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片野 道郎

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2006.07.08
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 あと2試合、とはいっても、今日の3決ははっきり言って、カーン最後の舞台とかそういう浪花節を別にすると、あまり意味のない試合なので、実質あと1試合。

 準決勝2試合は、見方によっては対照的な内容でした。ドイツ対イタリアは、ずっと0-0で試合が続いた分、両チームがいかにして1点を取るかに腐心して緊迫した攻防を続けるという、アクティブな内容になりました。後半最後の30分はだるかったけど、最初の1時間と延長の30分は、非常に質の高い試合だったと思います。ただ、贔屓目なしで見ても、実力的にはイタリアが明らかに上回っていただけに、試合を決めるまでに時間をかけすぎた感は否めません。カモラネージとペロッタは、後半半ばにはもう走れなくなっていたわけで、そこで交代していれば90分でケリがついていたはず。
 結果論としては、交代のカードを延長に入るまで残しておいたのが効いた、ということになるわけですが、あれは「負けない」ための戦い方であって、「勝ち切る」ための戦い方ではありません。残り1分であの劇的なゴールが決まったからハッピーエンドになりましたが、あのままPK戦になって負けていたら、交代の遅れが糾弾の対象になったことは間違いないでしょう。とはいえ、あの時点でピッチにはジラルディーノ、イアクインタ、トッティ、デル・ピエーロ、ピルロがいたわけで、PK戦のメンバーとしては、これがイタリアのベストだったことも確かですが。

 もうひとつのフランス対ポルトガルは、お互いが探り合いを続けている間にどうでもいいPKで点が入ってしまったせいで、フランスは残る1時間を試合を眠らせること以外なにも考えずに戦い、それを覆すだけの根気と閃きを欠けていたポルトガルがゆっくりと沈んで行くという、ちょっと憂鬱な試合。この試合のフランスは成熟というよりは退廃に近い趣すらありました。でもこれが決勝になると、見違えるようにエネルギーに満ちたチームに変貌したりするからな。

 しかし、イタリアがここまで勝ち残っているというのは感慨深いものがあります。しかも相手はフランス。結局、このワールドカップで最も平均年齢の高いチーム同士の対戦となりました。若さとか勢いだけでは勝ち進めない、という話を、最初の方のエントリーで書いたような気がしますが、まさにそういう結末に向かっているような。いい試合をした方が勝つというよりは、ミスした方が負ける試合になりそうな予感がします。個人的には、ガットゥーゾのミドルがまぐれで決まって決勝ゴール、というのが理想なんですが。■





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Last updated  2006.07.08 23:27:35
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