参加者のためだけに特別公開される大窪町の曳山
日野町商工会は、日野の歴史やおもしろいものを再発見する日野散策ウォーク「風流郷(ふるさと)うぉーくらりー~日野を歩いて楽しもう!~」の参加者を募集している。
開催日時は、六月五日午前十時から。見どころは、滋賀県無形民俗文化財に指定されている馬見岡綿向神社の春の例大祭"日野祭"(五月二、三日)でしか見ることができない曳山の見学。参加者のために大窪町が曳山「龍虎車」の山庫を公開する予定で、詳しい解説を聞くこともできる。
二つ目の見どころは、日野町大窪に工房を構える「富士家パン」でのぷち体験。富士家パンは、日野の特産品"日野菜漬け"を使った日野菜パン(チーズ焼きとサラダサンド)を商品化したことで有名で、創業六十年を超える老舗。
具体的な散策コースは、まちかど感応館を出発し、大窪町の曳山庫から富士家パン、清水町の町並み、若草清水、蒲生氏の菩提寺である信楽院を巡り、同商工会が近江日野商人屋敷(旧西田邸)を借り受けて交流施設として活用している風流郷邸(ふるさとてい)へと戻ってくる。所要時間は二時間半の予定。
募集人数は先着三十人。参加費千円。参加希望者は、今月二十七日までに、同商工会(TEL0748-52-0515)へ申し込む。