カテゴリ:オーストラリアでなんじゃこりゃ
(・・・いつも古い。)
今日もおうちで一人飲みしつつ、モモちゃんとビデオでショムニ正月版なぞをみていた。 そこへ、突然廊下で掃除機をかけるような大きな音が。時間はそろそろ夜10時、こんな夜遅くに掃除機をかけるか?と思いつつ、すかさずモモが様子を見に玄関へ寄っていく。 なんだ?と思うまもなく、サイレンが鳴り始める。このアパートには、通常の非常サイレンと別に、各戸部屋内にスピーカーがついていて、それがもうブォーブォーと鳴るもんだからかなり臨場感あふれる。でも大概の場合、すぐに、『これはテストです、テストです、外に出ないように』というアナウンスが入る。 今日はずっと鳴っているもんだから、玄関を開け廊下をのぞいてみると。いやぁ、はす向かいのドアから水ががんがん漏れてるじゃん!これって、もしかして、スプリンクラーが作動してる!? そして、他の部屋からも人が何事かと見に出てきた。 だいたい、非常サイレンといえば誤報が多く、皆無視するもんだが、今日は、『これホントかな?なんかにおうよね?』と。 そういわれると、くさいのよ、これが。焦げ臭い。 その後すぐブォーブォーの音に合わせて、『直ちに退去してください、直ちに退去してください』のアナウンス。外には消防車のサイレンの音が近づく。まじかっ!? まず考えたのは、モモ。大きな音が出た瞬間ベッドの下にもぐりこんでいるものだから、そこから引きずり出すのが大変なわけだ。捕まえようと思ってもすぐに逃げてしまう。 「ぎぃ~火事場のバカぢから!」と、無理やりひっ捕まえ引きずり出し、かばんに詰め込む。自分のかばんにパスポート(なぜか?)も放り込み、がばっと外にでる。 いや、これ書くだけだとふつーなんだけど、BGMが♪ブォーブォーエバキュエートイミーディエットリー(直ちに退出)!エバキュエートイミーディエットリー~~♪(楽しくないって)まるで映画エイリアンなみだから。 と廊下には他の部屋の住人も立ち往生。 これ、出たほうがいいかなぁ?、ってあんた、一応そういわれてるんだもん、下降りよう!しかも、くさいって! そして入れ違いざまに、ファイヤーファイターがどどどっとなだれこむ。 さすがにびびった。 連鎖反応でうちもスプリンクラーが反応して、部屋中水浸しになってたらどうしよう! でもモモを無事救出できたことで結構満足。ふふふ(のんびりや) 実際には火が出たわけではなく、スプリンクラーを誤作動してしまい、水がかかった電化製品から煙がでたらしい。 消防車代等も全部負担しないといけないだろうし、あの部屋は大変な損害と思われる。 しかし、この国、消防車だけは来るの早いわ~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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