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2010年05月15日
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カテゴリ:沖縄

守礼門

守礼門…というわけで、首里城です。

沖縄にきたら、やっぱりグスクの中のグスク、首里城でしょう。
首里城内、並びに周辺には気になるスポットがいっぱい。
では、出発!

 

首里城シーサー

お出迎えは、おなじみシーサー君。
こちらも石造です。
しっかり門を守っております。

 

開門

折りしも首里城開門の時刻。
「けーもん(開門)!」の声と太鼓と共に開門。
門番さん、お役人さんともになかなかかっこいい。
かぶってる帽子みたいなのの色で、位が違うようです。

 

首里城

首里城正面。相変わらずわたしには修復の呪がかかっておりました…
漆塗りなおし中だそうです、はい。

 

ζ

正殿正面には大龍柱が。
龍は国王の象徴なので、城内にはいくつも龍の意匠が施されています。
二頭で一対で、阿形と吽形になっています。
こちらは阿形。

 

シーサー 欄干

正殿を囲む通路の欄干には獅子がならんでいます。

日本であって日本でなく、中国のようで中国でなく、朝鮮のようで朝鮮でない。
沖縄はやっぱり独自の文化を築いたひとつの国、琉球王国だったんだなあと実感。
周辺諸国との複雑な関係によって形作られてきたであろう造形は、まったく見事!

 

御差床

ここは「御差床(うさすか)」。王の玉座です。
須弥檀(お寺で仏様が乗っかってるアレです)に似た檀のうえに椅子。
天井も高くなっていて、やっぱり龍がいます。

御差床の後ろには「おせんみこちゃ」と呼ばれる部屋があって、国王と女官が毎朝ここで国家安泰、子孫繁栄などの祈りをささげたとか。

さすが、神に仕える神女が国王の次の地位という琉球王国!

国王の次の地位だった神女は「聞得大君(きこえのおおきみ)」と呼ばれ、王族から選ばれて任に就いたそうです。
これは、琉球神道の中で信仰される、「おなり神」信仰に基づくもの。
琉球神道では、女性が強い霊力を持つとされ、特に兄妹の関係は特別で、妹を兄のおなり神と呼び、妹が兄の守り神となるとされています。

おなり神信仰の兄と妹の関係は、概念的にはすべての男女間の関係に還元されるものであり、結果、男が政治を司り、女は神事を司って男を守るという琉球王国の祭政一致体制の基盤となっているようです。

 

ちなみに、聞得大君を擁する首里城は、政治・軍事の拠点であると同時に琉球屈指の聖域。かつては、城内に十ヶ所に及ぶ御嶽があり、さらに「京の内(けおのうち)」と呼ばれる場所で、聞得大君らが祭祀を行っていました。

この京の内は数箇所の御嶽と森や岩のある場所で、城内に自然のままの場所を囲ってあるようなところだったようですが、こここそが首里城を首里城たらしめている、いわば首里城の本質といえる場所と考えられていたようです。

首里城が復元され、自由に出入りできなくなるまでは、城内の御嶽に参る方も普通にいたようで、まだまだ信仰が生きていたそうで…現在その様子がないのがちょっと残念。

 

園比屋武

こちらは、首里城の守礼門と歓会門の間ぐらいにある「園比屋武(そのひゃん)御嶽石門」後ろにある、今では藪のようになってしまったのが園比屋武御嶽の本体です。
園比屋武御嶽は、国王が巡航に出る際に拝礼したり、聞得大君が就任の際に最初に拝礼したりする重要な御嶽だったにもかかわらず…今となってはほぼ消えているといっても過言ではないかと…

石門自体は世界遺産に登録されています。
でも、大事だったのは門じゃなく、なんにもないその奥の森だったんですけどね… 

ここまででなんとなく分かってきたのは、この地では人の手が入らない自然を神聖視するらしいこと。人工物の最たるものであるお城の中に、手付かずの空間をつくりそこを根源としたりしたのも、この考え方に基づくものと思われます。
偶像崇拝をしない琉球神道、神様が宿るのもまた自然の中。奥が深い。
しかし、形に残るものがないからこそ、危うい要素も秘めているわけで…

と、部外者ながらいろいろと考えてしまいました…

 

気を取り直して、次回は神道に押され気味の仏教寺院をひとつ…次回に続く。

 

 

 

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最終更新日  2011年01月20日 23時03分39秒
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