旅とインドシナ浪人★タイ・ベトナム・カンボジア・激安情報ブログ

ストーリーとしては面白いし、とにかく元気を与えてくれる小説です。これでこの小説は２回目ですが、映画を２回見るのと同じく２回目は、前回気がつかなかったところなどに気がつき理解力が深まります。主人公の白圭や孟嘗君の生き方に共感を覚える点が多い。



確か高校生の頃、漢文に『鶏鳴狗盗』に関連して孟嘗君も出てきたような気がする。

参考：宮城谷昌光

今回の選挙でまた自民党が勝ち、また嫌な時代が続くかと思うとうんざりする。私の周りには自民党派の人は少ない。ネットで政治を見ていけば、、集団的自衛権、消費税増税、来るべき徴兵制などの問題点が見えてきて、とても安部政権を応援する気にはならないと思うが。

私はしがない派遣で食つないでいるが、米国に後押しされて日本に派遣を導入したのが小泉・竹中政権。今や日本の非正規労働者は全労働者の４割といわれるが、この大半はアベノミクスの恩恵も受けず、給料も上がらず、物価上昇の中で苦しい生活を強いられている。

やがて自衛隊が米軍の前線に出て戦わされるようになるようであるが、アメリカ、ジャパンハンドラーの言いなりに次々に憲法改正して戦争参加への道を進んでいってよいのか。アメリカの仕掛けに嵌められて、日本が中国、北朝鮮などと戦争することはない。ましてやシリア、中東などへ自衛隊が派遣される必要性はない。

株だけが上がり、一部の金持ちだけがより豊かになる、今の安部政権の政治では日本はどんどん貧乏国家になるだけだ。

多くの国民はこんな自民党に反対しているはずと思うが、こんなに議席が取れるとは到底思えない。不正選挙が行われたと思う所以である。宗主国アメリカでも不正選挙が行われたから、その属国である日本でも不正選挙を行ってもよいということであろうが、とても民主主義を標榜している国の行為とは思えない。

不正選挙に関しては時間がたつにつれて明るみになってくるだろう。

しっかり税金を払ってもこのような国民を苦しめるようなことばかりやっている政府は大いに批判されるべきだろう。やがて民衆の怨嗟の声が天まで届く時が来よう。

現実の生活は厳しく、日本の先行きは暗いが、『孟嘗君』のような小説を読んでいると、それでも生きる元気が出てくる。時給が低く、長時間無理して働いて生計を立てているが、寸暇を惜しんで好きな本を読んでいる。

通勤のバスの中や、職場の食事の後の10分間とか。この忙しい時間の中のちょっとした時間が貴重である。

北朝鮮を見習えとはいえないが、堂々とアメリカに向かってものを言える政治家が今後出てくることが望まれる。