カテゴリ:オーストラリアでなんじゃこりゃ
習慣、というのも変なのだが、ここにしばらく住んでみて気が付くことがある。
初めての人(日本人)と会うと、まず聞かれるこのセリフ。 「何のビザ持ってるの?」 本当にビザ命!のようなこの国なのだ。的確な(?)ビザを持っていない人は居れない国なのだ。そして皆が皆永住権を狙って、あわよくばこののんびりな国で楽して暮らそうと思っているからして、他人のビザが気になるのだ(と私は思う)。 まず、大半はワーホリ(ワーキングホリデービザ)の若者。 だから、まず見かけがあんまり若くなさそうだと、ワーホリくんではない、と見抜かれる。(ワーホリ適用年齢30歳まで) 次は学生ビザだが、フルタイムで働いているとなるとそれも違う、とバレる。(学生ビザは週に20時間までしか働けない) となると、残るはビジネスビザか永住権。 ビジネスビザとなるとそれなりの会社でそれなりに働いてないと、そうそう簡単に出してもらえるご時世ではない。ま、いまの私の社名をいえば、そこで私が独自に出してもらって働いてるとは誰も思うまい! となると残るは、永住権。 女性で一番ありがちなのは、オーストラリア国籍の人と結婚していること。 でもそれも違う、となり、でもビジネスビザ、というとおのずとパートナーがいる、ということになるわけだ。 ここでは、デ・ファクトという言葉があって、いわゆる『内縁関係』を意味するのだが、それでビザが取れる。一年以上その人と付き合って一緒に生活してます!という証明がされれば、その相手の人のビザが自分も受けられるのだ。ま、これも大変なビザ申請の一つな訳だが。 なので、まあ永住なりビジネスなりのここに滞在するビザがあるということは、それをもっている人と生活しているか(逆の立場もあり)、婚姻関係にある、ということが一目瞭然なわけだね。 ま、もちろん個人の力で永住権をゲットしている人も沢山いるが。 というわけで、私もビジネス・ビザというとおのずと(旦那と同じビザをそのまま給付されてるわけだから)、結婚しているということがわかっちまうわけだ。 うぅむ。始めの一言で、ここまで個人のバックグラウンドが読まれるとは、やっかいな国やのぅ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.23 14:47:46
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