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宮城県の気仙沼方面にボランティアに行って来ました。
震災直後から現地で活動していたボランティア団体主催のツアーで、7月29日深夜発、31日夜帰着でした。 出発当日の29日は、地域の盆踊りと重なってしまい、今年自治会役員を引き受けている私は、夕方から夜9時近くまで盆踊りに参加。 雨のため幸いにも盆踊りが予定より早めに終了したので、家に帰り急いでご飯を食べてお風呂に入ってから、深夜初のボランティアバスに乗り込みました。 夜行の長距離バスというのは、10年位前ライブ遠征の帰りに乗った以来ですが、寝るには座席が狭くてリクライニングもイマイチで、やっぱりあまり寝れませんでした。 睡眠不足で大丈夫かな~?と不安もありましたが、とりあえずは現地到着。 作業現場は気仙沼港近辺の観光名所。 津波の被害を受けた観光旅館の敷地内に流れ着いてきた壊れた家屋の撤去作業が私達の仕事でした。 気仙沼港周辺の津波被害を受けた一帯を見ると、大量の瓦礫はかなり撤去され平らな状態の空き地が広がり、家の土台だけ残して、何も無い状態の箇所がたくさんありました。 遠くの方に瓦礫の集積所が山のようにそびえていて、そこではショベルカーが何台も忙しそうに動き回っていました。 港に行く途中の道路脇には二つに折れた電柱が何本も倒れてそのままになっていて、その横に新しい電柱が建っていました。 満潮になると今も海水が道路にまであふれてきて、私達が帰る頃にも道は水浸しになっていました。 港に面した表通りはほぼ全滅でしたが、少し離れた裏通りは何事もなかったかのように普通にお店が営業していました。 また同じ一角でも、津波の通り道から外れていた家は無傷のままで、普通に人が暮らしていました。 道路を挟んで反対側の建物はほぼ全壊半壊状態だというのに・・・・。 いったい何が明暗を分けたのだろう?と思いました。 とりあえず、震災処理と復興に向けての動きは現在進行形です。 さて、今回のボランティアの参加メンバーは約30人。 20代から50代までのさまざまな年齢層で男女比率約半々。 若いカップルや家族での参加もいましたが、私のような1人参加も結構いました。 男性陣が壊れた家屋の解体をして、私達女性陣は主に一輪トロッコで瓦礫を運んだり、ぼうぼうに伸びた草を刈って運搬用のトラックの通り道を作りました。 壊れた屋根と家の土台部分がそれぞれ二つにちぎれ分解した状態であちらこちらにある状態で、最初はこんなにたくさんの瓦礫の山をどうやったら片付けられるんだろう、今日中にはとても無理だろう・・・などと思っていましたが、皆でがんばったら何と午前中の約3時間ですべての瓦礫が片付いてしまいました。 それにしても、大勢の力ってすごいですね。 何だかものすごい達成感 いや~イイ汗かいたぁ~~~という爽快感もありました。 しかし作業はバリバリ肉体労働系でした。 ・・・が、幸いにも想定外に涼しかったので、思っていたよりはラクでした。 それでも、服の中を汗が伝うのが感じられるほど汗をかいての作業でした。 でも、みんなで声を掛け合って、助け合いながら、結構楽しくやりました。 夢中で働いたので、時間の長さとか体の疲れとかはほとんど感じず、昼食をはさんでの約6時間の作業があっという間に終わりました。 これで第1部は終わり。 次はボランティア終了後の涙あり笑いあり?のドタバタ道中劇です。。。。けっこう面白いので、こちらもぜひ読んでね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.01 18:11:52
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