植村式ビジョントレーニング👀【両眼視・動体視力・深視力・周辺視野】視覚機能向上とその効果とは❗️

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  第38回ビジョントレーニング　卓球の有効性

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんにちは本日は、「見る」⇒「認知判断」⇒「行動・動作」この一連の流れで、「行動・動作」を「卓球」というスポーツを通じての有効性を以前解説いたしましたが、再度、目を使い脳で判断し行動・動作までの解説を復習したいと思います。このスポーツは、動体視力と反射能力、高い瞬発力や持久力が必要とされます。あくまで高齢者の方はご自分のペースで行うことに効果があります。「見る」・素早いボールの動き⇒「跳躍性眼球運動」・ゆっくりしたラリー⇒「追従性眼球運動」・手前に迫ってくるボールを追う動き　　　　　　　　　⇒「輻輳力」・ボールにピントを合わせる動き　　　　　　　　　⇒「調節力」・打ったボール（手元から離れて行くボー　ルを目で追っていく動き）　　　　　　　　　⇒「開散力」「見る」行為は、この繰り返しです。カメラで言えばレンズの役割をしております。「認知判断」　　・脳でボールと認識⇒「形態知覚」・ボールの位置、距離感⇒「空間知覚」カメラのレンズで、ボールを追い脳でボールを認識する。ボールと自分の位置関係を測る。「行動・動作」（目と手の協応）・脳でボールの位置関係がわかれば脳から　「打て」と指令が出て、手足が打つ為に　行動します。　この反応は、当然、高齢になればなるほど落ちて行きますが、訓練で、改善が可能と言われております。脳から正しい指令が出ても手足である筋力が弱いと正確な動きができません。高齢になると手足の筋力も衰えないケアが必要です。この一連の動作、「見て⇒脳で判断⇒目と手の協応」は、日常の生活で非常に重要です。自動車運転から歩行にいたるまで全ての私生活で有効となります。「卓球」は身近なビジョントレーニングです。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.30

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  第37回　ビジョントレーニング（視空間認知トレ）3

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんにちは認知判断（脳のトレーニング）で、読書や音読が、よいと言われております。高齢者は、一冊の本を集中して読むことを苦手に感じている方が、多くおられます。老眼が、進んで文字が、ぼやけて見える方、眼球運動が弱くなっていっるために「行を間違えて読んでしまうため本の内容がわからなくなる。」など実は、後者が多いのです。みなさん「速読」をご存知でしょうか。速読のトレーニングは、脳（海馬）のトレーニングに非常に効果的です。この「速読」は、基本的にビジョントレーニングを積み重ねると読書スピードが、飛躍的にＵＰします。高齢者もこの速読トレーニングが、認知症予防に効果があると考えられてます。ただ、高齢者が速読を目的で行うのではなくて正常な眼球運動を取り戻すことにより読書をすることに苦がなくなり脳の活性化となります。本日も図形のトレーニングをどうぞ　「立法体になるのはどっち？」問題1問題2　「見本と同じ図形は？」問題3問題4　「下にあって上にない図形は？」問題5答え問題1・・・右（青）問題2・・・左（赤）問題3・・・下段左問題4・・・上段右問題5・・・クローバー下参考にさせてもらってますパズル　「認知症で要介護にならない脳トレ予防の老年若脳」 ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.26

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  第36回　ビジョントレーニング（視空間認知トレ・図形）2

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんばんは本日は、「認知判断」脳のトレーニングを行ってまいります。視空間認知トレーニングは、図形やパズルなどの問題が、効果があると言われております。　「立方体になるのはどっち？」問題1問題2　「見本と同じ図形は？」問題3問題4答え問題1・・・右（青）問題2・・・右（青）問題3・・・上段右問題4・・・上段左写真の投稿で見えずらくてすみません参考にさせてもらってますパズル　「認知症で要介護にならない脳トレ予防 の老年若脳」■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.22

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  第35回　ビジョントレーニング（視空間認知トレ）1

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんばんは前回までの眼球運動トレは、毎日行うのは、大変なので、週に2～3日行うと効果あります。外眼筋を滑らかにし動きを鍛えることにより脳が刺激され、認知症予防や自動車運転事故を予防する第一歩です。高齢者の方は、運転免許返納問題を解決するためのトレーニングも兼ねてください。動体視力が飛躍的に上がります。以前、ご説明しました、「見る」⇒「認知判断」⇒「動作・行動」「見る」のトレーニング方法をご紹介しました。まだまだ一部のトレーニング方法ですが、このトレーニングを定期的に行ってください。「見る」・・・動体視力向上1、跳躍性眼球運動2、追従性眼球運動3、両眼視（輻輳・開散）　本日より、「認知判断」を鍛えてまいりましょう。「認知判断」・・・脳を鍛える1、形態知覚、空間知覚脳のトレーニングは、いろいろなところで、言われており、脳トレの雑誌や本、テレビゲーム、ＰＣなどいろいろあります。どれも継続して続ければ、それなりの効果は、期待がもてるとは思います。しかし、私が、日頃から取組んで研究しております外眼筋のトレーニング効果は、ありません。特に、65歳を超えてくると「輻輳力」は、著しく落ちてます。（数千人のデータ取りをしております）輻輳力が落ちてくるとまず、脳トレを行うために手元の数字や文字、図形を40センチの視距離で、恐らく老眼鏡を掛けてトレーニングすると思います。実は、ここからが重要なのですが、老眼鏡は、一般的に凸レンズで矯正しております。眼鏡レンズと眼位の関係で、凸レンズを掛けると眼位は、外方向に開いてしまい余分に開いた分、眼球を内寄せするために「輻輳力」を使います。人間は、焦点を合わせるために一生懸命、「複視」しないように輻輳力をむりして使います。ムリして見るために集中力が続きません。ただ、眼筋の筋力が、まだまだ強ければこの限りではありませんが・・・。「見る」といったところでつまづいては、効果が、薄れてしまいます。昨今、脳トレだけのトレーニング（認知判断）のトレーニングだけではなく、視覚を正確に理解し正く集中力が持続できる脳トレが、必要なのです。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.20

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  第34回　ビジョントレーニング（輻輳・寄り目トレ）3

