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テーマ:ニュース(99628)
カテゴリ:事件
私の先日の日記イジメ自殺事件の裁判を傍聴して・・・ の、いじめと学校の対応についての詳しい説明を行いたいと思います。
以下の文章はこちらからの一部転載です。 ぜひ、こちらのサイトのほうの記事もお読みになってから、皆様ご自身が判断してください。 ↓ 高山裕太君に関するホームページ 丸子実業高校生 いじめ 自殺事件 …加害者側は、自殺した子の母親も追い詰めている。 ●裕太君の事件が詳しく載っているブログhttp://blog.livedoor.jp/yutatakayama/ ●事件の経緯・遺書の詳細 ≪子どもに関する事件・事故【事例】≫ http://www.jca.apc.org/praca/takeda/number3/051206.htm 長野県立丸子実業高校(現在丸子修学館高校)のバレーボール部に所属していた、高山裕太君当時16 歳が2005年12月6日、彼は自ら命を絶ちました。 裕太君は中学生の頃から喉の病気の”嗄声”(かすれ声)でうまく話すことができず、そのため高校に入ってからバレー部の先輩から、からかわれるなどのいじめを受けていました。声の物まねなどをされて、死ぬほど嫌だったとノートに書いた手紙や遺書がいくつもあります。先輩からハンガーで思い切り殴られる暴力も受けていました。 しかし裕太君と裕太君のお母さんは、担任やバレー部の顧問や部員やその父母や教育委員会、校長らからいじめを隠蔽するために3 ケ月にもわたって嫌がらせをされました。そんな中裕太君はうつ病になり、自殺をしました。 そして裕太君の死後からいままでも学校やバレー部関係者から誠意ある対応はありません。 ◇自殺者の遺族を加害者側が訴えるという、日本で初めての“異例”な訴訟が起きている ●2006 年3 月 長野県は事実の調査もせずに、いじめも暴力もなかったと教育委員がマスコミに発表し、裕太君の母親にも同じ回答文が送られてきました 。 ●2006 年4 月 裕太君のお母さんはいじめの事実、学校の対応を明かにするために教育委員会や、学校、校長らを相手に民事訴訟を起しました。 ●2006 年5 月 バレー部員5名は暴行罪で、校長を殺人罪と名誉毀損罪で告訴した両事件とも検察庁に書類送付されました。 ●2006 年10 月30 日 バレー部の顧問とバレー部員のいじめや暴力をしていた生徒を含む30 名が、裕太君の お母さんが朝ズバッ!、とくダネ、スッキリのテレビの取材に応じ証拠(裕太君の遺書やノート)を提示した事、裕太君の自殺直後に新聞、テレビで自殺のニュースが流れた、などが名誉毀損になるといい、裕太君のお母さんを相手に3000万円を要求する民事訴訟を起こしました。 加害者側が勝訴するようなことがあれば、この高校生達は「遊びで人をいじめて死なせてもいい。事実を揉み消して相手を加害者にしてしまえばいい。」という認識を植えつけら れます。また、いじめで人を死なせることを社会が認めたことになります。この点で、丸 子実業高校いじめ自殺事件の裁判には大きな意味があります。 私たちは、絶対いじめを許さない!! 署名により、この意志を示しましょう。 ************************************************************************************ 高見澤法律事務所 (ファックスまたは郵送で署名用紙をお送り下さい) Fax 03-5318-3573 〒164-0002 東京都中野区上高田1-39-16 リモージュマンション208 ************************************************************************************ * 高見澤法律事務所へ事件に関する意見書等も送りくだされれば幸です。皆様の思いを裁判所に届けて貰えます。 * mixi 内に、【高山裕太君を支援する会】を設立しましたhttp://mixi.jp/view_community.pl?id=1784472 (裕太君のご家族を私たちと一緒にご支援してくださる方の入会もお待ちしております) ◇◇◇ ご協力ありがとうございました ◇◇◇ 以上が事件の経緯です。 記者会見で学校長は、「いじめはなかった。自殺の原因はいじめではない」との内容の発言をしています。 しかし、加害生徒が訴訟を起こしてから、加害生徒自身が書いた「謝罪文」が出てきたのです。そこには、裕太君にひどいことをして申し訳ありませんというい切々としたお詫びの言葉が書かれていました。 ところが、この謝罪文は学校側が本人から受け取ったあと、裕太君に渡されること無く、学校側が保管していたそうです。 なぜ、裕太君に渡さなかったのか疑問です。 そして、この謝罪文がなぜ、今になって出てきたか? もちろん、意図は誰の眼にも明らかです。 加害生徒に、裕太君を自殺に追い込むまでの悪意が無かったことを証明したいためです。 内容を読むと、本当に友達同士の喧嘩に過ぎないことを、ごめんね、と言っている感じです。イジメではなく単なる喧嘩程度の出来事だった・・・・そんな印象を受けます。 もちろん、この謝罪文が、もし自殺する前に裕太君に渡されていたら・・・・ 裕太君は、自分をからかい、そして殴った先輩を許し、仲良く一緒に部活を続けることができたに違いないと、私は残念に思いました。 ところが、学校側はどういう意図があったのか、この謝罪文を秘密裏に隠しました。 なぜ???? それは、私の推測ですが(多くの人はそう推測すると思いますが)、このバレー部は、全国でもトップクラスの強豪チームであり、こうしたいじめの事実が公になってしまっては困る・・・という計らいが働いたのではないでしょうか? この謝罪文(以前はサイトに掲載されていましたが・・・)を読むと、本当に加害生徒の心からのお詫びの気持ちが伝わってきます。 これを読めば、裕太君は死なないですんだに違いない、とまで私は思いました。 一番罪が重いのは、これを隠した校長ではないか? もつれた糸をほぐそうとせず、裕太君を切り捨てたのです。 そして、裕太君は不登校・・・自殺、最悪の道を選ぶことになりました。 なぜもっと、真摯な気持ちで1人の少年の心を救っていこうとする大人が、1人も現れなかったのでしょうか? このお詫び文を書いたところまでは、加害生徒の罪も軽かったと思います。 軽率な行動で、友人を傷つけてしまった。。。ここまでは誰にでも一度や二度はあることです。私だって、配慮の無い言動で友人をを傷つけてしまったことがあります。 だから、そのことはちゃんと謝ればいいんだと思います。 しかし、そのあとがいけません・・・・・逆訴訟 原告には加害生徒の名前があります。 自分のしたことを正当化するために裁判を起こす高校生・・・・・恐ろしいです。 こんな子どもが一体どういう大人になるのか・・・・怖い時代になりましたね。 いや、でも、逆訴訟が本人の意思かどうかはわかりません。 周囲の動きの中から、逆訴訟の原告とならざるを得ない状況に追い込まれた・・・・善意に考えれば、そう解釈できます。 加害生徒もまた被害者なのかもしれません。 周囲の心無い大人達の汚い陰謀による被害者・・・・・かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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