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カテゴリ:介護
我家のエアマットはモルテンのオスカーです。
自動体位変換機能が付いていますが、2014年1月に導入以来一度も使ったことがありませんでした。 理由はアームで回路が保持されているからです。 体位変換するとカニューレの位置が若干左右に動くのですが、回路がアームで保持されているためにカニューレが回路に引っ張られて無理な力が加わります。 こんな訳でずっと使えないと思い込んでいたのですが・・・ 他の介護者宅を見学するにつれて少しずつ考えが変わって行きました。 トリロジーという呼吸器をお使いの介護者宅を2軒訪問しました。 2軒共自動体位変換機能を使っておられました。 トリロジーでは回路にY分岐が無いので回路をアームで保持する必要がないのです。 呼吸器をトリロジーに変えれば自動体位変換が使える・・ これはもう呼吸器を換えるしかないかと悶悶としていたのですが・・ ふと、アームの使用を止めれば良いのではないかと思いつきました。 やってみました。 うまく行きました! ふとんの上に回路を乗せただけです。 回路のずり落ち防止のために洗濯バサミでふとんをつまんでいます。 体の向きに合わせて回路も一緒に動くのでカニューレに無理な力が加わりません。 夜間の体位変換から解放されました。 もう3時間毎に起きる必要はありません。 妻も体位変換の度に呼吸器を外されることがなくなったので無理に起こされることがなくなりました。 自動吸引器導入に次ぐ大きな変化です。 ちょっと感激しています。 オスカー導入以来約4年、宝の持ち腐れでした。 気づいたのは他の介護者宅を見学させてもらったおかげです。 これからも機会があれば見学させてもらおうと思います。 追記 日中のケアでは、アームで回路を保持した方が扱いやすいので、まだアームは使っています。 夜間の体位変換からは解放されましたが、以前のリズムを体が覚えているせいか、まだ途中で目が覚めます(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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