  ■ブログ引越ししました！US-VTビジョントレーニング❗️優れた距離感覚「深視力」をつくるには👀https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20150312&d_seq=0ブロックストリングの見え方で判断！視覚機能の問題点と解決方法⁉️US-VT ビジョントレーニングhttps://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20161223&d_seq=0こんにちは今回の輻輳（ふくそう）開散（かいさん）トレーニングは、3回目の、ご案内となります。今回の、寄り目のトレーニングは、簡単な道具を使います。これは、第32回目の記事で書いております。生理的複視と同じような内容ですが、距離を変えて素早く玉を追うので、両眼視のトレーニングには、最も効果があります。このトレーニングの効果は、両方の眼で、しっかり物をとらえて動体視力の基礎や立体感、距離感を鍛え脳に刺激をあたえます。「ブロックストリング」　1、ひもを伸ばして、鼻に当てます2、もう一方の手で、ひもを持ち腕をのばします。3、手と手の間に、三つの玉が均等に並ぶように　セットします。　（眼から10センチずつ玉を離します）1、真ん中の黄色の玉を見ると、その玉から手前　の赤玉と奥の緑玉が上記写真の上左のように　玉が二重に見えます。これは、正常な状態で、　生理的複視です。2、次に、手前の赤玉に焦点を合わせると、写真　上左のように、真ん中黄玉、一番奥緑玉は、　二重に見えます。これも生理的複視で、正常　な状態です。3、最後に、緑玉に焦点をあわせると、写真のよ　うに、赤玉、黄玉が二重に見えます。これも　生理的複視で、正常です。上記のように、見えないと両方の目で、物を見ていない可能性があります。両目を使ってないと、距離感や立体感が、得られないために日常生活などで支障がでてきます。トレーニングは、　三つの玉を順番にゆっくり、生理的複視を感じて、見て下さい。慣れてきたら、だんだん早く行う訓練をして行きます。ブロックストリングは、ネットで販売してます。「メンタルトレーニングストア」です。

  2015.03.17

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  第３３回　ビジョントレーニング（視空間認知能力）

  　こんばんは今回は、輻輳（ふくそう）トレーニングを少しお休みしまして、視空間認知能力の解説とトレーニングを少々ご案内します。「視空間認知能力」視空間認知とは、空間を見て何がどのような状態になっているかを知ったり、平面の地図や絵をみて、立体的にイメージしたりする能力です。右脳でコントロールされてます。「視空間認知能力で道に迷う理由」　認知症の症状として「道に迷う」という症状があります。記憶に加えて、視空間認知能力の低下が強く関係してる症状です。視空間認知能力が低下しますと自分と現実の位置関係がわからなくなります。目で見た世界が、どうなっているのかわからなくなり、いつも目印にしていたものが目印でなくなってしまいます。そのため、道に迷うことが多くなります。「視空間認知能力の低下に伴う主な症状」・道に迷う・物にぶつかる・転倒しやすくなる・自分の体の部位がどうなっているかわから　なくなる・床に置いた敷物が穴に見えてしまう・道具をつかえなくなる。　参考にさせてもらっております　ホームページです　「認知症で要介護にならない脳トレ予防　　の老年若脳」

  2015.03.14

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  第32回　ビジョントレーニング（両眼視・輻輳・生理的複視）2

  ■ブログ引越ししました！US-VTビジョントレーニング❗️優れた距離感覚「深視力」をつくるには👀https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20150312&d_seq=0ブロックストリングの見え方で判断！視覚機能の問題点と解決方法⁉️US-VT ビジョントレーニングhttps://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20161223&d_seq=0こんばんは前回から両方の眼で物をとらえて、立体感や距離感をコントロールしております両眼視（輻輳）のトレーニング方法をご紹介しております。「前回の寄り目のトレーニング」今回は、きっちり両眼視をしているかどうか？の簡単なチェック方法をご案内します。「生理的複視」両手の指を立てて写真のように眼前にセットします。手前の指に焦点を合わせると奥の指が、ボケながら指が２本に写ります。これは、「生理的複視」といい「両眼視が、しっかり出来てますよ。」という合図、「確信ができます。また、今度は、奥の指に焦点を合わせると、ボケながら手前の指が２本に見えます。不思議でしょう。これは、両眼視している正常な状態なのです。この現象もトレーニングには、有効です。「手前　⇒　奥　⇒　手前　⇒　奥」と交互に１日数回取り入れると非常に効果があるトレーニングです。　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.12

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  第31回　ビジョントレーニング（両眼視・輻輳・開散トレ）1

  ■ブログ引越ししました！US-VTビジョントレーニング❗️優れた距離感覚「深視力」をつくるには👀https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20150312&d_seq=0ブロックストリングの見え方で判断！視覚機能の問題点と解決方法⁉️US-VT ビジョントレーニングhttps://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20161223&d_seq=0こんにちは　本日からは、物の奥行き間、立体感、距離感などをつかんでおります「両眼視」「輻輳（ふくそう）」「開散（かいさん）」力の鍛え方とトレーニング方法を解説してまいります。その前に、少々復習です。輻輳力（ふくそう）とは、眼球を内側に寄せる動きで、遠くから近く（10センチ前後）まで寄せる力を一般的に持っております。高齢者や一部の人は、外眼筋の衰えや視神経の関係で、輻輳出来ないや、輻輳出来ても輻輳持続が出来ずに複視を起こすなどの症状があります。この複視を脳が拒絶しますので、抑制を指示します。　「複視とは」下記写真のような症状（スマホ例）　「抑制とは」下記写真のような症状上記複視が、二重に見えていたものが、立体感のない一つの物に見える。片眼に「見なくてよい」と指示がでる　　輻輳力や開散力が、落ちて行くと上記、複視の症状が、消えずに日常過ごしたりする人もいます。高齢者は、このケースが多いです。あるいは、近くを見てすぐさま遠くを見るという輻輳して開散力を使う場合、しばらく複視の症状が続き,やや時間経過すると複視が戻るパターンです。こういった症状が頻繁に続くと脳は活性化されない上に、交通事故の要因になります。この輻輳力、開散力のオーソドックスなトレーニング方法です。1、ペン（鉛筆やボールペン先）を写真のよう　に持ちます。50センチ位の距離から徐々に　目に近づけて行きます。（ゆっくり）2、ずっと近づけて行きペン先が複視（2本）　に見えるまで近づけて行きます。　一般的に10センチ前後までは、年齢に関係　なく複視は、ないはずです。　10センチ前後まで近づけても複視しないよ　うであれば、すでに輻輳しておらず抑制し　てしまってます。斜視眼の人は、複視しま　せん。3、複視が体感できれば、そのままペン先を　離してゆきます。これが、開散トレーニン　グです。この往復トレーニングを10回、一日2～3セットがおすすめです。ムリをしないように少しずつ行ないましょう。おどろくほど輻輳、開散力が回復します。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.10

