庄内発　美味しい生活日記

[庄内の歴史・文化・芸術] カテゴリの記事

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  立派な俵

  道の駅しょうないに飾ってある立派な俵。五穀豊穣の願いを込めて…。ふと我に返ると、稲作地帯でもこんな立派なものを作れる人、ほとんどいなくなってるんじゃ。。。普通の農家のおじいちゃんらしいですが、毎年藁でこういうものを作っているらしいです。米の国内需要は毎年減り続けていて、ここ庄内でも約60％しか主食用としての米は生産できなくなっている。今後もますます米の需要は減り続けるだろうけれども、それとともにこうした文化も廃れていくのかと思うと寂しい気がします。都会の人にもっと東北の美味しいコメを食べてほしいですね。

  2017.07.01

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• 道の傍の六地蔵

  がきおさん、お祖母さまは、こんな歌も歌ってはいませんでしたか？「すんずめすんずめ…」の歌もそうですが、だいたいは、布団に入ってから寝付くまでの間に歌ってもらったものなので、祖母の体温とともに幼少時の記憶の中にあって、忘れがたいものがあります。みぢのはだのろぐじんぞ（道の傍の六地蔵）鼠いあだまかじらいで（鼠に頭をかじられて）鼠ごそじんぞうよ（鼠こそ地蔵だ）鼠ごそじんぞうよ（鼠こそ地蔵だ）鼠じんぞうだば　なしてねごい食わいる（鼠が地蔵ならなぜ猫に食べられる）ねごごそじんぞうよ（猫こそ地蔵だ）ねごごそじんぞうよ（猫こそ地蔵だ）ねごじんぞうだば　なして犬いぼわいる（猫が地蔵ならなぜ犬に追われる）犬ごそじんぞうよ（犬こそ地蔵だ）犬ごそじんぞうよ（犬こそ地蔵だ）犬じんぞうだば　なして人い飼わいる（犬が地蔵ならなぜ人に飼われる）人ごそじんぞうよ（人こそ地蔵だ）人ごそじんぞうよ（人こそ地蔵だ）人じんぞうだば　なしてじんぞう拝む（人が地蔵ならなぜ地蔵を拝む）じんぞうごそじんぞうよじんぞうごそじんぞうよ大正生まれの我々の祖母たちが、またその祖母たちから聞いたものとすれば、多分江戸時代から歌い継がれたものではないかと思われます。明治以前は、今以上に生活の中に仏教の影響が強く入り込んでいましたし、地蔵信仰なども盛んでしたので、こういう歌が歌われていたというのはなんとなく想像できますね。もう2曲ほどこういう曲を知っているので、またブログに載せたいと思います。このたびは、御愁傷様でした。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.12.21

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  黄金堂のお祭り

  庄内三十三観音札所の第一番札所である羽黒山の正善院の黄金堂のお祭りの日です。本尊は聖観世音菩薩です。そもそも、羽黒山は明治になる前までは、神仏習合の山で、聖観世音菩薩が本地仏だったわけです。だから、今の神社しかない羽黒山の形は、最近になってああいう形になったわけで。江戸時代までは、仏教の方が強かったのが、廃仏毀釈で山内の18坊内15坊が廃棄となり取り壊されたとされている。（ウィキペディアの受け売りで~す）とにかく、すごい文化の破壊が行われたわけで、全部そのまま残っていたら、それこそ世界遺産になれたかもね。ってなところだったわけです。残念至極。その羽黒山の仏教の生き残りが正善院、荒沢寺、金剛樹院なんですね。で、聖観世音菩薩の縁日が18日なので、18日にお祭りがあるんです。ついでに言うと、うちが代々参加している医王山十八講も、羽黒山の本地仏である聖観世音菩薩の縁日である18日にちなんで、「十八講」という名が付いているんですが、今は明治の廃仏毀釈の影響か、神道の祝詞だけを上げています。掛け軸は祭神である羽黒大権現稲倉魂命が描いてある掛け軸と、観音様の掛け軸の二つがあって両方かけて行事をしていますけどね。そんなこんなで、細々と昔の神仏習合の形態をうかがわせるようなものも羽黒には残っているんですよ。露店もちょっと出ます。昔はもっとにぎわったそうですけどね。さみしくなりました。あん玉屋さんが来るので、私は毎年買いに行っています（汗）今年はいつも買っているのと違う方のお店で買いました。そしたら、あんこにかなり塩がきいていて美味しかった(笑)塩スイーツみたいだったよ。夕方からは、黄金堂で護摩をたくんですが、そちらにはまだ行ったことがありません。行ってもお堂の中は撮影禁止なんでブログにはアップできませんけどね。是非参加してみたいと思っています。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.09.19

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• 黄金堂

  今日は内祝いを発送しに、手向の郵便局まで歩いて行った。運動不足なのでね。帰り、重要文化財の黄金堂に寄ってみた。お堂が開いていたのでね。18日は黄金堂のお祭だし。今年は、庄内三十三観音霊場の三百年記念御開帳の年だからか、首番の正善院荒沢寺の黄金堂には例年以上に頻繁に参拝客が訪れています。しょっちゅう観光バスが停まっているもんね。正直、羽黒山の五重塔や神社の方に行って、黄金堂をご覧にならないで帰ってしまう観光客も多いのではないかと思いますが、是非黄金堂の中を見ていってほしいですね。じゃないと、羽黒に来た意味ないですからね！！お客さんが多いからか、参道の上り、下りが分けられていたり、ちょっといつもと違う雰囲気になっています。ここの副住職さんの下のお子さんが、ウチの上の子と同年でしかも一カ月違いなので、育児の話などで盛り上がり…。上のお子さんのトイレトレーニングの様子などを聞かせて頂いて、自分も決意を新たにしたところです！すみませんね。せっかくの重文に来て、トイレトレーニングの話だけして帰るのってあたしくらいだろうね…。うちからは超近所なもんでね。でも、ちゃんとありがたい観音様は拝ませていただきましたです！人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.09.16

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  鶴岡まちなかキネマ

  やっとこさ鶴岡まちなかキネマに行けました～汗産休に入ってから、里帰り準備やら何やらがとんと進まず、毎日保育園の送迎もあるので結局1日でやれることは限られており、やっと今日行けました。左側に見える赤い看板がヒラボク食堂です。中は、古い建物を活用して作ったというだけあって、木をふんだんに使った、落ち着いた感じの館内です。シネコンのようなうるささがなくて、好みです。ファストフードコーナーもしっかりあります。アイスクリーム美味しそうでした。今観に行くと、まちきねポイント倶楽部に無料で入会できますので、そのうち行こうと思っている方はお早めに。子どもがいなかった時代なら、5,000円とか10,000円とか出す会員になっても良かったけど、ちょっと今はね～。もう当分観に行けないですからね。今日は、「花のあと」を観ました。「座頭市」は妊婦には刺激が強いかと思い…。でも、予告編見たらすごく見たくなった。また観に行っちゃおうかな。でも、妊婦に映画はあまり良くない。2時間くらいトイレに行けないでしょ？というか行けばいいのかもしれないけど、もったいなくて行けないし（苦笑）トイレに2時間も行かないのは、妊婦には良くないのよね。浮腫みの原因になるよね。今日も、ちょっと途中やばかったもん。行きたくなって。で、禁断の外食！ヒラボク食堂。ヒレカツ定食。1,300円。ちょっとお高め。美味しいけどね。ご飯がおいしかった。カツはまあ美味しいことは美味しい。けど、他にも美味しいとんかつ屋さんはあるしね。駅近くの水戸黄門とか、久しぶりに行きたくなったよ。ほんでも、すごい盛況で、映画館と言うより食堂が繁盛していました（笑）でも、映画館も、この前テレビであまり客入りが良くないようなことを言っていたけど、平日の割には人が入っていたと思うんだけどね。どうなんだろうか。まあ、鶴岡の人なら、シネコンじゃなくこっちでやるものはこっちで観る人が増えるのではないでしょうかね。だいたい、私は三川にはあまり買いものに行かないですからね。たまには行くけどさ。ホントにたまにだね。どこにお金を落とすかってのは、単に「消費」するという行為ではなくて、どこに「投資」するかということでもある。（別に勝間和代のマネじゃないですよ　笑）文化は、単に早い安いがいいという「消費者」のもとでは育たないと思う。安直な消費者ではなく、「投資」する「育てる」気持ちを持った市民が増えると、「まちなか」はもっともっと楽しくなるんじゃないかと思う。「まちなか」の文字に、映画館に込めた思いを感じるわけですが、周辺商店街への配慮か、映画を観た人やヒラボク食堂で食事をした人は、4時間まで無料で駐車できるようですので、是非周辺商店街にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。とにかく、せっかく再び市内に映画館ができたわけですので、観に行くことで支えたい、一市民としてはそんな気持ちです。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.05.31

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  庄内で楽しく暮らすには…

  庄内で楽しく暮らすには、荘内日報と庄内小僧が欠かせません（笑）庄内小僧は、結構若い人は見ているかもしれませんね。しかし、荘内日報も読まなければ、真の庄内人とは言えませんね。新聞に対して失礼な言い方かもしれませんが、タウン誌みたいな感覚で超身近な情報が満載です。広告にしても地元のお店が多いので、参考になります。この二つをチェックしとけば、庄内で楽しく暮らせること間違いなしです。ということで、食べ歩きはまだできない身でありながら、しかも、卵好きでも何でもないのに、ついつい庄内小僧を買ってしまったのでした…苦笑次号はラーメン特集でしたね…。産んだらとりあえずラーメン食べます！本当に食べないで我慢していますから！ということで、産休二日目。部屋片づけ、終わりませんね。今日も…汗はてしない～。寒い時期のマタニティ服、捨てようと思ったらこの寒さ。捨てられなくなってしまった。早く半袖の時期になって、アパアパした格好でラフにすごしたいぜー。で、前回の出産の時もそうだったけど、自分へのご褒美として、ちょっとお高めの化粧品を買うことにしている！育児疲れを表に出さないために。。。前回とは違うものを今回は買いました。【あす楽対応_関東】マリコール　　マンスール　ヴィサージュ　エクストラ　50ml【cosme_asuraku0521】【cosme0524】これは一度買ったことがあって、今朝それの残りを使いきろうと思って塗ったら、かなりお肌のコンディションが良かったので、オーダー。とにかく、子どもの世話で自分がボロボロにならないように、基礎化粧品には気を使いたいところです…。妊娠中はホルモンの関係で、お肌の調子はすこぶるいいんだけどね！人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.05.26

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  鶴岡アートフォーラム　いもとようこ絵本原画展

  恥ずかしながら初めて鶴岡アートフォーラムに足を踏み入れました。美術よりは音楽とか舞台とか、動きのある芸術が好きなもので…。今はいもとようこ絵本原画展をやっています。絵本の原画展は正直うれしい。かならず絵本の販売があるから、普段本屋さんに置いてないような絵本もずらっとそろうのでね。今日は一冊しか買わなかったけど。『おやゆびひめ』にしました。うちには和の昔話本は何冊かあるけど、西洋系はなかったなーと思い…。『青い鳥』とかは、もうちょっと大きくならないと理解不能そうだし。。。ということで、是非また絵本の原画展をお願いしたいと思います♪おやゆびひめてぶくろをかいに人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.05.09

