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カテゴリ:妻以外の介護
母は伝い歩きです。
いつものトイレはベッド横のポータブルトイレですが、朝だけ、家のトイレを使ってもらっています。 トイレの後、自分で顔を洗ってもらっていました。 11/7(木)朝6時半頃、家のトイレへ行く途中、バランスを崩して転倒しました。 左側に倒れたので、左腰の出っ張った辺りが痛い痛いと訴えます。 骨折の疑いありです。 往診医に相談したところ、入院した方が良いとのこと。 病院にも連絡を入れてもらいました。昨年と同じ病院です。 次女に仕事を休んでもらい、午後一で救急車を呼んで病院へ。 大腿骨頸部骨折でした。 手術すれば、車いす生活になるかも知れませんが、治る病気です。 金曜日は手術がいっぱいだということで土曜日の手術となりました。 病室では痰もしくは胃からの逆流物を口に溜めてむせてました。 看護師さんが何度も吸引していました。 何となく嫌な気分でしたが妻の介護もあるので夜7時頃帰宅。 夜11時半頃、病院から電話。 「母が息をしていない」とのこと。 次女に来てもらって(妻を看てもらって)病院へ。 死亡診断が行われました。 11月8日0:25 心不全 でした。 あんなに元気だったのに、心不全・・ しかも入院したその日に亡くなるなんて・・ 病院へ死にに行ったようなものです。 手術のリスクは沢山説明されましたが、入院のリスクの説明は受けてません。 しばらく受け入れられないと思います。 葬儀社に電話して自宅搬送。 母のベッドに安置してもらいました。 今にも起きてきそうな穏やかな顔でした。 11/9 通夜 妻は次女に看てもらいました。 11/10 葬儀 家族葬で行いました。 妻は重度訪問介護のヘルパーさんに看てもらいました。 母は遺骨となっての帰宅でした。 もうデイサービスもショートステイも行くことはありません。 母は大正12年生まれ、96歳でした。 大正、昭和、平成、令和と4つの時代を過ごしました。 孫6人、ひ孫9人 命は受け継がれています。 私の母の介護は終わりました。 最後に痛い思いをさせてしまったのが心残りです。 伝い歩きのトイレには付き添えば良かったと後悔しています。 母の死亡診断書には11月8日0:25と書いていますが、実際に亡くなったのは11月7日の深夜です。 9年前、父が亡くなったのも11月7日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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