カテゴリ:山梨♪
実家の父がゴクノユというものをくれました。
↓ゴクノユはとある植物です ![]() ![]() ゴクノユというのは地元の呼び名で、正式名称はド忘れしたと父。 薬効があり、朝鮮半島にはこれの赤い実バージョンがあるはずだけど、日本のものは黒い実だそう。 父が子供のころは地元にたくさん自生していたらしいですが今では全然ないのですって。 偶然見かけて珍しい!ということで実を一房と小枝を1本拝借したとか。 生食もできるということで食べてみました。すっごい味の薄いブルーベリーというカンジ。 ほんのり甘酸っぱいかな?くらいの味です。 ↓大きさもよくあるタイプのブルーベリーとそっくり♪ ![]() 赤色…ポリフェノールがすごい入っていそう! この実を焼酎に漬けると良いと聞きました。 ネットでゴクノユと探しても勿論なくて、別に似ている植物でツヅラフジがヒットしましたが、 こちらは実は有毒 ![]() ちなみにもらったゴクノユとツヅラフジとでは種の形状が別物でした。 ツヅラフジの種はアンモナイトの化石にそっくりで面白い形なんですよ^^ ↓ツヅラフジは盆栽など観賞用で売られている様子。 ![]() アオツヅラフジ 2.5号【02P28Sep16】 ふぉ~正式名称を知りたい!! すると程なくして父が正式名称を思い出してくれました。 父:「ゴミシ ![]() ゴミシ… ネットでググってみたらありました。 漢字で「五味子」ですって。ほー。 ↓チョウセン五味子です。実が赤いタイプ。 ![]() 樹木:チョウセンゴミシ(朝鮮五味子) 9cmポット 黒い実は黒五味子とネットにありましたが、説明を読むと五味子と似て非なるものといいますか、似てるけど五味子じゃないようなことも。 日本では「マツブサ(別名ウシブドウ)」が一般的な呼び名っぽいですね。 松ヤニのような香りがあることからこの名前だそうで、父にこれをもらった時に「葉や実に独特の香りがあるんだよ」と説明されたので、ゴクノユ=マツブサに決まり…にします ![]() マツブサも薬効があります。(薬効は五味子と似てるかもです) 父が言うには、地元に近いとある地域ではこの植物の枝をお風呂にそのまま投入するんだそうです。 めっちゃ体が温まるんですって ![]() 五味子の薬効の一つに冷えとりがあるのでマツブサもそうなのかも。 もしかしたらポカポカに体が温まるから「極(極楽)の湯」なのかな ![]() マツブサをググっている時に思い出したのですが、私、小学生の頃幼馴染と湖(富士五湖)の周りで遊んでいた時この実にそっくりな木の実を見つけて摘んで家に持ち帰ったことがあるんです。 山ブドウにしては小さいですし、でも毒だったらヤバいので家族に聞いてみようと思いまして。 その時家に唯一祖母がいたのですが「あれ珍しい!懐かしい!!」と大喜び。 今思えばマツブサだったんですね。 そして去年、イトコと茨城の御岩(おいわ)神社へ行った時のこと。 御岩神社は山そのもの(がびれ山)がご神体で(神社もたくさん建っています)歩くコースがいくつかあるのですが、その道すがら「山ブドウがなってる♪」とケータイで写メを撮りました。 ↓もしやと思って画像を見かえすと・・・ ![]() なんとマツブサだったんですね~~ ![]() ちなみに手を伸ばせば採れる所になっていました。 山すべてがご神体ですので、山にある全ては神様のものということで絶対手を出しては(採っては)いけません。有難く眺めさせていただきました。(これはどこの神社でもそうですが小石一つ持ち帰ってはいけないそうです) 御岩神社に行った後はすぐ締め切りで忙しく、結局ブログにアップしていませんでした。 御岩神社は強烈なパワースポットだそうですよ。 宇宙から見ると光の柱が立っていたそうで、アポロ14号のエドガーミッチェルさんと向井千秋さんが見たそうです。エドガーさんはその後実際訪問してみたとかなんとか。 …なんだか話が長くなってきましたね。 名前のよくわからない黒い実から宇宙まで話が広がるとは私も思いませんでした(笑) 御岩神社、祀られておられる神様や歴史も素晴らしいのでご興味のある方は是非! 手つかずの自然ですので植物好きの方も是非!! ↓マツブサと一緒にアケビももらったよ ![]() ![]() マツブサの小枝はメネデールに挿してみました。 種も蒔いてみます~ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.30 21:54:40
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