私ってほんとバカ。
きょうプリセツカヤのアロンソ版「カルメン」が届いた。
今見終わった。
調べていたら、知ってしまったのだ。なんと今月、シアターテレビジョンでアロンソ版カルメン、放映中ではないか。(違うヴァージョンなんだけど)
http://www.theatertv.co.jp/theater_0505/main_mon.html
すごい脱力~
先走りすぎる自分に猛省。
私が購入したのはプリセツカヤ、フェジェーチェフ、ラドチェンコ版。
結論から言えば、ほんとに申し訳ないのだが、見なけりゃよかった~
生舞台のほうが100倍いいです。
振付が違う部分がある。
「アルカラの竜騎兵」のホセとツニガのデュエットはカットされていた。
カルメンとホセの「花の歌」のパドドゥ。まったく振付が違う。超絶技巧リフトがゼロなのだ。なぜ? フィルムヴァージョンだけ違うのか。
そのほかはだいたい振付は同じだが、踊りが違う~
フェジェーチェフのホセはいかにも田舎もので朴訥な男。いかにもドン・ホセの正しいキャラクター。首藤さんやムッルのような、ため息が出るようなスレンダーな、触ったら切れて血がほとばしるような、繊細なホセとは違うタイプ。
ホセのソロが、生舞台のほうが100万倍よかった。(ほんとにごめんなさい。)
カルメンのハバネラのソロも細かいパが2回転が1回転だったりしている。
舞台の素晴らしい感動をデフォルトとして胸に秘めておくのが一番いいのですね。
ラドチェンコのエスカミリオはめっちゃよかったです。ああ、この変な(変わった)振付はこういうことだったのか、と納得できる。あの振付はエスカミリオの性格さえも表しているものなのだ。
ラドチェンコはスタイルよし、ダンスよし。魅力的でエスカミリオそのものでした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月08日 20時14分01秒
もっと見る