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おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

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2009年12月16日
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 予想を上回る値である。特に総合指数の上昇は、スタグレーションが始まったのではと身構えてしまう。食品・エネルギーを除くコア指数も下げ止まりる可能性が出てきた。米国経済は未だデフレ傾向が継続しているから、資源価格の上昇が指数全体を押し上げている。総合指数は前年同月比で2.7%、コアは1.2%。資源価格の上昇率が、製品価格の上昇率を上回っている。不況下にドル安からの資源高が進むとなると・・・・。景気回復の足取りはおぼつか無くなる。卸売物価が上昇に転じるのがちょっと早すぎである。
UPDATE1: 11月米卸売物価指数は予想を上回る上昇、エネルギー価格が押し上げ(2009年 12月 16日 02:33 JST ロイター)
 卸売物価指数をグラフ化すると下図のようになる。
 20091216_米卸売物価指数.jpg

 総合指数は上昇基調、直近は大幅な上昇。対前年同月比はプラスに突入し上昇基調。直近は上昇。底を形成した様である。だた、今の資源価格は実需を反映せず、高値圏での推移している影響が大きい。ガソリンはちょっといただけない。
 コア指数は下降基調、直近は上昇。対前年同月比は下降基調、直近は上昇。下降が止まる気配が出てきた。前年同月比がマイナスに沈み込むのは避けられそうな気がしてきた。今は気配のみでもう少し様子を見ないとはっきりとしない。

 卸売物価から米国の内需は弱く、供給力を下回ると見ている。米国政府は、輸入を削減することで需給ギャップを解決すると心に決めた様に見受けられる。ドル安と保護貿易的な政策を当面続けると考えられる。ただ、ドル安は輸入物価上昇を招き、スタグレーションを引き起こしかねない水準に踏み入れている。これ以上のドル安は望んでいないのではと考えている。

 懸念されるのは、中国経済の変調による資源・新興国バブルのクラッシュである。これが起きると経済的ダメージはかなり大きい。






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最終更新日  2009年12月16日 22時44分13秒
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