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  坂迎え

  朝5時過ぎ起床。6時半で合祭殿で参拝。7時下山し、8時頃随神門脇の社務所で拝む。8時10分で家に戻って、各町内会で坂迎えを行う。坂迎えの神事は、われわれの町内会は町内会の公民館で行う。山からもらってきたお札を各家に配る。要するにこれが田の神を山からおろしてきたってやつですね。町内会の行事が終わってから、薬師神社に参拝。午後2時30分から多門館で直会。お疲れ様でした～。いや～。この時期に月山山頂まで行くなんて…。ちょっと命がけ。いや、だいぶ命がけ。やっぱり、手向ってちょっと一種独特の地域なんですﾜ～。普通じゃないです。信仰のムラです。。。余目の田んぼ中の集落でも山参りをしているところがあり、上の山（鳥海山）、下の山（月山）の両方に登っているところもあるようですが、夏に登りますからね。目的は同じ五穀豊穣ですけど…。夏ならどうってことはない。まともなレポができなくてすみませんね。連れあいも初めて行ったのでね…。とにかく、生臭な私としては、精進料理だけがツライ…、そんな印象のゴールデンウィークでした…涙人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.05.05

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  春山代参

  何と連れ合いが手向の行事、「春山代参」に当たってしまい、4日未明から行ってきました。春山のについて詳しいことは、前の日記を読んでくださいな。（今はかなりやりかたが変わっているみたいだけど。）まあ要するに、羽黒山の門前街手向で今も行われている「田の神迎えの行事」なわけですよ。（戸川さんの本の受け売りです）で、山に行く人たちを「御行様」（おんぎょうさま）と言うんですね。で、この人たちが出発前から精進料理を食べたりして身を清めて準備することは知っていましたが、何と家族も期間中は精進料理を食べなければいけないことが発覚！！！まあいいけどね。いや！よくない！正直油揚げと納豆くらいしかたんぱく質とれないし、妊婦にはつらかったですね（ｲﾗｯ）ごめんよ、全く信仰心ないもんで（ｲﾗｲﾗｯ）ってなことで、連れ合いには「せめて写真撮ってきてよ！」と、ＵＳＢ接続部分がぶっ壊れているカメラを貸与し、写真を撮ってきてもらいました。ということで、ちょっと春山代参のレポをさせていただきたいと思います。けど、ブロガー魂のかけらもない連れあいなので、肝心の部分の写真は全くなく（苦笑）まあ、いいじゃないですか…。ということで。軽~くレポします（汗）まず、午前3時15分羽黒山の社務所に集合。4時に四合目到着し、登り始める。登り始めると間もなく夜が明けた。5時前、五合目付近。立谷沢方面が見える。天気もそう悪くなかった。六合目を過ぎたくらいから雨が降ってきたので、合羽を着て進む。だんだん風も出てきて、八合目を過ぎたあたりから本当に強風になり、九合目付近から突風も吹いて飛ばされかけた人もいた。（連れあいが飛ばされかけた。飛ばされてたら生きて帰っていない？？？）7時15分で中宮着。中で朝食をとらせてもらい、小屋の方から作っていただいた味噌汁も頂きました。で、8時30分出発。濃霧と強風の中を山頂まで進む。雪は降っていなかった模様。11時50分頂上着。山頂で参拝。強風と突風の中、三山拝詞？などをあげ、お神酒を頂いたらしい…呆物好きな行事ですね…。（手向の嫁として失格な言葉…汗）私ならさっさと帰りたい。死んじゃうよ。まあ、だから「行」と言えるのでしょうけどね～。いや～。大変ですな。強風と根性無しなせいで、ここら辺の肝心の写真はありません（笑）12時で下山。湯殿山に向かって下りる途中、柴燈森というところで昼食。ちなみに、朝食と昼食は私が持たせたおにぎりだけ。。。煮物とかも作ったのにさ～。持って行ってよ。午後2時45分湯殿山本宮着。湯殿山参篭所で蕎麦、孟宗汁、漬物、お神酒でおもてなしを受ける。3時40分羽黒山に向かって出発（バス）。昔は、また月山山頂を経由して下りてきたこともあったようだし、本来は月山往復だけだったのだが、いつからか湯殿山にも行くようになったんだそうな～。羽黒山斎館に4時50分着。5時30分直会開始。ここでも孟宗汁。風呂に入り、寝るのみ。疲れた。。。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.05.04

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  山王くらぶ　湊町酒田の傘福

  子どもに傘福を見せに酒田まで行ってきました。今日から山王くらぶで、湊町酒田の傘福という特別展示をやっているんです。日本三大つるし飾りは静岡の稲取地区と福岡の柳川と酒田なんですよね。何年も前に稲取地区の雛のつるし飾りをＮＨＫのニュースでやっていて知ったんですが、庄内にもあったということで…。九州に旅行に行った時も、ちょうど3月初めに行ったからか、盛んと柳川のさげもんのチラシを目にしました。酒田地区、ということになっていますが、その後意識してみると、庄内のいろんな神社とか御堂で傘福を見ました。赤字のリンクのサイトを見ると、傘福は観音堂に供える風習だったと書いてあったのですが、そう言えば、鶴岡の観音様のお歳夜が行われる観音堂にも傘福があったと思う。何年か前に一度行っただけので、記憶が定かでありませんが…。こういう展示もいいですが、いろんなところを探してみるのも面白いかも。静岡と柳川に負けないように、もっと地域の文化として庄内で盛り上がってもいいかもしれないですねー。子どもは、最初ピンと来てませんでしたが、途中から楽しくなってきました。写真は撮っていいとのことでした。コラコラ！触ってはいかんのだぞ！！！！特別展ということで、静岡の稲取地区のと、福岡の柳川のも展示してありました。傘福の展示は2階です。いっぱいです！うちの子は「いっぱい！」が好きなので、大変喜んでいました…笑4月3日までの展示なので、もうちょい暖かくなってから出かけてもいいかもしれないですね。ちなみに、今日は団体のお客さんなどでごった返してました。庄内の博物館等でこれだけの人口密度に遭遇したことはないですね…汗今思ったんだけど、傘福のメリーってのもイケるかも…。。。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2010.02.28

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  山形交響楽団　アマデウスの旅in庄内町

  前回の妊娠中も鶴岡で山形交響楽団の演奏会を聴いたけど、今回は余目の響ホールで聴くことになりました。胎教にすこぶるよろしいですなーー。2月14日（日）15：00開演です。事業仕訳で、地方オケも大変な目にあっているようですが、山形のしかも県都から遠く離れた田舎町でプロオーケストラの演奏を聴くことができるのは、山形交響楽団のおかげです。だいたい、県の人口が120万しかないところに、プロオケがあるってことがすごいと思いますよ。山形が誇るべき財産です。わたしたち一人ひとりに出来ることは小さいけれど、せめて満席でコンサート当日を迎えてあげたい、と思うのは私だけでしょうか。プロオケの演奏、3,000円は破格です。安すぎるくらいです。胎教にもいいと言われるモーツアルトですし、庄内の妊婦のみなさん、聴きに来られてはいかがでしょうか～。同じ演奏も、響ホールで聴いたら、全然音響が違いますし…汗鶴岡の文化会館はなんとかならんのか…。いやいや、贅沢は言いませんけどね。昨日、ひと足早くクリスマスケーキを食べました。徳本屋さんのチョコレートケーキね。上のクリームの材料が入荷しなくて、思うような出来にならず、値引きしてくれました…汗申し訳ない。「俺もおもしぇぐねなやのー。ちゃんとした材料はいらねぐで…。」とおっしゃってました。うーん。職人さんの気持ちとしてはそうでしょうとも…。やっぱり、いろいろな影響で、バターなんかの乳製品は品薄傾向なんでしょうか…。そんで、徳本屋さんに寄った後で行った余目のヤマザワの子どもの遊び場で、どっかの姉弟二人組に、うちの子が熱烈歓迎されて一緒に遊んでもらったんだけど、あまりに元気な姉弟で、うちの子は面喰っていたらしい…笑　　いいんだよ、もんでやってくれたまえ。うちの子だって、保育園に行っているからあまり人見知りはしないんだけどね（笑）インフルがはやっていなければ、もっといろんなところに連れて行って遊ばせたいんだけどね。。。今はちょっと怖いですよね。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2009.12.24

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  秋の峰

  今日は、仕事帰りに、神社の秋の峰に参加した方々が修行から戻ってくるところに遭遇しました。神社のは人が多い！！！荒澤寺のは1日早く始まって1日早く終わるのです。で、昨日は黄金堂の前に露店が出ていました。あん玉食べたかったけど、家に菓子がありすぎるので断念。9月18日も、黄金堂で夕方から護摩をたいたりして、祭り？があるんです。その時も露店が来るから、そんときは絶対あん玉買う！護摩をたいてるところも、写真撮りたいけど、あの中は撮影禁止だからね～。残念。　子ども、修験の人たちに手を振っていました。よくわからんタイミングで手を振るんだよね　笑　筋向いのお宅の同じくらいの年のお子さんも、修験の人たちに興味しんしんで見てました。やっぱり、常ならぬ格好をしているし、興味あるよね…。こういうのを小さい時から日常的に見せられる手向って、そういうところはいいところだと思いますけどねー。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2009.09.01

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  秋葉山の石塔

  子どもは、かなり歩くようになりました。外を散歩。あっちに行く！というので、あっちに行きました。神社です。結構歩きますが、最後にはアスファルトの上をハイハイしていました。オイオイ…汗秋葉山の石塔。静岡にある山で、火防の神を祀っているようです。ここら辺は江戸時代の途中までは荒町と言って、火事が絶えない町だったとか…。万右衛門火事ってのと、それから三十年後くらいの享保2年（1717年）の伝四郎火事と享保15年（1730年）の三十郎火事と続いて（他にも桜小路から出火の宝星院火事というのもあり）大火事が出たみたいです。（羽黒町史の受け売りです～）で、町名が悪いってんで、荒町から亀井町に変えたんですよね…。それと秋葉山との因果関係は知りませんけど、火防の神なら、庄内では古峰ヶ原講が有名では？文化十四年という文字が見えます。明日から、子供は保育園です。朝は、ますます忙しくなりそう。ということで、昨日縮毛矯正行ってきました！いつも行ってる、余目の美容院です。ホントに朝起きてもまっすぐなんだ！感動。これで、朝身支度の時間を5分は短縮できます。16,000円もしたけど、半年持つことを考えれば、高い整髪料を半年買い続けるよりずっと安いし、何より時間が毎日短縮できるのは絶大なメリットです。縮毛矯正、しばらくはお世話になり続けることでしょう…。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！  