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  第30回　ビジョントレーニング（追従性眼球運動）3

  　こんにちは　　本日、ご紹介しますトレーニングは、　「追従性眼球運動」　　線なぞり三枚のプリント内に図形があります。この図形の線の間を鉛筆で、なぞって行きます。鉛筆を使うとよいと思います。なるべく線に触れないようになぞって行くよう指示します。　次のご紹介は、　　線迷路　初級　中級　上級　同じマークまで、たどって行きます。　最初は、指でたどって下さい。次に、　鉛筆でたどって下さい。慣れてくれ　ば、目だけでたどってください。　ゲーム感覚で、簡単にできる眼のトレー　ニングです。　楽しく行ってみて下さい。　

  2015.03.09

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  第29回　トレーニングの重要性（眼内解説）

  　こんばんは　外眼筋のトレーニングは、いかがですか。　現実に行うトレーニングの重要性を眼球内部で見て　みましょう。　数回にわたり「跳躍性眼球運動」「追従性眼球運動」　のトレーニングを解説してまいりました。　では、眼球内部では、どのように鮮明な画像を脳に　送っているのでしょうか。　「眼球断面図」　目の奥にある映像を受け取るスクリーン、網膜には、　「黄班部中心カ」という極めて視力のよい部分があり　　ます。この中心カでカバーされる部分は非常に狭く、　約1.6度といわれてます。この部分から数度ずれるだ　けで、視力は極端に低下します。視覚情報を適切にと　りこむためには、両目を動かして中心カで目標物をと　らえなければなりません。そのために重要な役割を担　っているのが「跳躍性眼球運動」「追従性眼球運動」　です。　「認知症予防」「自動車運転事故予防」「転倒防止」　予防の第一歩は、正確な（鮮明な）情報を目の黄班部　中心カへ送ることです。　

  2015.03.07

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  第28回　ビジョントレーニング（追従性眼球運動）　2

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんにちは　　トレーニング方法ご紹介　「追従性眼球運動」本日、ご紹介しますトレーニング方法は、自宅などで、手軽に簡単にできますゲーム感覚トレーニングです。　「ころがしキャッチ」このトレーニング方法は、机の上からころがってくるボールを机の下でキャッチするトレーニングです。初めは、少し大き目なピンポン玉などで行い、慣れてきたら、ビー玉など小さい玉へ変えて行きます。　1、手でキャッチする。　2、コップでキャッチする。　3、玉じゃくしでキャッチする。小さい玉やスピードを変えるなど、目が追従できるようになれば、変化させてトレ-ニングして下さい。　次に、ご紹介しますトレーニングは、　「お手玉キャッチ」このトレーニングは、いたって簡単な「お手玉」です。　1、利き手で投げる　　2、利き手の逆で投げる　3、交互に投げる単純ですが、ゆっくりした物を、目で追う動きのトレーニングには、最適です。　本日、最後のご紹介は、　「お手玉タッチ」ひもで、ぶら下げたお手玉を、手の平や指でタッチします。本日、ご紹介したトレーニングは、なるべく目のみで追うように指示してください。ゲーム感覚で、出来るので楽しいと思います。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.05

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  第27回　ビジョントレーニング（追従性眼球運動）　1

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんは　前回までは、眼球運動トレーニングの早い　動きの「跳躍性眼球運動」をご案内しまし　た。今回からは、ゆっくり眼球を動かす動　きで、「追従性眼球運動」のトレーニング　方法を、ご案内します。　「追従性眼球運動」　　（外眼筋のゆったり動かす動き）　　（飛んでいる虫を追うような動き）1、親指や鉛筆などで、右から左と左右交互　に行います。親指や鉛筆を初めはゆっくり　動かして目で追って下さい。首は、動かさ　いように行ってください。この動きで、ス　ムーズに眼球が、動いていかなければ、両　眼視に問題があります。10回程度2、親指や鉛筆などで、上から下と上下交互　に行います。初めはゆっくり目が動く範囲　で、調整しながら行ってください。上下の　可動範囲は、最初は、狭くてかまいません。　慣れてきて、眼球が動くようになれば、少　しずつ広げてください。首は動かさないよ　うにし、この動きで眼球の動きがスムーズ　に動かなければ、両眼視に問題あります。　10回程度3、親指や鉛筆などで、右上から左下と上斜め　から左斜め下へゆっくり動かします。　今度は、下斜めから上斜めへゆっくり動かし　ます。行い方、判定は上記同様です。　10回程度　次に、左上から右下と反対方向の斜め運動も　同じように10回程度行います。4、最後に、上から右時計方向に円を描くように　動かします。円を描く指をゆっくり目のみで、　追って行きます。10周程度終わりましたら、　今度は、時計逆回りで、円を描いてください。　同じように10回程度です。上記、追従性眼球運動の準備体操です。上記のセット回数は、個々の出来る範囲で行って下さい。2～3セットが理想です。　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.03

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  第26回　ビジョントレーニング（跳躍性眼球運動）　3

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんは　引き続き、「跳躍性眼球運動」の　トレーニングのご紹介です。　「跳躍性眼球運動」　　（外眼筋の早い動きです。瞬間移動）　ランダム読み　2　このトレーニングは、文字と文字の間がありひらがなが並んでます。このトレーニングも声を出して読んで下さい。　1、右上から縦に読む　2、左上より横に読む　3、指定した文字にマルをつけるこの文字と文字の空間が、効果あります。文字が跳躍してますので、行を間違えたりしないようによくチェックしてください。このトレーニング用紙もご自分で、アレンジして、簡単に作れます。　ランダム読み　3このトレーニングは、「あ」～「と」まで、順番に、目で追って、ひらがなを探してください。　1、手でなぞりながら行ってください。　2、慣れてきたら、目のみで追って下さい。「跳躍性眼球運動は、外眼筋のトレーニングです」■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.03.01

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  第25回　ビジョントレーニング（跳躍性眼球運動）2

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　　こんにちは　トレーニング方法紹介　「跳躍性眼球運動」　本日、ご紹介しますトレーニング方法は、田村式眼力ボードです。写真で、少々わかりにくいのですが、上下、左右、斜め方向に、数字が並んでおります。このトレーニング方法は、上下、左右、斜めの数字を目で追って読みます。　1,右上より縦に読みます。　2,左上より横に読みます。　3,斜めに読みます。本来は、２人一組になり、用紙の真ん中を写真のように切り取ります。検査者が、眼球の動きをチェックできるようにしておきます。最初は、ゆっくりでよいのですが、慣れてきたらテンポよく行うとよいです。＊トレーニング用紙は、簡単にご自分でも作れます。＊インターネットでも検索して印刷できますので、検索してみてください。　「田村式眼力ボード」で検索続きましてのご紹介は、　ランダム読み　1このトレーニング方法は、上下、左右にひらがなが、ならんでます。これを声に出して読みます。　1,右上より縦に読みます　2,左上より横に読みます慣れてきたら、特定の文字を指示して、マルで、囲んでもらったりできます。＊トレーニング用紙は、簡単にご自分でも作れます。＊上記同様、インターネットでも検索できます。　「ランダム読み」で検索■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.27

