カテゴリ:オーストラリアでなんじゃこりゃ
・・・・本当に疲れる、この国。
イージーでのんびりで、大らかなはずのこの国で、なにゆえこんなに疲れなきゃならん? ・・・そりゃ皆いい加減だからだ! 特に物事にパンクチュアルでプロフェッショナルで、何事もきっちりしてる日本人(といわせてもらおう)としては、とてもじゃないがメンタマひんむくような信じられないことが日常茶飯事なのだ。たまらん(TT) 1,2ヶ月前から半年ほどの長期タームで、アパートに工事がはいっている。多すぎる火事の誤報防止のせいか、全館に火災装置を内臓する(壁ぶちぬいたりする)という、おおがかりなもの。ゆえに、順番が回ってきたユニットは毎日朝8時(!なんでこーゆーとこだけ早いのか非常に理解に苦しむ)から夕方5時まで鍵を渡して、部屋を出ろという。しかも、その工事は3-4日間も続くという。 今週ついにその順番がまわってきた。まったくの赤の他人が家の中に入り込むのに、その家の者が一切いてはいけないというのはちょっと信じがたい認識。金目のものはそうそうないが、やっぱりなくなったりする可能性がなきにしもあらずだから目に付くものは持ち出したいし、それだけでも疲れるが、うちの問題の種はモモ。またこの子をどうするかでひと悩み。 不幸中の幸いで、同じアパート内にダンナの同僚さんが住んでいた。頼みこんでそんな早朝から彼の部屋に置いてもらう。心配だから昼は見に帰り、夕方引き取りに行く。それが毎日続く。朝6時には起きて、自分たちの準備して8時前にはカギを渡しいってモモをカバンに入れて移動。 こんなのが数日続くと、さすが小指の先ほどしかない脳みそのモモちんでも、朝ビクツクようになる。私たちがワサワサしだすと隠れて出てこなくなる。えらいもんだ!?・・・というかこういうの、トラウマになるんだよ~ぅ。連れ出すのにも一苦労。 人間も気疲れする。 まあそれらもクリアするとしよう。忍耐と規則に強い日本人だもの(!?) しょっぱな、初日に家に帰ってみると、壁、天井のいたるところに穴があけられている。ふぅん、こういう工事してるわけ。部屋もところどころホコリだらけ。ちっ。ふと気づく。 「あれ?掃除機のホースがない!」 掃除機は本体からホースをはずして同じところにしまってある。 そのホースだけが影も形も見当たらない。 ・・・ほらやられたぁ!っていうか、なんでホースだけなくなるか? 翌日すぐにレポート、それもいろいろたらいまわし。「じゃ、さがしとくわぁ」みたいな。こういうのはほっておくとあくまでもシラをきられるこの国だから、嫌がられるほどしつこくするのが正道。 ダンナに絶対絶対探して返してくれと担当者に電話するようにキツク言い渡す。もう最近私はこういうのしんどくて嫌なのだ。 で、家にかえってみたら、どうでしょう。 ぽつねんと置かれているホース。・・・・・「なんだこれ@@」 ついつい一人でも声がでるってもんだ。全く見ず知らずの古臭いホースが置いてある。「これ、うちのじゃありませんからっ!残念!」(しつこいけどいいたくなる) そこいらへんのお笑いより笑えます、実際。 やり返す。翌朝ホースの上にメモを置く。 「これはうちのホースじゃありません。これはもってかえって、我が家の掃除機のホースを持ってくるようにお願いします!どうも!」 果たして夕方家に戻ると、 「ソーリーアバウトザット!ほら、あんたんちの掃除機のホースだよ!どうも!」というメモ返し。どこにもちだしてたわけ? なんだったの、いったいねえ、なんなの? もうこういうの、本当に疲れて疲れていやなんですけど!! どうせだったらなくなって、新しい掃除機買ってもらいたかったよ。 帰宅したダンナに、「ザ・ホース・イズ・バック!」というと、うれしそうに「またネタができたね、ね!」 笑い事じゃね~よ。 ・・・でもって、4日じゃ工事終わりませんから! まだまだ続くらしいですから!残念~~>< あああ・・・・・もういや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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