルトガル、フランス。なんかこんなはずじゃなかったのになあ、という気がしないでもありません。
ぼくが気に入っていた若い2チーム(スペインとスイス)はR16で早々に敗退。フランスとブラジルは、ひとつ下のエントリーで書いたのとまるっきり反対の結果になりました。見る目ないっすね。 若さと勢いだけじゃ足りないし(スペイン)、戦術的秩序があっても個人が違いを作り出さないと勝てないし(オランダ)、かといって圧倒的な個の力があってもそれが相殺し合っちゃったらどうしようもない(ブラジル)。ひとりのキープレーヤーに頼り切って、その選手が息切れすると同時に全体まで息切れしちゃったチーム(アルゼンチン)もあれば、そのキープレーヤーが目を覚ました途端に別のチームに豹変しちゃったところ(フランス)もある。どさくさに紛れて何となく勝ち進んで行こうと思ったけど、やっぱりダメだったところ(イングランド)もある。 結局勝ち残っているのは、開催国を除けば、豊かな経験に裏付けされた老練さ、勝負どころを知っている忍耐強さを備えた「成熟した大人のチーム」ばかりです。4チームに共通しているのはディフェンスの安定度。どんな大会でも、不用意に失点するチームは勝てないということなのでしょう。ブラジルの失点シーンなんて、セットプレーでオフサイドトラップかけようとして失敗してるわけですから、あれはやられても仕方ありません。ロベルト・カルロスはストッキング直してたし。 というわけで、あと2時間あまりでドイツ対イタリアです。アメリカ戦の時に、直前に変な書き込みをしたら嫌なことになったので、今日は試合には触れないでおきます。■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.05 01:52:19
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