頑張っている人が居る一方で
そういえば、原子力保安院の職員が全て、原発から退去して県庁に避難していたとか。安全を監督する”経済産業省傘下の”組織の職員が、です。官公庁ですよ?歴とした。確かに電力会社って特殊かもしれませんが、東京電力はあくまでも株式会社の民間企業。その民間企業の職員、つまり”民間人”が必死にくらいついているのに、国を守り維持する為に存在するはずの”官公庁”の組織職員が逃げた。これ、どういう事?そして病院。高齢者の患者を置き去りにして、医師職員が退避。患者を捨てて、医者や看護婦が逃走ってこと。こで、どういう事??健康体で自力で逃げられるんならいいですけどね。動けない患者放り出して自分だけ逃げる医療関係者って、何?そりゃ、誰しも自分の命は守りたいし、自己犠牲は尊いかもしれないけれど、それを強制なんて出来ません。医者なら放射線の危険もよく分かっているでしょうから、余計に怖いかもしれませんね。が、どちらのケースも”やるべき最低限の事”もやっていないんじゃないんでしょうか。そういや、動けない高齢者を抱えた家族に、自分でどうにかしろと言い放った自治体の話もありましたっけ。マスコミの報道が全てではないでしょうし、完全な真実かどうかは分かりませんが。本当だったら、どれもあってはいけない話ではないのでしょうか。避難といえば、40キロ圏内に家族が居る方が「既に40キロ圏ですら食料などの支援が途絶えている。逃げたくてもガソリンがなくて動けない」と言っておられました。政府主導で、自力でなんとかしろではなく、積極的に人々を誘導して避難させるべき時ではないのでしょうか。そういう強制力、徴発力を持つのが国じゃないんでしょうか。つらつらと書いていて思ったのですが、これだけ工業が発達しているのに、無人で建物の中に入って映像を送れるようなロボットみたいなものはないんでしょうかね?被爆の危険を犯してまで、生身の人間が防護服で突撃するよりいいと思うんですが、爆発の危険性とかでもあるんでしょうか。う~ん・・・せめて水位がどうなってるかとか位、映像で確認できれば状況把握の一助にはなると思うんですけど。個人じゃどうにも出来ないし、何も出来ないことが歯がゆいばかりですが、より一層の節電と募金に励もうと思っています。