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テーマ:純粋バカ一代(1051)
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【10】
後日、休憩時間は俺とお局様のお話の時間になっていった。周りも「治してやれ」とまるで俺が専門家のような扱いだった。 さて、お局様のような人は、自分で自分が嫌いなんじゃないかと思った。だから、好きになるためにか、自分に嫌気がさしてか、依存症になるんだろうと見ていた。 だが、50歳を過ぎた人に「自分で自分を好きになりなさい」と言ったところで、無理だろう。だから「殺される」と感じるような荒療治が必要だったように感じた。 問題は、その後だ。どうケアしていくかで、あらぬ方向へ飛んでしまうかもしれない。本当は心理専門家でないと無理だろうな。 でも、俺がご指名いただいたので、恐る恐るではあるけれど、治るという確信もないまま、やってみることにした。 まず、質問と答えだろうとは感じていた。カウンセリング術など知らなかったが… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.19 18:03:25
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