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カテゴリ:欧州
決勝の地、ベルリンです。実は1991年以来、15年ぶりのオリンピアシュタディオンでした。 今回はレンタカーで旅していたので、大会指定の駐車場から電車に乗り換えて数駅を経て到着しました。 大会毎にスタジアムの案内サインは異なりますが、今回はこんなデザインでした。スタジアムが点線の楕円で表現されています。 さて、駅を出るとこの日ドイツと対戦するエクアドルのサポーターが、いかにも南米テイストのハットを配布してました。(もちろんタダ)感動したのは、”Made in Ecuador”だったこと。当たり前といえばそれまでですが、どうやってここまで持ってきたんだろうなぁとか余計な心配をしてしまいました。 さあ、そして歩き進んでいくと、来ました、歴史的建造物・オリンピアシュタディオンです。 Olympia Stadion ヒトラーが作らせたスタジアムとしてあまりにも有名。ローマのコロシアムに似せて作ったんですよね。15年ぶりに見た感想は”あまり変わってないなあ”でした。が。。。 チケットゲートをくぐって行くと、ちょうど屋根の間の空間に。 今度は”これがあのオリンピア?”なんてことになるわけです。 試合開始直前。えーい、このまま国歌斉唱までここで見てみよう、と判断して留まっちゃいました。私以外にも、数名の観客とそして係員、スタッフ。ちょっとした特等席です。 そして国家斉唱前はこれですよ。この日は非常に暑かったですが、久々に鳥肌立ちました。 2.4億ユーロを掛けてこの屋根を含めた全面改装をしたとのことですが、そこまで予算をかけてもこのオリンピアシュタディオンをワールドカップの舞台にしようとしたドイツの姿勢はすばらしいと思います。 私的には、日韓ワールドカップでの最大の失敗は東京を会場に選ばなかったことだと思います。国立競技場は屋根の面積が足りずに会場になれなかった、と聞いた記憶がありますが、要はやる気がなかっただけのこと。歴史的な意味を持つ建造物に最新のテクノロジーを注入して見事<再生>したドイツの姿勢は、さすがサッカー大国、といえるでしょう。 また、このスタジアムの構造は、いたってシンプルです。トイレもキオスクもそして1-2階の階段も等間隔です。だから、このスタジアムサインで屋根の切れ目のどちら側にいるかわかれば、初観戦の人も迷わすに席にたどり着けます。 同じ決勝の地、横浜と比較するのはちょっと野暮かなぁ、と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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