たーちゃんファンド

南京事件「証拠写真」を検証する

を読んだのですが、紹介します。


河村市長の発言を受けて

自分なりに色々と調べてみようと思い、

南京事件に関する肯定派と否定派の本を

何冊かずつ買い込んで読んでいる所なのですが、

なかなか面白かったのがこれです。


この本では３万枚と言われる証拠写真のうちから

特に重要な本に多く掲載されている１４３枚について

それが信頼できるものなのかどうかを検証しています。



結論から言いますと、

１９３７年１２月に日本軍が南京を陥落させた後、

中国国民党は反日親中に世界の世論を持って行くために

戦争プロパガンダに全力を注ぎ始めたのが１９３８年春で、

１９３８年７月にオーストラリア人で中国側工作員でもある

ティンパーリが『外国人目撃中の日軍暴行』

という宣伝本に写真をを載せるために

大急ぎで撮影工作したものが

現在もいわゆる証拠写真として出回っているという事です。



そのために殆どの写真に出てくる人々が

半袖シャツや上半身裸といった格好で登場し、

大虐殺があったと言われる１２月～１月の南京の

最高気温でも５度を超えない気候から考えると、

どうしてもそれが当時の南京とは思われない写真が殆どです。


その他にも

・被害者に影が無かったり
　物理的に不可能な角度で首を持ったり
　人間の顔の輪郭になぜか直線が入っている　
　など明らかに不自然な合成写真

・ある写真では殺人の被害者になっている人が
　　別の写真では心臓をえぐり出す加害者になるなど
　　露骨で幼稚な創作写真

・そもそもその時代の日本軍の制服から考えると
　　左腰の日本刀を差す所が無かったり、
　　立て襟と詰め襟が違っているために
　　時代背景が無茶苦茶

・当時の日本軍には公開処刑や晒し首の習慣はなかったのに
　　なぜかそれが行われている

・上海や徐州など別の土地だとすぐに分かるもの

・その時代には投入されていない戦車が出現など
　　またも時代背景が滅茶苦茶

・他の新聞や雑誌からの写真を転載して
　　悲惨な中国人を解説しているが
　　拡大してみると笑顔が分かって支離滅裂なもの

・他の新聞や雑誌からの写真をトリミングしたが
　　元の写真が分かると１８０度意味が変わるもの


等々あまりにも幼稚過ぎて、

いくら何でももうちょっとマシな写真は作れなかったものかと

首を傾げてしまうものばかりでした。





最近の中国は高速鉄道の事故で

露骨な隠蔽工作をした揚句にそれを掘り起こして

世界の爆笑を買っていましたが、

それと同レベルの事が７０年前でも行われていたのです。

夏の格好をした殺人者のレベルの低い合成写真を

冬の大虐殺の証拠だと提示してシラを切るのなんて、

これは爆笑以外の何物でも無い。


日本人の感覚ならばこれを証拠写真だと言い張るのは

恥ずかしくてとても出来ない事ですが、

それを言い張る中国人はやっぱり凄いとしか言い様が無いです。


南京大虐殺肯定派はこれらの写真を掲載して

持論に説得力を持たせようとしていますが、

これでは完全に逆効果で嘘くささだけが残ります。

恥ずかしく無いのでしょうかね。



日本人には嘘をつく事は恥であるという文化がありますが

それは日本だけの話であって、
　
中国に限らずアメリカやフランスなども

戦争中は平気で嘘をついて

捏造写真をあたかも真実の様に報道して

世論を誘導していたという歴史があります。


しかしその中でも特に中国という国は酷いもので

国民党であろうが共産党であろうが

この様な工作を平然とやって来る国であると

改めて認識させられた一冊でした。


Ｐ．Ｓ．）マツダの公募増資に２７．５万株参加しました。