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早耳情報筋の友人から、今ネットで「リステリンno.6」がいいらしいと聞きました。
リステリンと言えばあの口腔洗浄液ですが、私も以前使用したことがあります。愛用している友人もいます。そのリステリンno.6ですが、何がすごいのでしょうか。 これに関して、結構説得力のあるブログを見つけたので紹介します。 Listerine no.6: リステリンNO.6 長いので、まずは結論から。 以下引用 ※ ※ ※ ※ 【まとめ】 「リステリンno.6」最強説は、輸入代行業者の単なる風説の流布かと思われる。 タイ語を理解できない日本人をターゲットにした悪意のある詐欺だ。業者は在庫を抱えて死ねばいいのに。 そもそもリステリン(無印)自体、数年前に口腔洗浄に全く効果なしと結論が出ていたブランドじゃないか。 ※ ※ ※ ※ 以下引用 ※ ※ ※ ※ リステリンno.6というのがネット上で話題になっている。 この話、どうやら概ね下記サイトの記事が震源地のようだが、 http://www.nikaidou.com/archives/4102 肝心要の部分がよくわからない。 要約すると、 1タイ・ボルネオだけで販売されている強力なマウス・ウォッシュ 「リステリンno.6」というのがある。 2「リステリンno.6」は虫歯予防に非常に有効で、 これが広まれば歯医者の死活問題に関わる為、一部の国でしか販売されていない。 3日本で新発売された「リステリンno.6」は、有効成分が入っていない。 【結論】日本の歯医者の利権のおかげで、最強の虫歯予防マウス・ウォッシュ「リステリンno.6」 が使えないなんて日本社会は狂っているぞ。 おまけに成分の異なる、無意味な同名商品を売るなんてこれは詐欺じゃないのか? こんなところだろうか。 で、その「有効成分」なのだが、別サイトのブログによると、「フッ素」との情報。 ありきたりなフッ素が出た時点で、別にこの「リステリンno.6」に拘る意味はなく、 別のフッ素濃度が虫歯予防に十分有効な商品を探せば良いだけなのだが、 ついでにリステリンブランドの本家、ジョンソン&ジョンソンのサイトを確認してみる。 http://www.listerine.com/index.jsp 北米、同商品の名称は「LISTERINE? TOTAL CARE」(パッケージデザインがほぼ「リステリンno.6」と同じ)。 3つのフレーバーがあり、問題のフッ素濃度は0.0221%(221ppm)。 残りの成分は 水、ソルビトール液、アルコール(21.6%)、香料、非イオン性界面活性剤407、 ラウリル硫酸ナトリウム、燐酸、スクラロース、2塩基リン酸ナトリウム、着色料 である。 フッ素は毒性があり、日本では薬事法によって含有量が上限1000ppmに制限されている。 フッ素濃度と虫歯発生率の相関関係はこのサイトによると、 http://www.euronica.co.jp/fusso.html 公共用水にフッ素を入れて、虫歯で失う歯の本数がどのように変化するかを調べた結果、フッ素を添加しない場合に比べて フッ素濃度1.0ppm・・・約50%減少 フッ素濃度2.0ppm・・・約60%減少 フッ素濃度2.0ppm以上にしても虫歯の減少率はほぼ変化なし。 という報告があります。ただし、一日の摂取量や日数などにより結果は変わることが考えられます。 各国でフッ素による虫歯予防が行われてきましたが、1.0ppm以下で使用している国が多いようです。 また、フッ素使用国は過去40ヶ国以上になった時期もありますが、現在はほぼ半数に減少しているということです。 とのことである。 上記は公共用水に希釈した場合の濃度なので直接比較はできないが、 1フッ素濃度が一定以上になると虫歯減少率が飽和する。 2公共用水に混入されるフッ素はごく微量。 ということが読み取れる。 さて、これらを知った上で米国「LISTERINE? TOTAL CARE」のフッ素濃度221ppm、 日本の薬事法で決められた1000ppmは不十分なのだろうか? 日本にもフッ素含有を謳った、歯磨き粉やマウスウォッシュが多数販売されている。 ところがなぜかそれらにはフッ素含有量の記載が殆ど無い。 下記サイトに一覧があったので、商品名に覚えがあるものをかいつまんで引用する。 http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/flu-toothpaste-01.html ホワイト アンド ホワイト ライオン 960ppm PCクリニカライオン 960ppm ホワイトサンスター 924ppm Ora2 ペースト 925ppm クリアクリーン 883ppm コルゲートフローリガードはみがき 1000ppm レノビーゴ 100ppm 液状 ブラッシュライオン 950ppm 液状 デンターシステマライオン薬用液状ハミガキ 950ppm 液状 簡単にその辺で手に入るような商品に、概ね上限1000ppmぎりぎりのフッ素が含まれていることがわかる。 つまり、フッ素濃度だけで比較すれば、北米で販売されている「LISTERINE? TOTAL CARE」の221ppmという数字は 日本の基準からすればかなり薄いと言える。 これらは、あくまで北米「LISTERINE? TOTAL CARE」と日本のそこら辺の商品との比較で、 問題のタイ・ボルネオの「リステリンno.6」の成分は、はっきりしないが、 毒性のあるフッ素をタイ・ボルネオの「リステリンno.6」のみ濃くして発売する根拠を考えにくいことや、 フッ素の適量がごく微量であることを考慮すると、タイ・ボルネオの「リステリンno.6」は「LISTERINE? TOTAL CARE」と ほぼ同一商品であると推測される。加えて、日本で発売された商品も慣例でフッ素について記載が無いだけで 実際にはフッ素を含有しているのではないだろうか?きっちり221ppm。 それでも「LISTERINE? TOTAL CARE」が欲しい人は、その辺で日本版を買うか、 amazon.comのこれを買えばよい。1リットルでわずか$7.32と送料だ。 http://www.amazon.com/LISTERINE-Total-Anticavity-Mouthwash-Fresh/dp/B0013VDADE/ref=sr_1_19?ie=UTF8&s=hpc&qid=1282879665&sr=8-19 間違ってもこういう所やヤフオクでは買わない方がよい。 http://www.bts-world.net/contents/healthy/index.html ※ ※ ※ ※ フッ素含有のリステリンも虫歯予防に聞くのかも知れないが、私は食後の歯磨きが有効だと思っている。食後3分以内に3分間、一日3回磨くというような、歯医者ですすめられるあれです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.28 08:08:58
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