カテゴリ:レストラン
あるといえばVB(オーストラリアでビールといえばこれでしょといった労働者ビール風情のVictoria Better)、といったパブがあふれる中で、シドニーシティには実は人知れず、地ビールやが結構あるのかもしれない。
ひそやかにその名もブティック・ビア・カフェ’、と銘打ったオリジナルビア・レストランがこんなところにあった。 REDOAK 。 今年度のオーストラリアビールアワードで18個も賞をとったと記されている。 たしかに、がぼがぼ飲みまくるオーストラリアらしくない繊細な種類と説明。それを語るスタッフもサービスがよく、非常に行き届いているのも珍しく好感。 実は毎度言ってるが私はあまりビール党じゃないから、一杯種類があろうとそんなには飲みたくない。しかし今回はお付き合いもあったので、せっかくだからいろんな種類をちょっとづつテイストできるお試しプレートをそれぞれ頼んでみる。 その前に全部のビールの種類の説明をしてくれる。 ああ、これはワインと同じ、食事とあわせることのできるビールやさんなのだ。 食前酒から始まって、白、赤、デザート、というパターンと同様、軽いスパークの利いた食前ビールから、ペール、ピルスナー、スタウト、と濃くなっていき、最後はなんとビターチョコレートのテイストの利いたビールまである。 食前酒でオーダーしてみた、ブランボワーズ・フロメント。まさにロゼ・スパークリングのような甘い軽い味わい。ほんの少しだけ後味に苦味がはしるのがビールと思える唯一の感じで、ビール嫌いの人でも飲めるかも。 そのあとは、シーフードプレートか、ミートプレートかによって、軽めと重めの異なるテイスティングビールが4種類ずつついていた。食事そのものは可もなく不可もなくではあったけど、こぎれいで感じがよく、なかなか楽しいビール経験だった。 が、ビールやさんにいってもやっぱり頼んでしまうワイン、これがまたおいしいワインの発見につながった。最後に1つシーフードを頼んだのにあわせて試してみた、WA(西オーストラリア)のBeckette'sというブティックワイナリーのVerdelho、非常においしくちょっとラッキー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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