  2009.04.05

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  酒田市美術館　旭山動物園　あべ弘士絵本原画展

  清水屋から家に帰ろうと思ったら、連れ合いが「美術館で絵本の原画展をやっている」と言うので、酒田市美術館に行くことにした。旭山動物園は、いつか子どもを連れて行きたい場所ですわな～。でも、そんなにすごい思い入れがあるとかじゃないので、あべ弘士さんという方は知りませんでした…。もと飼育係の方ならではの絵本ですね～。美術館の中だから、カメラを構えるなんて、全然そんな気はなかったんだけど、係りの人が近寄ってきて、「絵の前はダメだけど、ここでは写真撮っていいんですよ～」と言われたので、ここで撮影。控えめに小さく載せてみました。受付のあたりで、絵本を売っていたので、買いましたよ～。子どもは、絵本より写真の本の方に興味を持って開き始めたのだが、「神経たかり」な連れ合いが、背表紙の部分の折り方が悪いと言って、子供から本を取り上げて神経質に折り始めたんで、子供も私もすっかり白けてしまいました。いったい、どういう育ち方したら、そんなに神経質になるんだ！？こうして子どもの知的好奇心の芽を一つ一つ摘み取っていくんだな！どういう親だよ！怒買った絵本はこれ～　旭山動物園100ライオンのながいいちにちみんなのせて人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！  

  2009.03.28

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  松例祭の羽黒山にちょっとだけ行ってきた…

  子どもが小さいし、松例祭に行く機会は当分ないだろうと思っていたが、連れ合いが夜だけ松例祭に出ることになったので、送っていかなければならなくなった…。松例祭も、これだけ有名な祭りだが、参加する地元民が少なくなりつつあり、結構大変らしい。私の実家は神社もない町内会にあったため、大晦日や正月になにか神社関係の行事が入ることは全くなかったが、手向に住んでいれば、松例祭があるからね～。家でのんびりテレビ、というわけにもいかないのね…。子どもが大きくなったら、一度くらいは家で年越しそばを食べないで、ここにきて餅とかそばとか食べて、松例祭を見るのもいいかもしれないね。ぜんざいとか、あずき汁とか…、そそるメニューがいっぱいじゃ～。雪灯籠がいい感じ～。先途方の中は出入り自由。もっと早い時間だと、とんぶりのおにぎりの振る舞いとかありますよね。中では、町内会ごとに何か口上みたいなのをしゃべってました。面白かったけど、寒すぎで中に入らず車に戻りました。三神合祭殿の方の広場？では、縄？藁？を燃やしていました。松例祭の羽黒山は本当に寒い！ものすごいパウダースノーだし…。もう何時間かしたら、初詣の人たちでにぎわうのでしょうね。う～っ！寒い！カメラを持つ手がしもやけになりそうだ！でも、やっぱり松例祭には雪がないとね。では、皆様よいお年を！人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！来年もよろしくお願いします  

  2008.12.31

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  10年後の出羽三山を考える

  という催しが、11月30日手向公民館であるそうです。鶴岡市の広報にチラシが折り込みになってました。丸一日で、大変盛りだくさんな内容のようです。基調講演が4回とパネルディスカッションが2回もある！汗面白うそうなんで、参加したいんですけどね。育児放棄するか？あ、でも交流会はパスだねー。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.11.15

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  松の勧進はじまりました

  出羽三山神社の松例祭の浄財を募る「松の勧進」がはじまりました。ウチは手向なので、真っ先に来るわけですよ。今日は義母も連れ合いもいないときに来られたので、あわてふためいてお札を準備。いつもは街で盗み撮りみたいに撮ってるけど、今日は正面切って撮影許可を得たので、フラッシュまでたいてしまったよ　汗で、どでかく載せてみました…。なぜか「ホームページですか？」と聞かれまして…笑バレてるなら逆に載せやすいというもの。手向はいつも真っ先に来るので、まだ寒くならないうちだけど、実家にいた時は、松の勧進は雪のちらつく中をまわってくるというイメージが強かった。毎年11月15日からスタートなのだそうです。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.11.15

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  某所で世界遺産の勉強会

  今日は、最上川の世界遺産登録にかかる情報交換会、というのに出ないか？という声がかかり、某所に行ってきた。正直、私が出るのは場違いと思ったが、昔やっていた仕事の関係かな？と思い、まずは勉強させてもらうつもりで行ってきた。講師は、某大学教授のＮ先生。その昔は文化庁にいらっしゃったらしい。今朝の新聞に、ちょうど世界遺産のことが載っていたけど、各新聞で書き方がバラバラで、こんなことでは困る、とおっしゃっていた。「最上川の文化的景観ー舟運と水が育んだ農と祈り、豊穣な大地―」については、暫定リストにはならず、落選の中では最も見込みのある「1a」に該当となったとのこと。総合評価としては、稲作文化を支えた河川の流通機構と、沿川に展開した農耕文化、その結果生まれた高度な精神文化を含む総合的資産として価値は高いとのこと。課題としては、「顕著な普遍的価値」を確実に証明することが必要なんだって。（意味わからん。先生も、こんなこと言ってもらっちゃ困るって言ってたし。）とにかく、世界遺産に登録されるには、市町村単位で動かないとだめなので、県と市町村が連携して頑張らないとだめで、県は机上の作文ばっかり頑張ってるし、市町村はあまりピンとこない感じで動いてるのやら動いていないのやら…。それに、世界遺産に登録されるには、まず国内法（文化財保護法）で資産が守られていることが大前提なのに、県が声をあげてからそれも進んではないとのこと。前途多難な世界遺産登録ではありますが、郷土を見つめなおす、よい機会ではありそうです。もっとも、世界遺産＝経済効果と考えている筋には、まったく意味のない作業ではありましょうが。せっかくなので、会が終わってから、手向でも勉強会したらどうでしょうか、と言っちゃいましたが、手向の方にしたら余計な御世話かもしれないですね。でも、出羽三山から最上川に主題が移っても、出羽三山が重要な構成要素の一つであることには変わりないですからね。また、この情報交換会があるらしいです。また、声がかかるのかな？その時はもうちょっと勉強して望みたい。最近、子供を寝かしつけると、そのまま自分も寝ちゃうことが多くて…。今日の情報交換会の話も、ろくにまとめられなかったぜ…。むむ、寝よ…。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.09.27

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  黄金堂のお祭り

  去年も同じネタでした。今年はカメラが変わったからか、うまく撮れませんでした。カメラ、新しけりゃいいってもんじゃない…。もう、しばらく買い換えたくないけど、かなり今のカメラは不満足。かといって、前の機種を買う気にもならず…。まだ売ってるみたいなんだけどね…。黄金堂の祭りには、かならず露店が出るから、あん玉が買えてうれしい。コンニャク煮付けも必ず買う。また来年もよろしく。来年は子供を連れて行こう。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.09.18

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  秋の峰（羽黒山修験本宗）　ブジュウの人たちが帰ってきた

  今年もね、マスコミは神社の方の秋の峰入りばかり取材してたわよ。古来からの修験はこっち（正善院荒澤寺）だって言うのに。参加する人も、すごく今年は少なかった。あちらは160人以上もの参加があったとか。定員オーバー気味？ってことで、私はあえて正善院の方だけ載せてます。是非、神社だけでなく、正善院の方の秋の峰もお忘れなく！なんか、ウチの子、修験のオジサンたちに人気でした。頭なでてもらっちゃったよ。羽黒派修験のなんたるかについてちょっと書きたいところではありますが、知識不足でとてもできません。ついては、下の書籍をお読みいただくのが一番いいかと思います。でも、難しくて私には理解できなかった～…。というか、読むのを断念した…汗　いやいや、もう一度チャレンジしてみよう！人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！羽黒派修験道提要千年の修験

  2008.08.31

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  山形交響楽団特別演奏会　ギター協奏曲の夕べ

  子供を実家に預けて聴いてきましたよ～！素晴らしかった。演奏はもちろん素晴らしかったけど、それ以上にスタッフの方々の頑張りが素晴らしいとと思いました。庄内国際ギターフェスティバルの一環として響ホールされた演奏会ですが、前回1回目のフェスティバルの時より、さらにパワーアップしてますね。このフェスティバルの構想の段階から、知っているのでそれが実現して、進化しているのはとてもすごいことだな～と感じます。いろんな夢を思い描いても、それを実現することができる人は一握りだと思います。着実に、一つ一つ努力してきたことの成果だと思います。今回の山形交響楽団の演奏会のチケットも、あまり売れていないと聞いたのですが、ほぼ満席でしたね。前回、同じメンバーが実行委員会の演奏会のときも、売れてない！と聞いていたのに、満席だったことがありました。どうやってチケットをさばいているのか…。不思議でならん…汗ギターは何度かこのフェスティバル関係などで聞いたけど、やはりオーケストラ付きとなると、スケールが違います！全然違います！ものすごく贅沢です。地元でこんなに素晴らしい企画の演奏会を聞けることに本当に感謝しなければなりません。そして、響ホールがあることにも感謝。響ホールはクラシックのためのホールですもん。もっと頻繁にオケを聞きたいのですが…。もっと書きたいことはあるけど、この辺で…。31日はガラです。もしよろしければ、聞きに行ってみてください。チケットあるかな？人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.08.28

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  庄内国際ギターフェスティバル　チケット買うべし

  8月26日から庄内町響ホールで行われる、庄内国際ギターフェスティバルのチケット、以前山形交響楽団との協奏曲の演奏会のチケットだけは買っていましたが、他にも多彩なイベントがあり、全体的に売れ行きが完売には程遠いということで、また買うはめになりました…。これも、つきあいつきあい…。買ったのは、最終日のガラのやつね。普通、ガラと言えば、一番盛り上がるイベントなわけですよ。なのに、山響のチケットより売れていないとのこと…涙　それじゃ、盛り下がりじゃないか…、ということで、買っちゃいました…汗　ほんとは、全部義理買いしてもいいくらいなんだけどね。前回の時も、義理でチケット買って聞きに行ったけど、すご～く良くて圧倒されたので、多分ハズレはないイベントだと思うのね。なので、お勧めです。別に、私はギターには興味はないんだけど、圧倒されましたから。でも、子持ちじゃ、そうしょっちゅう出かけるわけにもいかないし。あ、30日の真夏の夜のフラメンコのビール券も買ってたんだった…。これは、実家の親に譲ろう…。ってことで、チケット買ってあげてね～。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.08.22

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• すんずめすんずめなしてなぐ

  今日も食べ物ネタはなしよ。先日の健康診断で、撃沈。朝家で図った体重より、健康診断で出た体重が2kgも重かった…。ショッキングな数字！あれさ～、服の分引いてなかったよね～。まあいいけどさ。服の分引いてもショッキングな数字であることには変わりないからね…。腹周りもかなりショッキング。でも、当然基準内ではありましたがね…。ってなことで、その他いろいろな事情により、摂生生活をしなければならい事態とあいなっております。っつーことで、食べ物ネタ以外で。私が子供の頃、祖母から寝る前に布団の中で聞かされていた唄ですね。子守唄ではないと思うのですが…。祖母は大正15年生まれ、昭和13年生まれの義母は知らないと言っていましたので、祖母の生まれた新堀地域限定の唄なのでしょうか？タイトルはわかりませんすんずめ（雀）すんずめ（雀）なして泣ぐまんま（飯）かんねぐで（食べられなくて）泣ぐどごだまんまかんねば　田づぐれ（作れ）田づぐれば　よごいる（汚れる）よごいれば　洗え洗えば　ながさいる（流される）ながさいれば　葦の葉さくつげ（つかまれ）くつげば　てこきえる（手が切れる）てこきえれば　薬つけれ薬つければ　へ（蠅）たがる（たかる）へたがれば　あおげあおげば　さんぶ（寒い）さんぶいがら　あだれ（火にあたれ）あだれば　ぼのこぼ（おでこ？）じや～んて　やげるじぇ（焼けてしまうじゃないか）「ぼのこぼ」の正確な意味がわかりませんでした。たぶんおでこではないかと。おでこは庄内弁では「なづぎ」とも言いますがね。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.08.02

