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片野 道郎

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2006.07.10
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 決勝戦だから仕方ないことなんですが、本当に均衡と膠着の間を行ったり来たりしたまま終わってしまいました。フランス対ポルトガルにも増して見どころに欠ける、お互いに力を相殺し合うだけで120分を過ごした試合。前半はイタリアがやや優勢でしたが、後半と延長30分はフランスの方が良かったと思います。1日多く休んだイタリアが、先に疲れて足が止まってしまったのは、緊張とプレッシャーのせいでしょうか。もし判定で勝敗を決めるとすれば、勝っていたのは間違いなくフランスでした。
 ジダンの退場劇(マテラッツィは一体何を言ったのか)を含めて、ちょっと後味の悪い結末ではありましたが、まあ、こういう勝ち方しかできないをしてしまうところが、イタリアのイタリアたる所以です。でも、PKを5本全部決めて勝ったというのは、イタリアにしては画期的なことだし、トッティがコケたにもかかわらず勝ったところも、考えてみればすごい。
 MVPを1人挙げるとすれば、カンナヴァーロ以外にはいないと思います。今大会を通じたパフォーマンスは、圧倒的としか言いようがないものでした。それ以外で貢献度が高かった選手はといえば、ブッフォン、ザンブロッタ、ピルロ、ガットゥーゾ、マテラッツィ(!)、グロッソ。攻撃の選手はひとりもいません。脇役が勝ち取ったワールドカップ、と言ってもいいでしょう。
 これはイタリアだけの話ではありません。終わってみれば、活躍を期待されていた偉大なストライカーやファンタジスタは、誰ひとり持てる力を発揮することなくドイツを去って行きました。スター不在の大会。得点王を取ったクローゼにしても、大会を代表するスターというにはちょっと役者が不足です。
 イタリアが優勝したというのに、手放しで喜べないというか、どうもすっきりしない気分なんですが、とりあえずこれでワールドカップという、4年に一度のお祭りはおしまい。でも、祝祭が終わって戻ってくる日常の中にも、いや日常の中にこそ、サッカーはあるわけで。ライフ・ゴーズ・オン。■





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Last updated  2006.07.10 09:49:59
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