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テーマ:難病と在宅ケア(278)
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地域自立支援協議会とは「障害のある人もない人も共に過ごしやすいまち」をめざして、地域の様々な人が参加して問題を解決していく組織です。平成21年頃から各市町村にあります。
具体的にどんなことをしているのか・・宝塚市の場合は残念ながらよく分かりません。隣の西宮市地域自立支援協議会ではHPで情報公開しているので良くわかります。恥ずかしながら、隣の市のHPを見てわが市でも多分こうだろうと想像している次第でした。 今日は宝塚市地域自立支援協議会の今年度の第1回全体会でした。会場は市役所の大会議室です。各部会の代表者からの報告の後、医療的ケアのある人の実態を知りたいとのことで、私の講演を依頼された次第です。 妻と一緒に参加しました。当初は45分間の予定でしたが、前の各部会からの報告が延びて30分ほどに短縮されました。パワーポイントを使って説明しましたが、時計とにらめっこで、ページを何枚も飛ばしながらの説明だったので出来はもう一つでした。 2点ほど、地域で解決して欲しいことを申し上げましたが伝わったかどうか・・各部会の代表者ということで地域の偉い人ばかりでしたので、多分忙しい人ばかりだろうなぁと・・考えてくれる時間はあるのでしょうか。 一つは来年4月からの「介護職の医療的ケアの法制化」の問題です。今のままでは宝塚市内では研修してくれる場所が無いと申し上げました。 もう一つはレスパイト入院の問題です。レスパイト入院にもようやく光が当って平成22年度より重症難病患者入院施設確保事業が始まりました。 ---- 在宅療養中の重症難病患者であって、介護者の事情により、在宅で介護をうけることが困難になった場合に、一時的に入院することが可能な病床を、各都道府県の拠点病院等に確保する。 ---- 実施状況 千葉県、滋賀県、京都府、茨城県、鳥取県などが実施 大阪府 平成23年7月1日より開始 東京都 独自の制度、平成12年より実施 わが兵庫県は・・未実施です。予算すらついていないとのことです。 一方で天理市立病院のように、この制度と関係なくレスパイト入院を積極的に受け入れてくれる市立病院もあります。 できればわが市立病院もこのような姿勢を打ち出して欲しいものです。 会場で驚いたのはパソコン要約筆記の方が4名、手話同時通訳の人が3名もいたことです。両方とも大変疲れる仕事のようで、交替しながらやられていました。ITの進化で早くこれらの作業を自動化して欲しいものだと思いました。 当日は天気が良かったので家から車椅子を押しててくてくと・・会合が始まる前に市役所横の末広中央公園でお昼(妻は経管栄養で私はおにぎり)をしました。風がさわやかで気持ちが良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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