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2011年04月12日
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カテゴリ:宮城

IMG_1412.jpg

三陸の、海です。

震災から一カ月余り。
いまだ余震も落ち着かないこの時期に、不謹慎の声もおありかと思いますが、あえて、三陸の海です。

 

この度の震災では、なじみの深い地域が甚大な被害を受けました。
テレビの映像を見るたびに、見覚えのあるはずの風景が、あまりに変わってしまっていることにショックを受け、なにもできないことに心を痛めてきました。

一か月余りが過ぎ、まだまだ、厳しい状況が続いています。
それでも、ようやく少しずつ復興に向け各地はそれぞれに動き出しています。
まだまだ、旅行や観光は時期早尚なのは重々承知していますが、風光明美なこれらの地域で、観光が大きな資源であることもまた事実です。
いずれ、もう少し落ち着いたら、また海を見に行きたいと思っています。

そんな思いを込め、今回は金華山の神様仏様を御紹介させていただきます。

 

IMG_1419.jpg

さて、金華山です。
金華山は宮城県石巻市牡鹿半島の先にあります。
このとき一緒に行った仲間の中にも山と勘違いしていた人がいましたが、ご覧の通り、山ではなく島。

牡鹿半島の鮎川港から、フェリーで半島の先をまわりこむように約25分で金華山港へ。
島へ渡れば、そこはもう全域が神域となっております。

 

IMG_1427.jpg

こちらが、金華山の神様を祀る黄金山神社。
こちらに祀られる神様が、問題なのです。

美しい海に囲まれた島、もちろん海の神様が祀られていると思いきや…
なんとこちらに祀られているのは、金山毘古神と金山毘売神。
この神様、その名の通り金の神様なのです。
金の神様が祀られるこの島に、三年続けてお参りすれば、一生お金に困らないとも言われます。

で、どうしてここに金の神様が祀られることになったのか。
お話は1300年ほど前にさかのぼります。
天平21年(749年)2月、聖武天皇の時代。それまで日本では採れないと考えられていた黄金が陸奥の国で発見され、朝廷に献上されます。
当時、奈良では大仏の建立が進められており、大仏に塗る金をどうやって手に入れようかと悩んでいた聖武天皇は大喜び。
全国の神社に幣帛を奉じ、大赦、改元を行い、金を献じた者には昇叙、賜姓、免税と、国の慶事として大祝賀を行いました。
このときに慶祝を込めて創建されたのが、黄金山神社。
というわけで、金華山には金の神様が祀られているのです。

 

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で、こんな方々が。
いかにも福々しい、大黒様と恵比寿様。

 

IMG_1425.jpg

絵馬堂。
さずがに金の神様がまつられるだけあって、立派な絵馬堂です。

 

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黄金山神社、随神門。
小さな島の神社とは思えないほどに立派。
門を潜って上っていくと、いよいよ拝殿並びに本殿です。

 

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拝殿。
三年連続参拝は難しいので、とにかく三年分ぐらい一所懸命お祈りしておきました。
少しでもお金の神様が微笑んで下さればいいのですが… 

島内には、黄金山神社のほかに、大海祇神社、かなぐい神社、濱神社、五十鈴神社、滑石神社、水神社などたくさん神社があるようです。
五十鈴神社と滑石神社はこの後お参りさせていただきました。

 

IMG_1443.jpg

ところで、金華山は御神域。
もちろん殺生は慎まれましたので、こんな生き物も。
神鹿として大切に保護されてきたようです。

 

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最後にこんな神様をみつけました。小さい子が写っている奥に弁天様が祀られています。

こちらは、帰りの船の中です。
船には必ず神様がまつられると話には聞いていましたが、悲しいかな海には遠い地の生まれのため、実際に見たのはこれがはじめて。
そういえば、金華山にも弁天堂がありましたが、そこから分祀したのでしょうか。
ともかくも、神様に守られ帰途につきました。

 

 

美しい三陸の海に浮かぶ神域、金華山。
再びこの島が日常を取り戻し、参拝に訪れることができる日を待ちたいと思います。
この旅でお会いした皆様のご無事を心からお祈りいたします。

 

 

 






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最終更新日  2011年04月20日 20時32分09秒
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