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  ギター協奏曲の夕べ山形交響楽団特別演奏会　8月28日響ホール

  庄内町余目の響ホールも10周年だそうです。う～ん、私も年をとるはずだなぁ…。響ホールができてからそんなに経つんだねぇ。ということで、響ホールでは10周年記念のイベントが目白押し。中でも私の一押しは、第2回庄内国際ギターフェスティバルの一環として行われるギター協奏曲の夕べです。私は、ピアノとかバイオリン以外の変わった楽器の協奏曲って好きですね。と言っても、サックスとかバンドネオンとかくらいですけどね。メンバーもすごいし、響ホールでオケを聞けるチャンスも少ないし、曲も結構良い感じだし、こりゃ行っとかなきゃね。ということで、8月28日はまた子供を実家に預けなきゃだわね～。ちなみに26日夜は福田進一＆フェルナンデスデュオリサイタル27日夜は大萩康司と仲間たち30日夜は余目駅前の広場で沖仁真夏の夜のフラメンコ、31日午後はファイナル・ガラ・コンサートが行われます。一大イベントだのぉ。まさにお祭りだね～。ギターに興味がない方も、音楽好きの方はどれか一つだけでも聞きに行ってみてはいかがですか？響ホールはギターの音に合っているホールだと思うし、以前聞きに行ったらすごいレベルでしたので、絶対に損はしないと思います。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.07.11

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  むがしむがしあったけど　余目ことばで語る昔ばなし

  これは、数年前職場の「つきあい」で買った本。余目の方言で書いてある、余目に伝わる昔話ね。私でさえ音読しようとすると、あまりにコテコテな庄内弁のため、スラスラとは読めない…。子供に読んで聞かせようと思って実家の本棚から持ってきたのだが…。まず充分に予習しないと読み聞かせも難しい。娘は、二ヶ月になって笑顔がかなり見られるようになってきました。きのうは、白目をむいて寝ながら「フッフッフ」と身体を揺らして笑ってた。今朝は「ウハッ」と声を出して笑ってた。あとおむつ換えの時、自分で両足を上げて、おしりを左右に振って機嫌が良さそうなのが愉快だ。日に日に進化していくんだな～…。人気blogランキング地域情報東北地方←いつもクリックありがとうございます！

  2008.02.18

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  「羽黒山領のはなし」庄内町町民大学歴史民俗学部公開講座

  日中の開催だったが、高校時代の日本史の先生だった前田光彦先生が庄内町の町民大学の講師としておいでになるということで、受講してきました。いや～、前田先生ファンだったんですよ～。すでに私が高校生の時でおじいちゃん先生だったんですけどね。小柄だけど、豪気。口は悪いけど、ほんとに優しくて、板書はテキトーだけど話術で頭に叩き込んじゃう、すごい先生でした。特に女子生徒にファンが多かったですね。掃除の時間なんかも、若い先生は生徒をほったらかしだったけど、前田先生は生徒の先頭に立って一番張り切って掃除をしてました…。ウチの高校の生徒は掃除を真面目にしない人が多かったのでね…。さすがに齢を重ねただけあって、体が一回り小さくなっちゃったような感じでしたけど、太い眉毛と、張りのあるお声、すぐに脱線しちゃうトコ（戻る時の口癖は「それはそれとして…」）は健在でした（笑）ということで、本当に17年ぶりに先生のお話を聞いて、非常に感慨深かったです。もともと郷土史の研究をされていたので、受験用の日本史をしながらも、ときどき郷土史の話をしてくださったのを覚えています。今回の「羽黒山領のはなし」では、江戸時代の羽黒山が、もともと最上氏から寄進を受けていた土地から年貢が入らなくなり、庄内藩に訴えて、庄内藩から相当分の支給を受けたんだけど、それじゃ先々不安だと思った羽黒山が、庄内藩とは関係なく幕府から直接領地を与えてもらいたいと幕府に直訴した時の話が中心でした。天宥がいかに土地にこだわったか。領地を得るため、それまでは顕密禅念仏「四宗兼学」だったのを、頼みの綱だった天海に取り入るために天台宗一宗に変えたり、その結果真言系だった大日坊とか注連寺などが離れていったり、庄内藩に対して優位に立つために東照宮を勧請したり…などなど。結果、1,500石の領土は手にしたけど、また庄内藩と境目争いがあったり…。で、結局苦労して領土は手に入れたけど、道者が稼いでくる賽銭の収入の方が倍以上あったとかで…。で、領土もあったことはあったけど、同じ村が庄内藩にも同時に属していて、羽黒山単独の村は村杉番と手向しかなく、結局庄内藩との関係が強かったこと、など…。いや～、相変わらず人を惹き付ける語り口でした～。また、前田先生の講座があったら、追っかけしたいですねー。しかし、公開講座だったので受講生も多かった！勿論私が一番若かったですけどね。他はほとんど60歳以上の方々でしたけど、皆さん元気そうで…。でも、ホント前田先生といい、やりたいことがある年寄りは元気です！私も老後はかくありたいと思います。だいたい、退職後に、地域の役員を頼まれたのに断って何もしない人とかは、ボケるのが早いそうです。実例が数例あり…。高齢化が問題になっているけど、元気な60歳代は地域を担う重要な戦力だと思いますね～。今の60歳代は若い！すごく若いですよー。ビックリします。私は老後、連れ合いと社交ダンスなどしたいのですが、今連れ合いに聞いたら「絶対ヤダ」とあっけなく断られてしまいました。ダンスとか歌とかボケ防止にもいいのにね～。連れ合いがどんなに踊りが下手でもわたしは耐えるつもりでいるのにね～。じゃ、卓球クラブとか？何でもいいけどね、お互い80歳くらいまでは元気に外に出かけられるような状態でいたいものです。（なんのこっちゃ～）人気blogランキング地域情報東北地方←庄内ブログへ応援のクリックを☆前田先生の本　⇒　図説庄内の歴史

  2007.09.18

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  余目まつり

  9月15日は余目まつりです。すごーく久しぶりに神社に行ってみました。余目八幡神社の例祭（例大祭？）なんですけどね。予想以上に人でにぎわっていました。昔よりは、出店の数は減りましたけど、私の子供の頃と比較してもそうさびれた感じはなかったですね。それより昔に比べたら、多分随分寂しい感じになったんだろうけど。しかし、こういう神社の祭りに行くと「聖と俗」のコントラストがすごいと感じさせられますね…。神社という聖域の中に、露店と人がひしめいて…。神社って空間はよくわからないところですね…。ということで、もっぱら私の関心は食べ物な訳ですが…。たこ焼きとアイスクリン頂きました。ところで、久しぶりに余目まつりに行ってみて、境内のゴミのポイ捨てが多いのには驚愕しました。犯人は、子供です。かき氷のカップをいろんな所に置き去りにしていました。社殿の下とか、狛犬の上とか…。そういうマナーが身についていない子供を、子供だけで祭りに行かせるのは危険ですね。もっとも、そういう子供の親も、どっかで同じようなことをやってたりして…。あまりに酷かったですよ。「目くせ」っつーやつです。呆れました。人気blogランキング地域情報東北地方←庄内ブログへ応援のクリックを☆

  2007.09.15

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  『千年の修験　羽黒山伏の世界』

  この前、いでは文化記念館まで運動がてら歩いていき、ついつい買ってしまった本。正善院の住職さんが著者になっているので、仏系の古来からの修験のことが、これを読むとわかるかな～と思って買いました。オススメの本です！この本をいでは文化記念館で物色していた時に、来館した女性が館の職員の方にいろいろ質問していました。でもそれって、ネットで自分で調べられる程度のことでは？とか思いつつ、聞いていると、蜂子皇子との関連なんかについても質問していました（貴種流離譚でしょ？）。そんな一言で答えられるようなことじゃないっつーのにね～。ということで、心の中で「ここに売ってる本を買って読めば？」とか思ったりして。結構いろんな本が置いてあるので、興味がある人は行ってみれば？でも、なるほど石段のパンフレットがあってもいいかなと…。もち、有料でいいと思うけどね。ただ登るだけでなく、ちょっとだけ歴史を知りたいと言う人もいると思うので。あれ？そういうパンフレットってあるんでしたっけ？ないんだったら、是非。　←読んでみれば～人気blogランキング地域情報東北地方←庄内ブログへ応援のクリックを☆今日は体調不良です…。ということで、いい加減な日記ですみませ～ん　汗日経平均株価が、安倍首相辞任で一瞬跳ね上がったのにはウケた。でも、その後下がっちゃってね～ﾑﾑ！まったく、いいことないっす！

  2007.09.12

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• 9/22世界遺産登録シンポジウム

  世界遺産登録シンポジウム出羽三山と最上川　織りなす文化的景観9月22日（土）13:30～17:00　入場無料東北公益文科大学大学院ホール定員150名申込締切　9月14日（金）必着（申し込み先など詳細）■基調講演「出羽三山と最上川が織りなす文化的景観まんだら」　岩鼻通明氏（山形大学農学部教授）■パネルディスカッション「人々の生活から探る出羽三山と最上川の魅力」○パネリスト　　梅津保一氏（芭蕉・清風歴史資料館館長）　　渡部泰山氏（山形県世界遺産推進室長）　　高橋まゆみ氏（ルポライター）　　佐藤五郎氏（美しい最上川フォーラム副会長）　　星野尚文氏（羽黒山伏）○コーディネーター　岩鼻通明氏土曜日だし、行ってみようかな～と思っています。申込締切が近いので、興味のある方はお早めに！なんか、「最上川」が出羽三山より幅を利かせそうな布陣？最近、昔使っていた画像の保存先が閉鎖になるということで、あわてて画像の移動作業なんかをやっていて、日記に力が入らないんです…。それに、お腹も大きくなってきて、息苦しかったりして…。（六ヶ月にしては早い？）っつーことで、今日も画像なしの日記で失礼します～！人気blogランキング地域情報東北地方←庄内ブログへ応援のクリックを☆