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  第24回　ビジョントレーニング（跳躍性眼球運動）1

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんにちは 今回からは、実際のトレーニングメニューを順次、ご案内してまいります。　「跳躍性眼球運動」　　6本の外眼筋の早い動きのトレーニング方法です。1、水平方向（内直近、外直筋）筋力強化、滑らかさＵＰ　　　説明とポイント・両腕を肩幅程度広げて、親指を写真のように立てます。・右⇒左と左右、目の動きのみ意識して動かします。この時　首を動かさず目のみで左右見ます。・肩幅できついようであれば、少し縮めて行ってください。・左右見る場合は、必ず親指にピント合わせるようにして　下さい。・右1回、左1回と交互に10回行う。2、上下方向（上直筋、下直近）筋力強化、滑らかさＵＰ　　　　説明とポイント・両腕を上下にあげて、親指を写真のように立てます。・上⇒下と上下、目の動きのみ意識して動かします。この時　首を動かさず目のみで上下見ます。・上下見る場合は、左右の動きより可動幅は、狭いので、　ご自分の動かせる範囲で行ってください。・上1回、下1回と交互に10回行う。3、斜め方向（上斜筋、下斜筋）筋力強化、滑らかさＵＰ　　　　　説明とポイント・両腕を右斜めと左斜め下へ、親指を写真のように立てます。・右斜め⇒左下斜めと交互に目の動きのみ意識して見ます。この　時、首を動かしてはだめです。・ご自分で、眼球が動かせる可動範囲で調整してください。　慣れてくれば、少しずつ広げて下さい。・右斜め1回、左下斜め1回と交互に10回行う。・次に腕を変えます。左斜め上、右斜め下へ　・腕の方向を変えたならば、また同じように行います。　＊この動きを全部で、毎日、3セット位行います。このトレーニングは、自宅などで器具を使わずできる簡単な運動です。ウォーミングＵＰと思って下さい。次回以降も順次、解説します。　　　　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.24

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• 第23回　視機能分析

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんばんわ　前回まで、「見る」　⇒　「認知判断」　⇒　「行動・動作」までのプロセスを、なぜ重要か。を知識的にご説明して、まいりました。ビジョントレーニングを行う上で、この「見る」「認知判断」「行動動作」各項目別にトレーニングメニューがあります。これを順次解説してまいります。「見る」・・・・外眼筋のトレーニング1、跳躍性眼球運動　2、追従性眼球運動3、両眼視トレーニング（輻輳力、開散力）4、調節　「認知判断」・・・・脳トレ1、図形を使ったトレーニング2、漢字など使ったトレーニング3、カードトレーニング4、ソフトを使ったトレーニング 「行動・動作」1、ボールを使った運動2、プレートを使ったトレーニング3、その他このようなトレーニングを行います。ただ本来は、このトレーニングを行う前、行う前のデータ取りをすると効果がてきめんです。まず、知っておきたい最初のデータ取りは、「視覚チェック」1、視力（眼鏡使用であればその視力）2、検眼が出来る環境であれば、度数測定（静止視力の確認）3、上記の状態で著しく視力が出ない場合は、その追求・疾患による問題　 白内障 改善可能（ＩＯＬ眼内レンズ）　　　　　　　　　　　 加齢黄班変性 視覚映像が歪む　 糖尿性網膜症 視力低下（血糖値安定）　 網膜色素変性 (暗くなると見えずらくなる) 　網膜剥離（裂こう） 虫が大量に飛んでいるように見える。視野が　　歪むなど（＊上記疾患が疑われる場合は、医師に相談するようにまず勧める。まずは、静止視力低下の原因を見つける探ることが重要です。）4、斜位（固視ズレの特定）　　　　以前、解説いたしました斜位（固視ズレ）方向と量、これを、ズレの数値で出せればなおよいです。　　例えば、　遠方のズレ（3△ＢＩ）3プリズムベースイン（3外斜位あり　ますの表記）（3△ＢＯ）3プリズムベースアウト（3内斜位あ　りますの表記　近方のズレ 同じく（8△ＢＩ）や（8△ＢＯ）などズレ幅を　 数値で確認する。5、上記ズレ幅に対しての本人の持っている眼筋力テスト　これは、斜位（固視ズレ）に対して筋力（余力）がどの程度あるか？のテストです。ズレに対して倍以上の筋力があれば、一応の合格です。　　　＊トレーニングを重ねていくとこのこの眼筋テストが著しく回復します。これが、トレーニングを行う上での成果です。これが回復することにより外界の情報を幅広く拾えて、視野が広がりとっさの判断が可能とな　　ります。だだ、上記検査は、専門家でなければ、検査自体少々できないので、一般的には、通常のビジョントレーニングリトに沿って行ってください。　　　　　　次回より「見る」外眼筋トレーニングを順次解説します。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.22

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  第22回　視覚情報処理機能（眼と手の協応）

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんにちわ　前回まで、「見る」（跳躍性眼球運動、追従性眼球運動、両眼視、調節）⇒　「認知判断」（形態知覚、空間知覚）⇒　「眼と手の協応」今回は、知識編最後の「眼と手の協応」です。　「眼と手の協応」　例えば、卓球でボールを打つ動きで考えると、相手がサーブで打とうとするボールを「跳躍性眼球運動」により探し出し、そこに焦点を「調節」して合わせ「形態知覚」により、ボールと認識し「追従性眼球運動」により、ボールに合わせた焦点を持続させる。この時には、「両眼視」により自分とボールの距離感を「空間知覚」を使いながら把握し、向かってくるボールに合わせて、両眼の視線を内側に寄せてくる。そして最後に、打ち返すために最適な位置にボールが来た時に、「打つ」という動作が行われる。打ち返すためには、向かってくるボールと自分の位置関係を把握し、自分自身の体をその場所に動かしたり、ボールの軌道に合わせて、ラケットの振り方を修正したりする必要もある。この眼から入った情報に対して手や体の動きで「どう反応するか」が求められてくる。この働きは、「眼と手の協応」と呼ばれてます。「眼と手の協応」は、運動としてあらわれてきます。日常生活や自動車運転、趣味での運動など、手や指その他の体の部位を正確に早く動かさなければならない。自動車運転や日常の運動の中で、ひやっと運転やうまく出来ない姿を見て、「年齢が年齢だから」と表現することがあるが、当然に年齢的に視機能の衰えはあるものの、これらは、これまで述べてきた「視力」「両眼の運動機能」「視覚情報処理機能」が円滑に働いていないために起こっているものと考えられます。視覚機能及び「見る」力は、何歳になっても鍛えられます。　認知症予防に効果があるスポーツは、　では、どのようなトレーニングが効果的か。は次回以降順次、解説してまいります。　　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.20

