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カテゴリ:日記
ワールドカップが終わった。フランス対イタリアの決勝戦、テレビの
前でじっくり観戦したというわけではないが、家のことを色々やりながら 観戦をした。 ジラはフランスを応援していたのだが私はどっちつかず「運動選手の 体ってのはええなー」とエロオヤジならぬエロオババになって観てた 次第(笑)。 結果はイタリアの勝利。うちの近所の大通りでもオープンカーなどの 車から大きなイタリアの国旗を振りながら車が何台も連なった即席 パレードが行われていた(笑)。体全体で喜びを表しているイタリア チームの面々に比べて「負けた」という事実を飲み込もうとしながらも なかなか出来ない様子で呆然としているフランスチームの選手の顔が とても印象的だった。 勝負ごとには勝ち負けがつきもの。勝利を目指して練習なり訓練を積む。 数年前に子供に順位をつけるのは悪だということで、日本の小学校や 幼稚園の運動会のかけっこなどで順位をつけず皆で手をつないで ゴールをしている学校(園)があると聞いたことがあるけど、私の リアクションは「???」だった。 運動会のかけっこなどには勝ち負けがあるのが当然。長い人生の中で 勝負に負けることもあるし、挫折感を味わうこともある、良いこと ばかりではない、それが人生。それを子供にしっかりと教えることは 大切なことだと思う、臭いものには蓋をしろ的に子供達からそれを 隠すことは一時的なことで隠し続けることは到底無理な話。それだったら ちゃんと周りの大人が子供達にそれなりの心の準備させていくのが 本当の意味での教育、育児なのではないだろうか。 ある能力において自分の上にまだ優れている人がいることもあると 知ることは決して悪いことではない。またルーズベルト米元大統領の 有名なスピーチ(下記参照)にあるように勝っても負けても結果を 恐れず挑戦したこと、そして自分の力を出し切ったかどうかが重要 そして何よりも結果関係無しにその子供を親なり周りのオトナが無償の 愛でつつみこんであげることが一番大切だと私は思う。 "If he fails, at least he fails while daring greatly, so that his place shall never be with those cold and timid souls who knew neither victory nor defeat" (簡単な訳:「たとえ彼が失敗しても彼は勇敢な気持ちをもち失敗した、 勝利も敗北のどちらも知らない冷たく臆病な精神を持つ輩とは比べモンに ならん」) 少なくとも私はそうやって生きてきて苦い経験をしてもその経験から 「何か(良いこと)」を学んできたから。そしてそれを乗り越えて これたのは家族なり周りの多大な愛とサポートがあったから。 ワールドカップから話がすっかりそれてしまいましたが、フランス チームの選手達の呆然とした顔を見てそんなことをフツフツと考えた 昨日の私です(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年07月11日 14時47分35秒
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