  2007.09.11

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  荒沢寺　秋の峰入り

  ↑画像をクリックすると　小さいけど動画が出ます！ほら貝の音を聞いてみてくださいね～去年も書きましたが、羽黒山の秋の峰入りには、仏式と神式の二種類があるのです。地元の新聞やテレビなどのマスコミも、出羽三山神社の神式の秋の峰入りばかり取り上げるので、「ひょっとして、荒沢寺の秋の峰入りを知らないのでは？」という疑惑が私の中では浮上しています…。出羽三山神社の神式の秋の峰入りは、言ってみれば神仏分離があった明治以降のものであって、古来からの修験の伝統を引き継いでいるのは荒沢寺の秋の峰入り。素人の私としては単純にそう思っています。ですから、もっと荒沢寺の秋の峰入りについても多くの人に知っていただきたいな～と…。参加する人の人数も、神式に比べればぐっと少ないのですが、今年は結構多かったのでしょうか？8月25日午後、黄金堂のある正善院から荒沢寺にむかうところです。「六根清浄」と唱える声と鈴の音が手向に響き渡り、とてもいい感じです。そういえば、黄金堂も外しか見たことがない人が大勢いるらしいですね～。是非、正善院に声をかけて、中を見せてもらってくださいね。外だけ見たんじゃ、ホント意味がないですよ！人気blogランキング地域情報東北地方←庄内ブログへ応援のクリックを☆

  2007.08.25

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  実家のお盆

  庄内町余目の実家のお盆です。ウチは仏壇の前に簡単な精霊棚を設けます。ホントは、座敷とかに立派なのを作るらしいですけどね。でも、結構真面目にお盆している方かもしれません。だから、ちゃんと13日の真昼間にお寺の一番エライお坊さんが来てお経をあげてくれるのかも…。それで、何時間も滞在してくのね…毎年。アリガタヤアリガタヤ～。人気blogランキング地域情報東北地方←庄内ブログへ応援のクリックを☆

  2007.08.13

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  ７/12響ホール　アレクセイ・ゴルラッチ　ピアノリサイタル

  今日は、ブログ更新休もうかと思ったけど、ネタを発見！この前、庄内町響ホールのチケットを買ってた（買わされてた？）んだった！私もチケット売りの苦労はｲﾔと言うほど味わいましたので、昔お世話になった人から「買って～」と言われれば、用事が重なって行けない時以外なら大抵買います。クラシックコンサートならまずは買いますね。　で、このアレクセイ・ゴルラッチ　ピアノリサイタルですが、2006年の第6回浜松国際ピアノコンクール優勝者ですね。私、昔浜松国際ピアノコンクール聞きに行った事あります。このアレクセイ・ゴルラッチは1988年ウクライナ生まれ。まだ19歳ですか？すでにかなりいろんなコンクールで優勝、入賞していて、名の通ったオケとの共演も多いですね。浜松国際コンクール優勝者のリサイタルは以前も響ホールで行われましたね。そのときの演奏者も素晴らしかったですよ。響ホールのスタインウェイを購入する時に、中村紘子さんに選んでもらった付き合いからでしょうけど。中村さんはこのコンクールの審査委員長をずっと務めてますからね。アレクセイ･ゴルラッチは7月中に日本各地をまわるようです。浜松、名古屋、響ホール、紀尾井ホール、ＮＨＫ交響楽団との共演（東京、大阪、下関）。ということなので、大都市の中にぽつんと庄内町の響ホールが入っています（笑）これは、聞きに行くべきでしょう。響ホールは、なんだかんだ言っても、クラシック音楽を聴くための音楽ホールです。ここでは何はさておき、クラシックを聞くべきです。私は胎教のため？？に聞きに行きます。演目とチケット料金は、写真で何とか見えますよね？汗チケットは酒田・鶴岡の八文字屋でも扱ってますよ。人気blogランキング地域情報東北地方←庄内ブログへ応援のクリックを☆

  2007.05.22

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• 六十里越街道トレッキング2007

  もう何日も前になりますが、昨年参加した六十里越街道トレッキングの主催者から、2007年のトレッキングの御案内を頂きました。今年も興味深い企画がいっぱいで、去年よりコースも増えたんじゃないですかね？詳しくは、鶴岡市のサイトをご覧あれ。私は5月19日のユキツバキ回廊と六十里越街道トレッキングに参加したかったんだけど、今年は参加できなくなってしまって、非常に残念です。あ、もう少し早く日記に書けばよかったですね、参加の締め切りは15日まででした～。あらら。でもひょっとしたら参加できるかもしんないので、問い合わせてみては？最後には湯殿山ホテルで山菜料理をいただけるようですよ！この前、コミュニティ新聞を読んでたら、六十里越街道のトレッキングの参加者が去年は1.5倍に増えたとかで、人気が高まっているとのことです。知らなかったんだけど、6年目なんですね、この企画。今年は26回もトレッキングの企画があるんですよ。わたし的には、必ず食べる楽しみが付いているのがいいです！春、夏、秋とそれぞれかなり違った表情を見せる六十里越街道ですから、何度参加してもいいかもしれませんね～。あさひむら観光協会０２３５－５３－２１１１（内線３７６）人気blogランキング地域情報東北地方←庄内の超ﾛｰｶﾙﾌﾞﾛｸﾞがいっぱい☆

  2007.05.16

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• 坂迎え

  この日は、出羽三山の春山代参から帰ってくる行人を迎える坂迎え（方言でサガムゲ）が行われました。連れ合いも、今年から参加。朝の8時頃から始まったみたいですね。上の写真は、ウチとは違う地域の方々でしたが、鈴の音が部屋の中まで聞こえてきたので、急いで外に出て、追っかけて写真撮ったんです。出羽三山の掛軸に向かって神拝詞の三語と三山拝詞を奉唱し、行人が代参の報告をし、高砂の謡が入り、三つ重ねでお神酒を飲み、お札をもらって直会となる。坂迎えについて詳しくは、以前の日記を見てください。コチラこの日は方々の町内会の公民館で坂迎えが行われていましたね。昔は、午後からは女衆の集まりもあったみたいですよ。時代とともに少しずつ形を変えながらも、今も坂迎えは手向の恒例行事であり続けています。人気blogランキング地域情報東北地方←庄内の超ﾛｰｶﾙﾌﾞﾛｸﾞがいっぱい☆

  2007.05.05

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• 『出羽三山と修験道』を読んで9

  食べ物ネタも溜まってるけど、とりあえず、今朝は何と5時で目が覚めちゃって、この本を読んだので、やっときます。戸川安章さんの書籍を読んで、出羽三山の歴史と文化について、勉強するシリーズ第9弾です。出羽三山の修験道　三山と三所羽黒山（419m）、月山（1980m）、湯殿山（1504m）を「出羽三山」と呼ぶようになったのは古いことではない。明治元年、それまでの出羽国が羽後、羽前にわかれたので、「羽前の三山」と呼ばれた。関東衆は「奥の三山」、岩手南部では「最上の三山」、羽黒山内では「羽黒三山」（江戸時代）と呼ばれた。◆室町時代までの三山・羽黒山　　本地　観　　音　現世の導師・月　山　　本地　阿弥陀仏　未来世の化主・葉　山　　本地　薬師如来　過去世の教主　湯殿山は三山の総奥の院と崇められた。◆戦国時代山形の最上氏と庄内の武藤氏の対立　⇒　羽黒山が葉山（最上家領内）との提携困難になる鳥海山（本地が葉山と同じ薬師如来）を新たな三山にしようとするが、吹浦の社人が反対。間に庄内平野が入り込み、山岳修行に必要な緊張感が薄れる。⇒湯殿山を三山に加え、総奥の院としての性格も兼ね備えた。人気blogランキング地域情報東北地方←庄内の超ﾛｰｶﾙﾌﾞﾛｸﾞがいっぱい☆

  2007.05.01

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• 『出羽三山と修験道』を読んで８

  すご～く久しぶりのコチラの企画。まだまだ先は長いのです…。戸川安章さんの書籍を読んで、出羽三山の歴史と文化について、ちょっと勉強してみましょうっつーことです。修験道と民俗　手向の住民構成江戸時代の手向の住民構成＝妻帯修験360坊のほか、約40戸の農民・商工業者・労務者修験者＝御師・在庁・平門人にわかれる（清僧・妻帯問わず）◆御師　・在庁をかねるものもいた。　・先達職と呼ばれ、在庁発行の守札を御師権のある霞に配布。その地域から来た道者を在庁の坊に案内。山先達は自分がする。◆在庁　・本寺識と呼ばれて霞を持ち、御師が霞に配る守札を発行。　・霞から来た道者を泊め、霞内の里山伏（末派山伏）の入峰・昇進・相続などの願いを本坊に取り次ぐ。　・御恩分と呼ばれ、家柄、才幹に応じて本坊の俗役に登用され、代官・目付・目代門前町の役人を命じられた。◆平門人　・門前百姓や町人層から出て修験の列に加わった。　・霞は持たないが、本坊、三先達、荒沢三宿の道者引となって関東の村々に参詣講中を結んだり、札を配って歩いたり、山先達をしたりした。道者引の数は、はっきりしないが幕末には30人くらいいたようであるが、関東道者は霞道者のように毎年来るものではなく、13年に一回の湯殿山縁年の丑年にまとまって来る傾向にあったので、道者引だけでは生計が立てられず、日雇・馬方・駕籠かき、大工などで生計を補った。明治以降、羽黒山の修験教団は崩壊し、このような村組織も消滅した。しかし、霞や宿坊は今も行き続け、僅かに残った寺院は戦後に羽黒山修験本宗を結成して修験道の高揚に努めている。一方、国家神道体制に支えられ、激しい神仏分離と修験宗廃止を強行したにも関わらず、長い伝統を完全に排除することが出来なかった出羽三山神社は、三山敬愛講社を組織して秋峰を行い、教典の代わりに祝詞を唱和し、敬白や峰中用語の一部等を神道風に改め秋峰を執行した。その後、第二次世界大戦中には、これを神社の特殊神事に組み入れ、宮司や禰宜が大先達になった。なるほどね～。手向は羽黒山の門前町なので、庄内の一般的な農村地帯の集落とは随分様子が違うとは思ってましたけどね…。これを読んで納得です。人気blogランキング地域情報東北地方←庄内の超ﾛｰｶﾙﾌﾞﾛｸﾞがいっぱい☆