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  第21回　視覚情報処理機能

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんばんは前回で、ご案内しました脳での処理機能は、おわかり頂いたでしょうか。「形態知覚」「空間知覚」　視覚から物をとらえ脳で認知し物の形や距離感をつかんだら手や足（体）を使って行動や動きをはじめます。よく子供のころから運動神経が、鈍いや動きが遅い、反応が鈍いなど言われる子がいますが、これは以前ご説明いたしました　「見る」　⇒　「認知判断」　⇒　「動作・行動」この一連の流れの中で、どこかに遅れる、あるいは反応の弱い部分があると言われています。高齢者になると「見る」というところでいえば、まず静止視力の低下、眼鏡などで矯正できれば問題ないのですが、高齢になると眼疾患が、　原因で、静止視力自体も低下していく。眼鏡などで矯正しても視力が上がりにくくなる。もうひとつは、外眼筋の筋力の衰えによる動体視力低下です。この動体視力の重要性は、十分ご説明しましたが、ほんとうにこの筋力の衰えは、私が常日頃、眼鏡店で検眼をする際によく目にします。右へ左への眼球の運動や上下斜めの運動が、遅い、可動範囲が狭い。ひどくなると検査機器（フォロプター）を当てて検査するのですが、片眼遮蔽（閉じる）で右、左と順番にするのですが、片眼検査が終わり両方解放した際、すでに前方の視力表が二つにダブって見えている。これは、複視といい眼球が一つの物を左右同時に見えておらず視点が右左でずれているためにおこります。大きくまばたきしてもらって時間がたつと回復して物が一つに見えてきます。年齢が若い場合は、瞬時に回復させますが、高齢者は時間がかかります。この状態で車の運転や歩行の際、とっさの判断ができません。事故や転倒が多いのはこの視覚の弱さが、かなりの割合での原因です。写真は、ＰＣ用での動体視力トレーニングソフトです。一例です。瞬間視（瞬間に違う図形を見分けます）瞬時に違う図形を見分けて脳で判断し違う図形の箇所にクリックします。　「見る」⇒「認知判断」⇒「行動・動作」　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.19

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  第20回　視覚情報処理機能（脳）

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんは前回の　両眼視　⇒　視交叉　⇒　脳の伝達は、おわかり頂いたでしょうか？　今回は、脳での処理状態を順次解説してまいります。両眼の運動機能により、見たい物をとらえることができ、脳の中に映像を映し出すことができたとしても、それが何であるかを判断しなければならない。そして、その映し出された映像が、どのような働きをしているか、またそれに対してどう対応するかを考えることになる。さらに、考えたことを実際の運動として表現することが必要になる。そこで視覚情報処理機能について「形態知覚」、「空間知覚」、「眼と手の協応」の別に詳しく解説します。　　形態知覚　跳躍性眼球運動や追従性眼球運動、調節さらに両眼視が円滑に行われるようになって初めて、見たい物が鮮明な映像として脳の中に描かれる。そして、次に行われるのが、見たいものが「何であるか」を理解することである。この段階では、脳の中に描かれた映像は、様々な点や線、色等で表現されており、それを統合して何かの形を把握することになる。この働きを「形態知覚」と呼んでいます。　空間知覚　また、「形態知覚」と同時に、見たいものがどのように動いているか、他のものとどのような位置関係にあるか等の空間的な位置関係を把握することも必要であります。この働きは、「空間知覚」と呼んでいます。　このように眼の動き働きと脳が同時に連動しております。次回は、見たい物をとらえて脳が判断し手や足（体）に反応の指令をだすプロセスをご説明します。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.17

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  第19回　視覚・眼の機能（両眼視⇒視交叉⇒脳）

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんわ　前回の調節は、ご理解いただきましたでしょうか。　　　見たい物をとらえるには、「跳躍性眼球運動」「追従性眼球運動」　「節調」が円滑に働くことが必要です。さらに、片眼の眼でこのよう　な働きがそれぞれ行われると同時に、両方の眼が協調しあうことで、　　新たな働きが加わることになる。片方だけで見た時、写真のような　平面でしかとらえることが出来なかった映像が、両眼に写った微妙に　違う映像を重ね合わせることで、脳の中では、遠近感や立体感を感じ　ることが出来るようになります。これが以前ご案内した「両眼視」です。　　　眼から脳へ映像伝達回路図　　網膜でとらえた映像は、右眼で写った映像は左脳へ、左眼で写った映像　は右脳へ、反対側へ写ることを視交叉といいます。　人の眼は、片眼で半分ずつ半交叉します。左右でとらえた映像を脳内で　一つにし立体感を生みます。　輻輳・開散力を使ってダブりをとります。　いかがでしょうか。視覚から脳への伝達です。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.12

