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カテゴリ:音楽
クルセイダーズ来日公演最終日の10月11日、ブルーノート東京に行った。クルセイ
ダーズに惚れ込んでいる友人からCDを聴かせてもらって以来、少なからず関心を 持っていたが、まさか来日するとは・・・! 長らく休眠状態だった彼らが復活しニューアルバムをリリースしたのは昨年のこと だった。クルセイダーズについて私はそんなに詳しくは知らないが、資料によると ジョー・サンプルらが学生時代に前身バンドのスィング・スターズを結成したのは50年 代初め。61年にジャズ・クルセイダーズとしてデビュー。70年代にはクルセイダーズ と改名し、クロス・オーバー&フュージョンのトップスターとなった。 79年からはランディー・クロフォードを始めとして、BBキング、ナンシー・ウィル ソン、ジョー・コッカーなど一流ボーカリストを迎えてボーカルソングにも取り組 み、さらに人気を博していった。しかし、91年以降はメンバー個別の活動が増え、グループと しては休眠状態となっていた。 昨年の10年ぶりのグループ復活はまさに奇跡だった。しかも来日は15年ぶり。ファ ンは連続で起こった奇跡に歓喜の涙を流したに違いない。その証拠に、ブルーノート 東京の来日公演の熱気にはただならぬものがあった。このような神聖な場に、私のよ うなにわかファンが参加しても良いのだろうか?と最初は躊躇した・・・。しかし、ラ イブが始まるとそんな気持ちは吹っ飛んでしまった。 とにかくご機嫌で楽しい。クルセイダーズの音楽はそんな音楽だった。会場の熱気 も相まって、とにかく興奮、感動、快感・・・この場にいられて良かった~~!と感じ させてもらえた。席もステージのすぐ側だったので、ジョー・サンプルさんと3回も 握手するという幸運も味わってしまった。 海外一流アーティストの来日公演というと、たいていはアリーナ級の会場がほとん どで、こんなふうに間近でアーティストと触れ合える機会などまったくない。しかし 今回は数メートルしか離れていない場所で演奏をしているのだ。演奏の素晴らしさが 空気と熱気でじかに伝わってくるのがたまらない感じだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.21 20:12:15
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