  2007.04.21

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• 『出羽三山と修験道』を読んで７

  戸川安章さんの著作を読んで感想を書くシリーズ７回目　久しぶり…。このシリーズは体力がないと出来ない…。修験道と民俗　田の神おろしと月山の戸明け月山の戸明け神事は、いまは神社祭祀に組みかえられ5月8日に行われているが、明治の神仏分離前までは、当然、羽黒山のお寺の行事。行事のないように古態が残っているので、中世以前より行われていたものと思われる。昔は、荒沢寺の境内に接した月山森という小高い所の月山堂で行われていたのだが、戦国時代に荒廃して地蔵にが合併されたため地蔵堂で行われるようになった。『羽黒山年中行事』（1687年）には4月3日　執行、執行代と月山王子の13人、荒沢寺の僧が、荒沢の地蔵堂で御戸開き神事を行う4月6日　朝、本坊雛僧と堂番の修験が、山上衆徒の阿伽井坊に赴いて境内の井戸から水を汲み、本坊から神酒と粢を井戸に供え、阿伽井開きを行う。4月8日　初夜と後夜に山上の鐘をつき、阿伽井を汲み、衆徒全員が参加して開帳法会を執行。以後7月14日まで毎朝花を備え、初夜と後夜に鐘をつく。堂番の者が死亡した場合は、花器には地蔵堂の井戸水を用い、花は伏せる。謹慎・追放などの処分を受けた者の番に当たった日は、鏡池の水をそそぎ花は伏せて供えた。これを欠番と言い、添川村の宝積坊が堂番をする。花は椿の葉。7月14日　衆徒全員が参加して開帳法会を執行し、後夜に鐘をついて夏峰の結願となる。月山では、6月2日　執行代は月山に登り、昨年の出峰の際に秘密の窟に納めた権現の尊像を本宮に移して夏峰開闢の法楽を行う。7月13日　初夜、月山王子以下を従えて採燈護摩をたく。山中の王子社でも野外に柴を積み、頂上の採燈にあわせて点火する。その火を見ると、山麓一体の家々でも門火をたく。子供らはこれを囲んで、「お精霊さま、お精霊さま、この火に乗ってござれ、ござれ」と唱え、手にした提灯の火をともしたまま、茶の間の庇に下げる。この日はお盆の迎え日なので、祖霊は採燈の火に送られて山をくだり、王子社の採燈に導かれ、門火に迎えられて子孫の家にたどりつく。仏教的に着彩された祖霊信仰が、されに修験道と習合した姿がここにある。月山北麓の農村では昭和30年頃まで行われていた。翌日の早暁、権現を窟に納め、執行代以下は湯殿山を拝して出峰の法楽をささげる。余目でも、お盆の時は、「お精霊さま、お精霊さま、この火に乗ってござれ、ござれ」と唱える家があるみたいです。背景にはこういう信仰があったんですね～。目からうろこ！やっぱこの本はためになりますぅ。人気blogランキング地域情報東北地方←山形県庄内地方の超ローカル情報☆明日から旅に出ます～！3日間更新はお休みです…。では～☆

  2007.03.01

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• 『出羽三山と修験道』を読んで６

  戸川安章さんの著作を読んで感想を書くシリーズ６回目　久しぶりだなぁ…修験道と民俗　ひあがりと山遊びここでは、手向の春山の行について書かれています。手向に昔から住んでいる人ならなじみの事だと思うので、私が本を読んで書くのもおこがましいことなのですが、ここは淡々と…。羽黒山の門前街手向には、春山の行とも「ひあがり」とも呼ばれる田の神迎えの行事がある。戸川さんの記憶の最初は大正6年の春。当屋から赤飯の握り飯と皮をむいた麻の茎に5種類の煮しめ（ﾆﾝｼﾞﾝ・結び昆布・ｺﾝﾆｬｸ・ｼﾞｬｶﾞｲﾓ・油揚）を差した差し串（五輪塔を象る。念仏講・庚申講・通夜・入峰修行の際も用いる）が届けられた。山から戻った春山の行人を出迎える、さかむかえの祝宴には寺方と恩分山伏は加わらなかった。（恩分って何？）手向の八つの町組みから二人ずつ代参者を出し、ほか志願者が、行人とかおん行様と呼ばれて田の神迎えに月山の登る。（毎年20人前後）八十八夜の七日前から自宅奥座敷を行房として朝夕二度水垢離を取り、別火精進の行をする。これを「ひあがり」と言い、神饌や自分の食事は自ら調理。入行の翌日、行人はそろって羽黒山の本社に詣でる。八十八夜深夜、行衣姿に身を固め、随身門に集まり、羽黒山を遥拝して月山に向かう。山はどこもまだ堅雪のため、夏道を避け、近距離を狙って登る。月山から湯殿山に詣で、月山に取って返すと仏生池と弥陀ヶ原の間の花きり場で月山松と五葉松とﾋﾞﾝｿﾞｳとｼｬｸﾅｹﾞを切る。その夜は、大満王子の小屋に参篭するが、横になって眠ることは許されない。花を町内の家の数だけ切り分けて作る。普通は、山で唄ったり大声を出したり高笑いすることは禁じられているが、大満では唄えば唄うほど田の神が喜ぶと言っておおいに唄いはやす。明け方になり、うとうとしてきた頃、2,3の者が薪を手にして屋外に出、小屋の羽目板を力いっぱいたたきながらｳﾎｰ･ｳﾎｰと奇声をあげる。これをしらべと言い、修行者の六つの感覚を目覚めさせる儀礼だと言って秋峰でも行う。夜が明けると、朝の勤行の後下山。各町内から数人の若者が野口へ出向き、行人と一緒に荒沢の地蔵堂、羽黒の本社を拝し、各町内のさかむかえ山に行く。饗宴の料理はオナゴショが山から摘んで来た山菜料理。ササダケのあんかけ、ぜんまいの白和え、キクラゲの辛し和え、香の物、赤飯、ササダケの味噌汁…。酒は一人当たり三合が目安。器物は産土神の祭典用の物。山からとってきた花を全員に配る。これは家々の神棚にまつり、種籾が播かれた苗代の水口に牛玉宝印と共に立てられる。牛玉は稲魂のシンボル、花は田の神の分霊、依代。宴が終わると行人は産土社に詣で、各自の親類等の家に立ち寄り、戸口で祈祷をする。行人は家に帰ると、さらに七日間の別火精進を続ける（後精進）。その後前精進、後精進が三日ずつになり、戦後は更に減って山に行く前日のみの精進。花は今は自然を守るために神社の札になっている。　さかむかえの日は、手向のものにとっては山遊びの日でもあり、花見という。爺・婆・主婦や嫁も連れ立って弁当をたずさえ、物見山と呼ぶ見晴らしの良いところにござを敷いて唄ったり踊ったりして遊ぶ。「春山」って言いますね、ウチのお義父さんも。女は行けないよね？行ってみたいけど…。ここで書かれているのは、神仏分離後の行事よね？仏教臭は地蔵堂だけか…。次回はその神仏分離前の行事について書かれています。時代と共にやり方は随分簡単になってきてるみたいですね…。花が神札になったことを、生きた信仰の減退と言う人はいないのでは？時には信仰よりも大事なものがあるからね。時代と共に価値観は少しずつ変わるものです。少しずつどころではない変化もかつて体験している出羽三山の信仰ではありますが…。世界遺産、継続審査になりましたね。いまだになぜ最上川？と思ってますけど…。『出羽三山と修験道』←出羽三山の信仰を知るにはお手ごろな分量の本多と思います。あんまし簡単な本でも手ごたえないし…。お値段はあんましお手ごろではないけれど…笑　興味がおありの方は是非御購読あれ！人気blogランキング地域情報東北地方←山形県庄内地方の超ローカル情報！クリックよろしく☆

  2007.01.23

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  手向の塞の神まつり

  今年も手向の塞の神まつりが子供達によって行われました。朝6時頃目が覚めたら、近くの神社の方から太鼓の音が聞こえてきました。お～やってるな～と思いつつ、外に出る気力がなく、写真を撮りにはいきませんでした…。根性なし。手向だけでなく、庄内各地「塞の神まつり」が行われていましたが、近年はほとんど見かけなくなったのではないでしょうか。実家のある庄内町では「塞道」というところが多いみたいです。羽黒の手向では大黒様を背負い、各家庭に「福の神」を届けます。子供たちが主役の伝統行事で、２００年余り続いてきたといわれているとのこと。ご神体は大黒様ですが、どうなんでしょうね～。塞の神ってのは大抵、ずばり性器そのものがご神体ですからね。なので、明治？昭和？の時代に子供の教育や風紀上良くないということで、中止になったところも多かったようですよ。手向の塞の神の唱えごとは、みっこで　鼻かげで　いんじゃりの　でっけず　そりおばぬげで　いい嫁とるよにいい嫁とるよに余目あたりのと似てますね。塞道の幕なんてご覧になったことあります？かなり、過激？なというか、あまりにあっけらかんとして、おおらかと言うべきか…って内容ですよ。以前、あるところのを見せてもらったとき、長年、見てはいけないものとして保管されていて、見ると不幸が起きるとか言われていたらしいのです。それで、あけてビックリ。なるほど（笑）そりゃ、見せたくないかもしれない…というしろものでした（汗）でも子孫繁栄を願っての素朴なムラのまつりです。少子化の御時世、こういうおおらかな祭の復活と言うのもいいのではないかと…。人気blogランキング地域情報東北地方　今年もクリックよろしくお願いいたします

  2007.01.07

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• 『出羽三山と修験道』を読んで５

  戸川安章さんの著作を読んで感想を書くシリーズ５回目！修験道と民俗　田の神と田の神おろし浄化した死魂は祖霊となって山の神となり、春には田の神となって里にくだるが、冬には山に戻る。山形県鶴岡市西南郊の農村地帯では、明治の改暦までは4/8、改暦後は5/8に「八講」という祭が行われていた。この日は、朝から仕事を休み、午後から一重一瓶で手料理と自家醸造の酒を持ち寄り、神前に供え、、礼は以後、それを飲食しながら農作業や共同の山仕事の日取りなどを協議した。家内安全と豊作を祈願する祭。4/8は多くの村で田の神が山からくだる日となっているが、釈迦の誕生日でもあり、このことと無関係ではない。八講とは八日の講ということだと見ている。羽黒町高寺の雷電神社（明治前は雷電宮、高寺大権現。本地仏十一面観音。）では、春祭りを八講と呼び、これも田の神を迎える行事である。雷電神社の本宮は月山山中の雨告山で、高寺の社殿は里宮。雨告山に雲がかかれば庄内平野は雨になり雷電がとどろくこともあるという。「高寺八講」という名前で山形県の無形民俗文化財に指定されているが、あれは舞の芸能であって、そもそも「八講」とは八日の講（酒宴を伴う信仰集会）という意味である。高寺番楽は維新前は、高寺の修験者が演じたものだが、明治以後には村内の若者によって保持されている。羽黒山にも4/8（明治以降5/8）に祈年祭という田の神を迎える祭りがある。本社の内陣を水田に見立てて牛の縫いぐるみをまとった一人が犂を引き、白丁を着た一人がそれを操作して田をならす所作を行うと、巫女が苗に見立てた松の小枝を植え、鎌を手にした神職が稲刈りの所作を演じる。今年もこのシリーズ継続します。地味に地道に。人気blogランキング地域情報東北地方　今年もクリックよろしくお願いいたします！

