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6月26日、2チャンネル発ACT311JAPANで呼び掛けた脱原発デモに参加して来ました。 特定の集団に属しているわけではないが、福島原発事故を受け、このまま原発に頼っていることへ疑問を感じたり、子ども達を放射能から守りたい、と考える個人が自然発生的に集まった活動だ。 昨日の日記に書いたが、私はツイッターで知って参加しました。 銀座一丁目辺りから、東電前を通って、日比谷公園までの約40分の行進。 解散地点の日比谷公園では、また別のグループが小さな原発論議集会を呼び掛けていて、こちらの方にも参加して来ました。 原発事故以来、放射能の危険は東京にも押し寄せて、無関心ではいられなくなった人達が、何かしようと集まって来ていました。 個々の力は小さいけれど、いつか大きな波となって日本の原発を一つ残らず廃炉に追い込みたい。 子ども達に安全な祖国を残すためにも、気付いた人から立ち上がらなくては! 子ども達の未来を守りたい。 その時の映像がアップされています。 ●デモに参加して思ったこと 福島原発が爆発して、日本各地に放射能が撒き散らされて3ヶ月以上が経ちました。そして、事故は未だ、収束の目途も立たず、毎日が危険な綱渡りのような状態です。 マイミクさんのつぶやきでは、昨日もまた原発から白い煙があがっていたそうです。そういうニュースはなぜかTVで報道されません。 世間ではもう、多くの人が今の状況に慣れてしまって、放射能に対しても政府発表の安全論を信じて、安心してしまっている人が多いのかもしれません。 しかし、未だに止まらない放射能、子ども達の将来の健康への不安、そうした現実を抱えながら、「このままではいけない、何かしなくちゃ」という人達が少なからずいます。 この日のデモに来ていた人達はそういう人達でした。 原発に不安は感じているけれど何をしたら良いのか、とりあえず何かしなくちゃ・・・そういう普通の市民が集まっていました。 中には、子ども連れの家族もいました。 世田谷で子ども達を放射能から守る活動をしているお母さんも来ていました。 福島の子どもを守る活動を支援している東京在住のお母さんも来ていました。 いろんな人の思いが、銀座から日比谷までの道程に響いていました。 これで何が変わるのか分かりませんが、少なくとも声をあげていくことが大切だな、と思いました。 私も、今回の事故以来、原発のこと、放射能のことなどに付いて書かれた専門家の文書をたくさん読み、ある程度のことが分かってきました。 政府が設定した放射能被曝の安全基準は、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準に従ったものですが、アメリカの核開発に携わってきたゴフマン博士によれば、「ICRPは放射線被曝の影響を過小評価し過ぎている」とのことです。 核開発のの最前線に立っていた人の指摘は、おそらくかなり的確なものであろうと、私は考えます。 その甘過ぎる基準を基にして設定された、年間20ミリシーベルトの被曝は許容範囲とする政府の基準は、福島の5年後を地獄に突き落とすのではないでしょうか? ツイッターでは、「チェルノブイリでは強制避難レベルの地域に、福島では未だに人が住んでいる」と世界では驚きの眼で日本を見ているそうです。 それは、死ぬと分かっていて突っ込んでくる特攻隊の姿を思い出させたかもしれません。 実際福島では、本来なら避難しなくてはならないはずの高い線量の地域で、子どもが暮らしています。 ゴフマン博士の資料を見ると、10歳以下の子どもの放射能感受性は、50歳以上の大人の1万倍以上になっています。 国が言う「20ミリシーベルト以下の被曝なら健康に影響はない」というのは、大人は大丈夫ですよって話です。 50歳以上ならたぶん、20ミリシーべルトはたいした影響がないのかもしれません。 でも、子どもはどうでしょうか? それとやはり、内部被曝の危険性を指摘する声が気になります。 放射線被曝は、放射線を発している物質から離れれば離れるほど影響は少なくなるといわれていますが、その物質が自分の体内に入ったら、至近距離で放射線を受け続けることになります。 1ミリシーベルトの内部被曝は、人の体のすべての細胞に1つずつの傷をつけるそうです。20ミリシーベルトは20個の傷です。 人間には、傷付けられた細胞を修復する治癒力がありますが、傷が大き過ぎると修復が追い付かず、傷付いた状態の細胞はやがてガンに変化していく・・・ということです。 自然治癒力には個人差があります。ですから、同じ被曝量でもガンになる人ならない人がいます。一律に設定された安全値が自分にとっての安全値とは限りません。 また、現在のレベルの放射能による年間積算被曝量は、レントゲン、飛行機の搭乗等による被曝より小さいとか、発ガンリスクは喫煙より少ないとか言われていますが、レントゲンや飛行機搭乗、喫煙等は、すべて自分で選択可能なリスクです。嫌ならしなくても済むんです。 でも、放射能は自分で選べません。強制的に被曝させられるんです。 「放射能が嫌ならどこか外国へでも避難すればいい」という人は、きっとお金持ちなのでしょう。 普通の人間はそんなにお金が無いし仕事が無ければ生活できません。だから、福島で逃げたくても逃げられない人達が、被曝に怯えながら暮らしているのです。 東電の清水元社長は5億円の退職金を得て、大阪に引っ越したそうです。多くの人を被曝させておいて、自分だけ安全な所に逃げて行ったこの男に、いつか神様が罰を与えることを願っています。 何だか支離滅裂な文章になってしまいました。うまくまとまりません。 何をどうまとめれば良いのかわかりませんが、思いつくままに書きなぐってみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.30 02:16:55
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