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  第18回　視覚・眼の機能（調節）

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんばんわ　斜視と斜位の違いは、おわかり頂けたでしょうか？　今回は、目の中の筋肉の解説をしてまいります。（内眼筋）　みなさまは、調節という言葉を聞いたことがあると思います。　　調節とは、　「目標物に対して水晶体の厚みを変えてピントを合わせる」　上記眼図で、目の中に水晶体というレンズがあります。このレンズ　で、人の目は、遠くを見たり近くを見たりしてピント調整をしております。　眼球の中に毛様体筋という筋肉がありこの筋肉を使って筋を伸ばしたり、　縮めたりして調節しております。　ピンぼけ写真　　　　調節して鮮明になった写真　　この水晶体の筋肉（毛様体筋）も外眼筋と同じで、年々衰え始めます。　　　年代別調節力平均値（Ｄ）ディオプトリー　　歳　10・・・14Ｄ　　　　15・・・12Ｄ　　　　20・・・10Ｄ　　　　25・・・8.5Ｄ　　　　30・・・7Ｄ　　　　35・・・5.5Ｄ　　　　40・・・4.5Ｄ　　　　45・・・3.5Ｄ　　　　50・・・2.5Ｄ　　　　55・・・1.75Ｄ　　　　60・・・1Ｄ　　　　65・・・0.5Ｄ　　毛様体筋は、10歳をピークに年々低下していきます。　　例えば、簡単な調節力の自己チェック方法をお教えします。　　計算方法は、例えば、20歳で平均は、10Ｄ調節力があります。　　100÷10＝10　10センチが調節近点です。すなわち新聞のような　　少し小さい文字を見た時に10センチのところまでは見えるが10　　センチより目に近づくとピントがボケてしまいます。　　老眼世代「私そろそろ老眼かしら？」の年代は、丁度、　　45～50歳で40センチ前後でピントが、合いにくくなります。　　上記平均値、50歳で計算してみてください。　　100÷2.5＝40センチ　です。40センチより近づくとピントが合いません。　　ただ、これは、あくまで正視の目の方の計算です。近視あり遠視　　があれば若干かわりますが・・・・。　　眼鏡を掛けていれば、掛けた状態にしてチェックしてください。　　ビジョントレーニングでは、この調節力の向上もトレーニングに　　　　よりある程度、改善可能です。　　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.10

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• 第17回　視覚・眼の機能（斜位眼について）

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんは　前回の斜視眼の特徴は、おわかりになったでしょうか。　今回は、斜位眼について解説してまいります。　斜位とは、両眼視を常に行っている。ただ目を閉じると、　眼位（目の方向）は、物を見ることをやめるため、目は、外または　内側へ向いている。再び目を開けると物を見る（焦点や視点を合わせる）　ために輻輳力や開散力を使い固視点をずらして焦点、視点を合わせる。　このずれのことを斜位といいます。　　斜位の種類　　1、外斜位・・・目を閉じると眼球が外へ行っている　　2、内斜位・・・目を閉じると眼球が内へ行っている　　3、上斜位・・・目を閉じると眼球が上へ行っている　　4、下斜位・・・目を閉じると眼球が下へ行っている　このずれは、人間、大半の人は、大なり小なりずれています。　このずれが大きいと「疲れると物がだぶる、二重になる」などの　弊害が出てきます。専門的に複視と呼んでいます。　このずれは、大なり小なりずれている人の方が多いです。　このずれを補正して物にピントを合わせる指令は、脳が生理的　指示をだします。（第3、第4、第6動眼神経）　この時、指示がでても、外眼筋が思うように動かなければ、ある　いは、ずれに対して外眼筋の可動範囲が小さければ、見る物に視点　焦点が、合いません。　高齢になれば、外眼筋が衰え、ずれに対して眼筋がついていけません。　これが、交通事故の原因、転倒の原因の一部です。　眼筋の自由が利かなくなると、脳機能も使わなくなることになります。　この神経を目のトレーニングで鍛えることで、脳が活性化され「認知　症予防」につながります。　外眼筋を鍛える（動体視力トレーニング）の重要性を若干おわかりいた　頂いたと思います。　このづれに対して、私生活に影響がでてしまいこまっている方は、多数　います。即効性のずれに対しては、私は、眼鏡レンズ（プリズムレンズ）　で補正して、ビジョントレーニングをすすめております。　　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.07

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  第16回　視覚・眼の機能（斜視・斜位）

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんわ　今回は、見る機能で重要な斜視と斜位について　解説してまいります。ビジョントレーニングを行う上で重要な眼位　です。　みなさまは、「斜視」という言葉は聞いたことあると思います。　簡単に申し上げますと眼球が片方づれている眼です。　このような目の人は、常に片方の目しか使っておりません。　両眼視（両方の眼）してません。前にご説明しましたように人間の目は、　両目で、物をとらえて、遠近感、立体感、物の形などを正確に把握します。　下図が斜視の種類です。　　1、内斜視・・・眼球が内へ向いている　2、外斜視・・・眼球が外へ向いている　3、上斜視・・・眼球が上へ向いている　4、下斜視・・・眼球が下へ向いている　　ずれている目は、見ていません。前回、お話しましたように目は、開いて　いますが、脳が抑制するので、片方でしか見ません。　3Ｄテレビや映画は、立体で見えてません。　斜視は、先天的なものが大半ですが、後天的になる場合もあります。　（事故や病気など）　このイラストのようにはっきりわかる斜視の人と、表面上は（日頃）は、　あまりわかりませんが、間欠性斜視があります。　この斜視は、目の調子がよい時は、両方の眼で物をみてますが、疲れた　時などに、片眼が、やや開いてしまいます。疲れた時や「ぼーっと」して　いる時に出てきます。出てしまうとやはり両眼視をやめてしまいます。　　＊アスリートは、この目だと成功はのぞめません。　斜視は、子供の時に適切な眼科での治療や訓練をしなければ、成人してから　の治療は、現在の医学では、完治はのぞめません。　上記が斜視眼の概要ですが、斜位眼というものもあります。　大半の人は、少なからず斜位があります。詳しくは次回続きで解説しますが、　斜位は眼球の固視点が、ずれているのですが、自分の輻輳力（ふくそう）や　開散力で、ずれを補正します。　次回詳しく・・・・。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.05

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  第15回　視覚・眼の機能（両眼視・輻輳）

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんにちわ　前回までに書きました眼球運動の重要性は、ご理解出来た　でしょうか。　本日の記事は、輻輳力と開散力をやや踏み込んで解説します。　その前に人間の目は、通常、両眼視という状態で日常すごして　おります。両眼視とは、両眼の眼で（左右）、常に物を見ている　ということです。人は、この両眼視で物を見ているために物の奥行き　や立体感、距離感などつかんでます。　斜視の人（片眼がずれている）は、両眼視ができず、常に片眼で、物　を見ています。そのために、遠近感や立体感、距離感がつかみにくく　3Ｄテレビなどは、3Ｄに見えません。　片眼（ずれている眼）は、正面に向いていないために脳が抑制をかけ　ます。　　　（＊抑制とは、脳がずれている方の眼に「見なくてよい」と信号をだす。）　　下の図は両眼視（輻輳と開散運動状態）です。　　輻輳運動で両眼視を維持しております。　輻輳をさらに細かく分類すると、　　・緊張性輻輳　　・調節性輻輳　　・融像性輻輳　　・近接性輻輳　上記4大輻輳と呼びます。調節性輻輳意外は、整理的に働く輻輳です。　近くの物を見る時は、眼球が、その目標物に対して内側に寄せていき　距離感、立体感などを脳が認識、判断しその後の行動を指示します。　内に入れた眼球を元の位置まで素早く戻す運動を開散運動といいます。　人の眼は、輻輳と開散運動を常に繰り返して日常の生活をしてます。　高齢者は、外眼筋が硬くなりこの運動に支障が出てくるので、交通　事故や転倒が多くなるのです。　　次回は、両眼視の妨げになる斜視と斜位について解説します。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.03