  2007.01.03

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• 『出羽三山と修験道』を読んで4

  戸川安章さんの著作を読んで感想を書くシリーズ4回目！修験道と民俗　一　修験道の複合性修験道的儀礼や修行方法は、奈良時代の法相・華厳宗や、原初密教と深くかかわりあって山中に禅居し、私度僧とか祝との交流を通じて次第に形成され、陰陽道や道教の呪術や仙術とも混融しつつ発展した。天台・真言の密教が流行し、山修・山学が盛んになると、諸国の霊山に登り、山を巡歴し、野に伏し、山に臥して苦行・修練を重ねた。そして神仏習合の進む中で堂塔造営の勧進に力をつくしたり、中央と地方の自社を結びつけたり、民衆に薬餌を与え、農耕を手伝い、悪霊を調伏するなど民間宗教家として活躍した。そして地域的集団を形成し、その拠点として頭角をあらわしたのが、大峰・熊野・英彦山・大山・石鎚・白山・八海山・羽黒などである。ここで、戸川さんは徳一が東北修験道の成立を促す原動力になったのではないかとして、４つの理由を挙げている。一つは、羽黒修験の苦行性。二つめに、貴種流離伝説と思われる羽黒の開祖に自らの境遇（徳一の父と言われる恵美押勝は乱を起こして滅ぼされた）を投影したのではないか。三つめに、会津四郡は別当直属の霞であった。四つめに、東北地方の修験者が関係した山岳には弥陀・薬師・観音をワンセットにする信仰が強く、徳一の信仰を継承したものではないか。修験者は諸国の地理や風物・習慣に通じており、各地の霊山・大社とも提携しやすかったから、新興の武士団は彼らからの情報を入手しようとしてこれを軍陣に伴い、戦勝祈願や戦死者の供養にあたらせた。現世安穏・後生安楽を約束する阿弥陀信仰に深く結びついている修験道は戦士らに支持された。平安・鎌倉・室町と時代のうつろうなかで関西地方の修験者は天台（聖護院）系・真言（三宝院）系というまとまりをみせ、それに刺激された関東・東北・三河・甲斐・信濃・越後・佐渡の修験者は、羽黒山を中心に一派を形成した。当時の羽黒山天台・真言を主流に、臨済僧や浄土系の念仏僧を擁する総合大学的機能を発揮していた。仏教を学ぶために中国や朝鮮半島に渡った日本僧…。中国や朝鮮半島でも山は神聖なところだったが、山に入ってその霊気に触れ、溶け合うことが大事だったのに対し、日本人にとっての山は神が住むところだからむやみに入ってはいけない霊域だった。その禁制を験者・禅師たちが破り、中国・朝鮮半島の寺院の多くが山中にあるのに倣って山中での修行を重視した。古人が山を神と仰いだのは山の厳しいまでの崇高さと、おだやかな美しさに畏敬と安らぎを感じたからだが、時代が降るにつれて山は山を統治する神の住むところという信仰となり、穢れが消えて神の座についた祖霊も山に入って山の神になるという信仰が高まった。古神道的な信仰につながる考え方だが、子孫の追善と、死後33年を経て死霊は祖霊となり、山の神の一員になるというのは仏僧の関与によるものであろう。山の神となったはずの祖霊は、冥日や年忌法会とか彼岸や盆には子孫の招きを受けて家に戻り、春には山をくだって田の神となり、収穫を終えると山の神になるという神格転換の観念を生じ、擬死再生と言う修験道儀礼を展開させたのである。な～るほど～。読めば読むほどなんとなくイメージが湧いてくるわね～。修験の派閥とか全然頭に入ってこないけど。とりあえず読み進んでいくわ！頑張る！興味をお持ちの方は、是非買って読んでみてください。→『出羽三山と修験道』人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.12.21

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• 『出羽三山と修験道』を読んで3

  戸川安章さんの著作を読んで感想を書くシリーズ3回目！東北地方における山岳信仰の歴史的概観　十　祝と修験者と山私度僧と村の禰宜・祝の合の子と言うべき修験者は、妻帯し、村はずれの空き地や社のほとりに庵を結んで、祈祷や呪を行い、祓いや代垢離をつとめ、路傍に放置された死体の処理などにもたずさわった。そして、村の神祭りの際は、禰宜や祝のいない村ではその代役をつとめた。明治時代のはじめの神仏分離の際に仏像や仏具・経典の類だけでなく昔の記録なども焼却したりして昔修験者として奉仕した時代のことを語ることは、タブーとされていたような例もあったことから、今の若い神職の中には、自分の奉仕する社がかつては権現様と呼ばれ、観音様とあがめられていたことを知らない場合が多い。しかし、氏子は昔からの慣例で宮司を法印とかヤンブシと呼ぶ例がある。法印とは山伏の称号である。自然崇拝から発した山岳信仰が、仏教者によって体系化され組織化されて、修験道という山岳信仰に発展したが、それに先行する古神道（原始神道）があり、祝や禰宜による祭祀儀礼があったことも否定できない。神道の祝詞が、仏教の法要次第や講式の中の法則とか諷誦文の影響を受けていることは明確。教派神道や巫女などの用いる六根清浄の祓いなども、神道的清明・正直の思想を仏教用語を借りて表明したものである。山に対する恐怖心や幻想こそ古代人の山に対する感情に近く、祖霊が宿るとか灌漑水をわかしてくれるといった崇敬心は後世の所産ではあるまいか。呪験力を得ようと願って山にはいったのは、暴悪なものの住む山での修行こそそれにうち勝つ呪力を得る道だと信じたためであろう。彼らは金剛蔵王権現を守護霊と仰いだ。それ以上に不動明王を崇拝した。修験者らは自らを不動明王の化身と考えた。羽黒山を開山したとされる、崇峻天皇の第三皇子蜂子皇子というのに、その容貌は怪物のようであったというが、その容貌なればこそ悪霊を鎮め、山の怪異を摧き、凶徒の跳梁を抑えることができる、と考えられたのであり、羽黒山が奥羽信越の総鎮守、東三十三カ国の敷地といわれる原因はここにあったものと思われる。東北地方に修験が行きわたり、修行の厳しさが今もなお他に隔絶するほどなのは、山の怪異と夷狄の叛乱とを結びつけて怖れた、東北的伝統の中から生まれたものだからであろう。ちょっと書きすぎ？…汗　すみません。かなり要点だけ書いたつもりなんだけど…。私的には蜂子皇子が開山というのが…。貴種流離伝説？よね？でも、まあ何となく、山岳信仰がおこってきた背景みたいなものは感じられたかな～。という気がする。とにかく、出羽三山信仰の起こりとか正体とかについて知りたいんです。私自身は全く信仰心と言うものがない人間だから。神様だから崇拝しなければいけないもの、みたいな発想がない人間です。その信仰の背景にある思想に共感できなければ、手を合わせることは出来ない性格なんですよね。実家のある町内会には神社もなかったし、在郷の集落みたいに、ムラに住んだらすべからく氏子にならなければならないなんてのはちょっと耐えられないですよね、正直。でも、そういう地域に住んだら諦めるしかないですけどね。だから今はもう諦めています（笑）なんと言っても手向ですから　汗興味をお持ちの方は、是非買って読んでみてください。→『出羽三山と修験道』人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.12.20

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• 『出羽三山と修験道』を読んで2

  戸川安章さんの本を読んで感想を書くシリーズ2回目。頑張るっす！東北地方における山岳信仰の歴史的概観　七　東北地方の山岳と修験者羽黒山伏に代表される出羽三山以外にも、東北地方にはいっぱい修験の山がある、ということで、山形県内だけでも、鳥海山、蔵王三山、飯豊山、葉山、神室山・御所山、鶴岡の金峯山と荒倉山、飽海郡の胎蔵山、愛沢山など。それだけじゃなく、山寺の立石寺や寒河江の慈恩寺などの寺院にも衆徒とか山内衆などと呼ばれる半僧、半俗の修験者や行人がいて、山経営の実験を握っていたとのこと。一方、太夫とか神主・社人といった神職は、下級の僧形者よりもさらに低かった。このことは、ウチのお義父さんも言ってましたね。江戸時代までは、僧の下で地位も収入も低かった神職の人たちが、明治維新のときの廃仏毀釈のときにここぞとばかりに…と…。ま、その当時生きてたわけじゃないんでね、ホントのところはわかんないわけですが…。　八　山に寄せる畏怖と仏に対する期待承和４（837）年、陸奥国で天災地変が起きた際に、政府はこれを不慮の変の予兆と受け取り、神仏に奉幣し、祈祷するように命じた。五大明王は国土安鎮、魔障降伏の力をもつものとして、東北地方では特に信仰されたが、東北地方に現存する9世紀の仏像には、薬師如来と観世音菩薩が多く、五大明王が現れるのは10世紀以降。薬師瑠璃光仏は大医王如来とも呼ばれ、衆生の病を除き、諸根を具足させ、解脱に導く仏として飛鳥時代から信仰されている。観世音菩薩は、衆生の訴えにいついかなるときも即座に救いの手を差し伸べる全能の仏。　　九　東北地方の神と仏神祇関係に目を向けると、日本の神々には自然神が多く、『延喜式』をみると、奥羽両国の神社には、武神的性格のものや中央神的性格の神は、意外なほど少なく、自然神や地方的な神を祀ったものが多くなっているとのこと。前回の日記で名前が出た徳一が開山した磐梯山の神も、山そのものを神とあがめた自然神で、その磐梯神と仏との同体を説いて、後世における神仏習合・本地垂迹説の母体となった信仰を鼓吹したものと思われる。彼の先輩僧には山中で苦修練行を積み、呪文を誦習し、印契を結んで病をなおし、雨を祈り、怨霊を鎮めるといった効験をあらわしたものもあり、天台宗や真言宗のすぐれた密教僧の中にも、東北地方への布教を志したものが少なくなかった。そのため、徳一によって種をまかれた神仏習合の思想は、通仏教的な仏身論とか、天台の本覚論とや始覚論、密教の三論身説の刺激を受けて急速に発展し、奥羽両国の寺院は次第に山岳信仰と結びついていったものと思われる。徳一のように山岳修行の体験者である天台・真言系の修験・山伏私度僧が媒介し、山に対する崇拝が、神道的なものから仏教的なものに移行した…。ってなことを書かれています。なるほどね～。やっぱしんどいは…このシリーズ。人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.12.18

