多系統萎縮症の介護日記

自動吸引用のカニューレに新型が出たので、お試しで使ってみました。
コーケンダブルサクションカニューレ



大分協和病院の山本先生のHPに写真と解説があります。
コ－ケンダブルサクションマニュアル

私が一番注目したのはカフが俵型になって大きくなったことです。
今使っているカニューレのカフ圧は25hPaです。
新型は20hPaでも大丈夫そうです。
カフ圧が低ければ気管壁にも優しいのでこれは嬉しい改良です。

2週間お試しで使ってみました。
内方吸引チューブが太くなったので以前より痰が引きやすくなりました。
詰まりのトラブルも減りそうです。

カニューレのサイズは、現状の外径12mmから在宅療養を始めた当初のサイズ（外径11mm）にしてみました。
カフ圧20hPaでもほとんどは大丈夫でしたが、時々呼吸器の空気が漏れることがありました。
次は外形11.5mmのカニューレでお試しの予定です。


新型カニューレの注意点

吸引シールバルブなるもの（私的には不要なもの）が付いたので自動吸引機のホースに接続するには「ルアーコネクタ」という特殊なコネクタが必要です！



通常は医療機器の代理店に注文するのですが、○○医療器から「そんなの扱ってません」と言われたので徳永装器に泣きついて直接購入にしてもらいました。
1個300円です。