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• 第14　視覚・眼の機能　2

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんにちわ　前回からの続きです。　眼球運動の種類　追従性眼球運動の解説です。　　見たい物の動きに対して滑らかに行われ、動いている物に対して同じ　スピードで、ゆったり物を追う動きです。　この運動が弱いとキャッチボールのボールをうまく取れない。自動車運転　では、交差点などの対向車の距離感の感覚など、非常につかみにくくなる。　また字を書く時に、見本の筆順にそって、目を追うこことが苦手となる。　眼球運動が、遅すぎたり正確でないと自動車運転で不安を感じたりひゃっと　するケースが多くなったり、新聞や読書をする場合、行を正く追っていく　ことが難しく読む時間が、かかったり字や行を飛ばして読んでしまいがちに　なり読書ぎらい、運転の苦手意識、スポーツ（特に球技）ぎらいとなりがち　になります。　眼球運動のまとめ　　・跳躍性眼球運動　⇒　周辺部に移った物をパッと見る素早い動き　　・追従性眼球運動　⇒　動いている物をゆっり追う動き　　・輻輳運動　⇒　左右の眼球を内側へ寄せて奥から手前へ見る動き　　・開散運動　　⇒　輻輳運動で手前の物を見てまた奥の物を見る動き　　　　　　　　　　　　　（眼球を開く運動）　　　　　　　この４つの眼球運動はすべて脳の神経経路で命令されて、外眼筋を動か　　　して日常の生活やスポーツなど行っております。　　　多くのアスリートがビジョントレーニングを行う意味がおわかりでしょう　　　か。プロ野球で例をとると150Ｋ前後のスピードボールや緩急を使った　　　変化球で、ボールをバットの芯に当てる技は、この眼球運動がしっかりして　　　ないとプロで野球をできません。　　　次回は、輻輳運動を詳しく解説します。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.02.02

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• 第13回　視覚・眼の機能　1

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんわ　前回は、ビジョントレーニングの基礎である外眼筋に　　について解説してまいりました。　今回は、動体視力の運動をご説明します。　まず、視力には静止視力と動体視力があることは、ご存知　かと思います。　静止視力とは、学校、眼科、眼鏡店などで、検査される視力　検査です。0.5や1.0など一般的にいわれる視力検査です。　「最も多い視力低下の原因」　・屈折異常　　近視、乱視、遠視、老視などがあげられます。一般的にメガネや　　コンタクトレンズなどで矯正します。　・眼疾患による　　白内障、緑内障、加齢黄班変性、糖尿性網膜症、網膜色素変性、　　その他・・・・。あげられます。　動体視力とは、文字通り動く物に対しての視力です。　　近年は、この動体視力が、特に重視されてます。　　高齢者になると運転免許の更新は、この動体視力の検査しだいでは　　　免許更新が出来ない。場合があります。　　静止視力が、いいことは当然として、動体視力の低下が昨今の交通　　事故や高齢者の転倒によるけがや骨折につながっております。　　　　視力は、よいが動体視力が悪いためにさまざまな生活環境で弊害が　　出ていることを意外とみなさんは気づいておりません。動体視力を　　鍛えて行きましょう。　　　前回は、輻輳運動（眼球の打寄せ）開散運動（眼球の外寄せ）を　　少し説明しましたが、今回は、両眼の運動機能で、　　跳躍性眼球運動と追従性眼球運動を解説してまいります。　　　跳躍性眼球運動とは、⇒　瞬間的な早い動き　　　周辺部に移った物を、眼球をぱっと動かして中心部へ持ってくる早い　　　動きです。この運動が弱いと探し物が苦手であったり、自動車運転で　　　　は、標識を見落としたり、後方からくるバイク、自転車などの見落とし　　　がでて大きな事故につながります。　　　　またボールを使った球技が苦手となります。　　　　次回は追従性眼球運動です。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.01.31

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  第12回　視覚（見る）判断・動作までのプロセス

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんにちわ　前回ご案内しました　　見る（視覚）⇒　脳で認知　⇒　行動・動作　までのプロセスをご説明してまいります。　見る（視覚）　　眼球の周りにある筋肉を都度ご案内しておりますが、外眼筋　の説明を簡単に。外眼筋は片眼に6本の筋がついておりこの筋肉　は、脳内の第3、第4、第6神経で、動かされております。　　1、内直筋・・・眼球を内側へ動かす（輻輳運動）　　2、外直筋・・・眼球を外へ動かす（開散運動）　　3、上直筋・・・眼球を上へ動かす　　4、下直筋・・・眼球を下へ動かす　　5、上斜筋・・・眼球を斜め上へ動かす　　6、下斜筋・・・眼球を斜め下へ動かす　　各眼筋は、このようにバランスを保たれており両眼で　どの方向にも対応できるような仕組みになっております。　この眼筋は、若い頃は非常に筋が強くやわらかいので、　内側、外側、上方、下方、どの方向もスムーズに素早く　動くので、ゆっくりした動きや素早い動きもついていけます。　ようするに動体視力です。　ただ、年齢とともにこの外眼筋の動きが、かたくなり可動範囲　が、非常に狭くなります。　　動体視力で、非常に重要なのは、水平方向の動きで、この動き　を専門的に言うと、内側の動き（眼球の打寄せ）を輻輳力と呼び　外側への動き（眼球の外開き）開散力と呼びます。　　私が、眼鏡店で検眼をする際に、この輻輳余力と開散余力の可動幅を　とくに重要視して検査しております。高齢者になるとこの輻輳力と開散力　の可動幅が非常に狭いことに気付いてます。　この可動幅が狭いとどうなるか？近くに迫るものあるいは、近くの物に焦点　が、合わない合わせづらい。近くの物を見、遠くへ視線移動をする際にピント　が合いづらい合うまで時間が掛る。・・・・。　高齢者の事故で表現しますとこの要素がかなり高い要素の一つとなります。　　　この「見る」（視覚）トレーニングを行うことが第一歩です。　■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.01.29