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• 『出羽三山と修験道』を読んで　１

  戸川安章さんの著作『出羽三山と修験道』を読んで感想を書く！のシリーズ第一弾です。東北地方における山岳信仰の歴史的概観この章では、どのように東北地方に山岳信仰が起こっていったのか、ということについて書かれていて、書き出しのところでは、仏教が入った頃の東北人がどのような信仰を持っていたのか、どうもはっきりしないとあります。私は、全然このジャンルについて勉強したことがありませんので、何ともいえないんだけど、戸川さんもタイトルにしているとおり、「素朴な疑問」としては、なんで出羽三山にこのような信仰が起こったのか、出羽三山信仰っていったいなんのか？って疑問はあります。五　陸奥国の建置と仏寺の建立ここでは、779年に陸奥国の多賀ノ柵が多賀城と改められ、行政庁である国府の機能を備えることになり、軍事府である鎮守府も併置されて陸奥国の官大寺としての機能を持つような寺院も附設されるようになったものと思われる、としている。また、もっと早い時期に仏教が東北地方に浸透していたとして、7世紀後半から8世紀にかけての中央作品と思われる小金銅像が、会津や横手に数点残っており、それらは全て正観世音菩薩像であるとのこと。羽黒山の本地物はこの正観世音菩薩ですよね。六　山岳信仰を鼓吹した徳一9世紀に入ると、奈良東大寺の学僧で、法相教学の第一人者であった徳一が、都を去り、東国に下って会津に居を定めた。徳一は名神大社にも列し、庶民信仰の中心と仰がれていた筑波山を拓いて、その麓に中禅寺を建立し、これを仏道修行の道場した。同様に会津でも磐梯山の麓に恵日寺を建立し、磐梯神社の別当寺とする一方、、境内に磐梯明神を勧進して、寺の守護神とも、里宮ともした。そんな形で、徳一は神に対しては仏性を付与し、仏に対しても新しく神格を付会し、神仏習合の理論を組み立てて、人びとの信仰に大きな影響を与えた。東国における山岳信仰と仏教を結びつけた先駆者の一人であった。東北地方における霊山・霊地、国魂の鎮まるような山々が、早くから神仏習合の形をとり、修験者がこれに奉仕するようになるのは、徳一や徳一の徒の、活動に影響されたためであろう、としている。なる～、もともと土地の人たちが山の神と仰いでいた山に僧が足を入れて、民衆信仰と仏教の融和が図られたって訳ですか。なる～…？今日はここまで！結構しんどい。でも、要約しようと思って読んでると随分頭に入りますね。今後、時間がある時に、このシリーズ地道に続けて行きたいと思います。ってか、一冊読みきると、かなりの回数になると思うんだけど…。頑張るわ。興味をお持ちの方は、是非買って読んでみてください。→『出羽三山と修験道』人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.12.16

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• 戸川安章さん死去

  出羽三山や庄内の民俗関係の著作で有名な戸川安章さんが先日100歳でお亡くなりになりました。著作の最後の著者紹介を見ると、明治39年生まれとあったので、ご高齢でも随分精力的な方だなぁと思っていたのですが…。非常に残念なことです。別に、面識があるとかじゃないですけど、ちょっと前1万円程する戸川さんの著作を買ったばっかりだったので。ということで、追悼特集と言うことで、『出羽三山の修験道』を読んで、ちょっとずつ感想？要約？を日記に書くというシリーズをはじめたいと思います。丁度、県では「出羽三山と最上川が織りなす文化的景観」として世界遺産暫定リストへの提案を行ったところですが、個人的には「なんで最上川がくっついて来ちゃったんだ？」って感じは否めません。余計なものがくっついて、焦点がボケたら損じゃないの？内陸のエライ人達が出羽三山だけだと面白くないから最上川くっつけたの？なんてうがった見方をしてしまいました。でも、真っ正直に感想を言うとそんな感じ。ま、いいけどね。それから、某所の紙面である人が「世界遺産に登録されると観光客が●倍になる」みたいなことを書いていて、なんか軽薄な言葉だなあと感じたところだったのですが、世界遺産のｼﾝﾎﾟｼﾞｳﾑに行ったときに、今じゃ世界遺産の数が増えて、そんなにありがたみがなくなり、登録されて1,2年は観光客が増えるけど、もう直ぐに観光客の数が減っているところもありますよ、とのことでした。確かに、副産物として観光客が増えるのは非常にいいことだろうけど、それ以上に地元の人間が、地域の文化を知り誇りに思い、そしてその担い手となっていくことの方がずっと大事だと思います。そういう地域づくりをしていく覚悟がないのなら、世界遺産に登録されたとしても非常に空虚なものになってしまうのではないかと、個人的には思います。だから、まずいろいろデカイこと言いましたけど（汗）、自分としてはこの本を読んで、出羽三山の信仰とはなんなのか、ということについて少しでも知ることができれば、と思っています。っつーことで、次の日記で早速、シリーズ開始！人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.12.16

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  神社の雪囲い

  先日、庄内町余目の長畑の神社の前を通りかかったら、雪囲いの見事さに目を奪われまして。今は、農村の神社でも、こういう囲いはしないところも増えてきましたよね。昔は、谷地刈と言って、雪が降る前の季節に、住宅の屋根や冬場の雪囲いの材料として使う茅や葦を刈り取る作業が行われたとのことです。共同の谷地があって、何人かで刈って平等に分配したとか。手前の大きいのが皇大神社ね。でも、皇大神社になったのは廃仏毀釈のあった明治以降でしょ？それまでは長畑には観音堂ってのがあったんですね。その観音堂が皇大神社の後ろにあります。昔は、各集落にある神社は、みんな○○神社とか言ってなかった。観音堂とか、神明宮とか天満宮とか大日堂とか十王堂とか…。仏教系の名前がついているお堂が多かったんですよね。神社の手前には、民間信仰の石碑がありました。しかし、こんな立派な屋根がかかっているのは、なかなかないですね。雪囲いと言い、長畑はなかなか信心深い人たちが多いところのようです。羽黒山、月山、鳥海山、金峯山、金毘羅山…。かなり欲張りな感じの石塔。これは、旧朝日村の注連寺にミイラがある鉄門海上人の石塔ね。鉄門海上人は、若いときに殺人の罪を犯して発心し、仏門に入って木食行者となり、湯殿山に三年間参篭して霊能を得、施療を行い、また加茂坂を開削するなど公共のために力を尽くした人。庄内町にはこの鉄門海上人の石塔が19もあるそうです。かなり石塔好きな管理人でした…。人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.12.10

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  大黒様

  今日は、庄内では大黒様の行事が行われます。写真のまっか大根、黒豆ご飯、豆なます、はたはたの田楽、豆腐田楽、お神酒、灯明を供えます。大黒様とは、もともとはサンスクリットのﾏｰﾊｰｶｰﾗｰで戦闘の神でおっかない神様だったみたいよ。ところが、日本では中世以後、神仏習合の発展とともに、その袋を担いだ姿や大国主の「大国」を「だいこく」と読む音の共通から大国主神と同一視されるようになり、様々な民間信仰の発展の中で大黒天を福の神とすることが一般化してくる。商人の家では商売繁盛の神、農家では作神、田の神としても信仰されている。私の生まれた余目では、大黒様にあげたものは家長や長男以外食べないとか、昔は縁起をかついでこの日は現金を出さなかったとか。とにかく、子孫繁栄、商売繁盛、豊作など縁起を担いだ行事なので、今でも庄内の家庭ではこの行事を行う家が多いようです。人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.12.09

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  鰰の湯上げ

  今年も鰰の季節になりましたね～。12月9日は大黒様だしね。畑からまっか大根探してこようかな。出来損ないで小さい大根だし、絶対に「まっか」もあるに違いない。黒豆の煮物も食べたい。明日は、職場の忘年会です。行き先は内緒。ヒントはJTBのお客様満足度食事編で90点以上のお宿…とだけ。人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.11.30

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  春秋山伏記　藤沢周平

  職場では、地球温暖化防止の活動の一環として、消費電力の削減に取組んでいる。そのため、昼休みは急な仕事がない限り、ﾊﾟｿｺﾝの電源を落とすことにしている。ﾊﾟｿｺﾝの電源を落とす節電を馬鹿にしちゃいかん。10年前と比べて何が一番事務所の中で変わったかといえば、一人一台ﾊﾟｿｺﾝが導入になったことである。10年前なんて、5人に1台ワープロがあるくらいだったんだからね…。っつーことで、真面目に節電。それはそれで、有意義な時間の使い方が出来るというもので、私は手帳に食べたものや体重を記録し、ダイエットに役立てる取り組みや、読書をしている。本当は運動がしたいところだけどね。恐ろしいくらい運動不足だから。やばいよ、ホント。その読書用に買ったのが、藤沢周平の『春秋山伏記』。一度読んだことがあったんだけど、かなり濫読だった上、実家に置いてきちゃったので再び購入。羽黒に引っ越したので、ちょっと山伏に興味もあるし、読んでみようということで。あとがきに書いてあった文章を読んで、な～るほど…って感じだったので、ちょっと失敬して抜粋　荘内平野に霰が降りしきるころ、山伏装束をつけ、高下駄を履いた山伏が、村の家々を一軒ずつ回ってきたことをおぼえている。　ほら貝を吹き、大きな袋をかついだお供を一人連れて、軒を入ってくると「羽黒山、松の勧進」と唱えてお札をくれた。家々では、お盆に米やもちをのせて、うやうやすくさし出し、「ごくろうさんですのぉ」などと言いながらお札を頂戴する。　この風景が、山伏が霞（檀家区域）をまわる姿の名残だと知ったのは、後日、和歌森太郎さんの『山伏』（中公新書）を読んでからであるが、子供の頃に見た松の勧進の山伏の姿は、荘内の初冬の風景とわかちがたく結びついて、私の記憶に残っている。中略…少し注意してみれば、私たちの暮らしの周囲に、いたるところ山伏が身近にいた痕跡を発見したはずである。わたしたちがしじゅう登っていた金峰山という山は、規模は羽黒山におよばなかったが、れっきとした山伏の修験場であったし、また私が生まれた村の神社の神主の家は、何代か前には山伏として村に住みついた家でもあったのだ。　こういう子供の頃の記憶と、病気をなおし、卦を立て、寺子屋を開き、つまり村のインテリとして定住した里山伏に対する興味が、この小説の母体になっている。中略この小説は、鶴岡の戸川安章氏の御指導がなければ書けなかった小説である。…略だいたいね～、社会人になってから本を読むのが苦手になったんですよ。電車通勤とかなら、電車の中で本を読むとかあるんだろうけど、車通勤だとそんな時間もないんですよね。なんかあたしの中で読書って、家の中でどっぷり腰をすえて読むって感覚がないもので…。なんで、このお昼の時間は貴重かもしんない、と思っています。しかし、いつまで続くことやら…。人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！しかしね、昨日ラーメン食べたんで体重増加は必至、ってことで家の中で腹筋・背筋とか腿上げとか、脚上げとかむやみやたらと動いたんだけど、その甲斐あってか朝より仕事から帰宅した時の体重が1.5kgも減ってた。最近減ったことのない領域まで体重が減った！素晴らし～！Ｈさんからもらったドーナツとかいろいろ食べたのにね～。やっぱ運動だね！ちなみに、職場のトイレでもちょっと脚とか上げてることがあるので、私と同時にトイレに入らないようお願いいたします…。

  2006.11.13

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  戸川安章さんの本で出羽三山信仰について学ぶ

  学生の頃から、本には金に糸目をつけない方だったと思うが、また買っちゃいました…。高々450頁ほどの厚さで9,900円＋税もしました…涙出羽三山信仰について知ろうと思ったら、まずは戸川安章さんの著作ですね～。こういう民俗学系の本て大好き。その土地の本当の歴史が見えてくる気がするから。人々がどんな生活をしてどんなことを考えて祈って生活していたのか。藩の歴史とか、支配者の歴史よりもずっと面白いと思いますね。庄内のことをより深く知りたいと思ったら、戸川さんの本はさけて通れませんよ！出羽三山と修験道修験道と民俗宗教出羽修験の修行と生活OD＞出羽三山と東北修験の研究OD版人気blogランキング地域情報東北地方山形県庄内地方のﾛｰｶﾙ情報！

  2006.11.02

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