デンマーク・ロイヤル・バレエ『ラ・シルフィード』
Royal Danish Ballet "La Sylphide"
出演:リス・イェッペセン(シルフィード)
ニコライ・ヒュッベ(ジェイムズ)
デンマーク・ロイヤル・バレエ
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
音楽:ヘルマン・レーヴェンスキョル
収録:1988年コペンハーゲン王立劇場
約1時間5分
2005年5月 クラシカジャパンで放送。
現在ハンブルク・バレエ団在籍のダンサー、ロイド・リギンズ、デンマーク王立バレエ団(Royal Danish Ballet)「ラ・シルフィード」に出ています。
金髪で芥子色の上着を着て、第1幕の結婚のお祝いのソリストとして出ています。
クレジットを見て気づきました。
だって踊ってる時間少ないのです。
顔のアップもないし。今のような強烈な個性はまったく見受けられません。
ソロのダンスの後の群舞ではずっとジェームズの下手の先頭で踊っています。
リギンズは1969年生まれで、1989年、20歳頃にデンマーク王立バレエ団のプリンシパルになっています。これは88年収録なのでプリンシパルになる前ですね。
1991年に現在同じくハンブルクバレエ団在籍のニウルカ・モレドと結婚、1995年にハンブルク・バレエに移籍。現在に至っています。
同じくクラシカで放送中の、ロイヤルデーニッシュの「ナポリ」は収録が86年なので、リギンズが同バレエ団に入団したのが87年なので出てないみたいですね。
このブルノンヴィル版、すごく良いです。今まで見た「ラ・シルフィード」の中では一番良かったです。なにしろ演劇的です。芝居がうまい。ストーリーが納得できます。ここまでジェームズは傲慢に演じないと、なぜ最後にああなるのか腑に落ちませんもの。
音楽もいいです。ドラマチックです。ラコット版はやはり音楽がこれと違うので…。なんか思いいれできません。
しかし時間が1時間しかないんです。マシュー・ボーンの「愛と幻想~」どうするんでしょう。音楽が1時間しかなくて、上演時間はどうなるんでしょう。気になるところです。
Royal Danish Ballet
http://www.kgl-teater.dk/dkt2002uk/ballet/frame.htm
Lloyd Riggins
http://www.hamburgballett.de/e/bio/riggins.htm
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最終更新日
2005年05月08日 14時29分35秒
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