今日は十五夜のお月見でした
所用で出かけて自宅に19時頃戻り、すぐにまたでかけました
その行きかえりの時
やはり狭い道を両方向に駐車し非常に危険な状態になっていました
お月さんにお供えしたものを子供達がたばっていく行事です
うちもお供えしました 写真は残らずたばっていった後です

でもね本来は今日はお月見がないのです
お月さんみえましたか 雲で見えません
時代の流れでしょうね お月さんに関係なくなってしまっています
それはそれで仕方ないでしょう しかし親は教えるべきですね
いいわけですが、忙しくて適当にお供えというより「たばらして」重視
これではお月さんに怒られますね
お神酒もないし、ススキも本来は1本か5本でしょう
花瓶もお酒シール剥がしていないし
しかし今日はお月さんが出ていなかったのですから
お供えして拝むことも本来は出来ないのです
昔ならだれもお供えはしなかったものです
お供え前の里芋

これもお月さんに怒られます 買ってきたものなのです
本来のお供え、世間で言われているような月見団子なんて
私の町では昔からおこないません 半世紀さかのぼってもね
本来は里芋です 芋名月なのです
里芋、さつま芋、おはぎ、お神酒、栗でしょうか 年によっては柿も
最近はお菓子主体ですね
お供えの場所はとぼとの中央です
※熊野でも「とぼと」知らない方が多いです 大きなひろい庭です
そしてお月様登ってくるまでにお供えし
お月様がのぼってくると、拝むのです
しばらくすると子供たちが、そのお供え物をたばって持って行ってくれます
熊野市久生屋町、金山町の方へのお願い「芋たばらして」
家から家に子供を乗せまわる行為はやめましょう
夕方お月さんも出ていない時間帯にまわるのもやめましょう
たばる範囲は子供が歩ける範囲にするべきです
きちんとタバラシテと言うように子どもに教育しましょう
なるべくお供えしているお家の方と会話をしましょう
なぜ競争のように急いでまわるのですか
昔死亡事故も起きているのですよ
もっと風情を味合う気持ちを持ちましょう
昔の金山町の子供達は町内でも自分の住む部落しか回らなかったのです
父兄に言います
車は遠くに止めて危険や不安があるのなら子供と一緒にまわりましょう
熊野市の広報で注意呼びかけもあったでしょう
学校に厳重注意をしますが、問題は親の認識です