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• 第11回　ビジョントレーニングの有効性解説

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんわ　「高齢者とビジョントレーニングの有効性」　　高齢者の方にとって日常の生活力の低下は、何が原因　　でしょうか。　　　1、身体機能の低下　　　　・手足の筋力低下　　　　・反射神経の低下　　　　・骨密度の低下　　　2、眼（視覚の低下）　　　　・外眼筋の筋力低下　　　　・内眼筋の低下（調節力の低下）　　　　・眼病の発症度合いが上がり眼病になりやすくなる。　　　　　（白内障、緑内障、加齢黄班変性、糖尿性網膜症、　　　　　　網膜色素変性症など）　　　　3、脳　　　　　　　　・軽度認知症　　　　・アルツハイマー型認知症　　　　・脳血管性認知症　　　　・レビー小体型認知症など　　　　眼と脳の不活性化が続くと読み書きや記憶力、簡単な計算力　　及び車の運転や歩行にも支障をきたします。　　それは、まず眼で物をとらえ脳でその物を判断し脳から手足　　を動かす指示を出しているからです。　　　「見る」（視覚）⇒　「脳で認知」⇒　「行動・動作」　　この一連の何気ない行為を、日常は当たり前のように行っています。　　この一連の行為を「ビジョントレーニング」で円滑になり、日常　　生活での行動が驚くほど俊敏になってきます。　　これにより、認知症予防、自動車運転、転倒予防に大きな効果　　が期待できます。　　眼球コントロール、焦点合わせ（調節力トレーニング）、両目の　　　協調性（両眼視）、動体視力、立体視、深視力などを向上させる　　トレーニングです。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.01.27

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  第10回　ビジョントレーニングとは・・・・。

  ■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/　こんばんわ　　今回は、ビジョントレーニングを紹介してまいります。　ビジョントレーニングとは、簡単に説明すると第1回目　のブログでご案内しましたが、外眼筋のトレーニング　です。　　もともとは、アメリカ空軍パイロットの訓練用に開発　されたトレーニング法で、その効果の高さから、現在は、　民用に転用されています。特にスポーツの分野でメジャー　リーグ、ＮＢＡ（バスケットボール）、ＮＦＬ（アメリカン　フットボール）などアスリートが、実際に行っているトレー　ニング法です。現在は、日本でもプロ野球、オリンピックの　選手、その他のスポーツ選手が組み入れているトレーニング　です。　　体の情報源である眼は、脳の活動全般に多大な影響を与え　ます。眼は脳の一部が外に出ている器官で、外界の情報の　80％は眼から情報を取り入れています。ビジョントレーニング　でこの眼の外眼筋を鍛えあるいは、眼内にある毛様体筋を鍛え　ピント合わせの機能を鍛えることによって、脳を活性化させる　と共に、集中力・判断力・情報処理能力など、さまざまな能力　を高めていきます。　（視力回復トレーニングでは、ありません。）　＜外眼筋＞　　6本の筋を鍛えることにより、眼球がスムーズに動き視界が広がり　いろいろな外界からの情報が、入るようになります。■ブログ引越ししました！US-VT ビジョントレーニング　TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/

  2015.01.26

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  第9回　高齢者自動車運転事故防止（事故事例）

  　こんばんわ　今回は、高齢者の事故事例パート1です。　昨今、高齢者が、車を運転中に事故を起こすケース　が、右肩上がりで増えていることは、第8回のブログ　で、ご紹介したとおりです。　では、どのような事故が、多くなっているのでしょうか。「事故事例1」　1、アクセルとブレーキの踏み間違い　　ニュースで報道される高齢者の事故では、よく「アクセル　　とブレーキを踏み間違えた。」というフレーズが出てきます。　　　　　例えば、コンビニの駐車場などに止める時にブレーキだと　　思ってアクセルを目いっぱい踏み込んで暴走してしまったり、　　前方車両が赤信号で停止しているのに合わせようととしてアク　　セルを踏みこんでしまったりするというような踏み間違いは　　意外と多いものです。　　　パニックを起こさないような状況であっても、瞬間的に「今　　自分が踏み込んでいるペダルがアクセルなのか、ブレーキなの　　か」を判断できなくなってしまうことが、高齢者には多いよう　　です。　　　　　

  2015.01.25

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  第8回　高齢者自動車運転事故防止（事故分析）

  　こんにちわ　今回は、高齢者の事故分析です。　　まず、下の図を見て下さい。　近年の交通事故件数グラフです。　 グラフが、ピンボケしてすいません。　水色グラフ・・・全体の事故件数　赤線グラフ・・・高齢者の事故件数推移　全体的に交通事故は、減少傾向なのですが、高齢者の事故　は右肩上がりで上昇しております。では何故、高齢者の事故　が増えているのでしょうか。　「事故原因」　1、交差点での出会いがしら事故や右折時の事故　　　　・交通状況判断に時間がかかる。確認が不十分　2、信号、標識の見落としが多い。　　・ぼんやり運転や周辺視野が狭い。　3、安全不確認、一時不停止による事故　　・永年の運転の慣れから一時不停止による事故　4、運転機能の低下からくるハンドル・ブレーキ操作不適に　　よる事故が多い。　　・身体機能、視機能のおとろえ　5、狭い道路での信号機のない中小規模の交差点、カーブ　　での事故が多い。　6、夕方5時台～夜間の運転が、最も高齢者の死者数が多い。　　事故原因から見ておわかりのように、年齢とともに　「見る」⇒　「認知判断」⇒　「動作」　　この一連の動作に衰えが出てきているためです。　この「見る」⇒「認知判断」⇒「動作」人間が普通に行っている　一連の行動を次回解説しましょう。

  2015.01.23

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• 第7回　高齢者自動車運転事故をなくそう

  　こんばんわ　　第７回目からは、現在の社会問題のひとつで　ある高齢者の自動車運転事故について、とりあ　げました。また、高齢者の免許所の返納問題に　ついても考えてまいりましょう。　　　運転豊富なベテランドライバーである高齢者　の事故がどうして多くなっているのでしょうか？　　高齢者事故の特徴について「身体的機能の低下が　自覚できていないため、それに起因する事故が目立つ」　と分析されております。視野が狭くなり、安全運転　が不十分だったり、標識の見落としが目立つほか、と　っさの判断に時間がかかるなどが代表例です。　高齢者を手掛けている自動車教習所は、「事故回避の　ポイントは同時に複数の状況を判断する能力。高齢者　ドライバーの場合、その能力が全体的に低下傾向にあ　る。」と指摘されています。　　ここまでで、おわかりのように高齢者は、日常生活に　おいても自動車運転時においても第１回目で簡単にご紹介　した外眼筋の筋肉の低下のため動体視力の低下が　全ての根源です。　　次回は、事故の分析を見ていきましょう。

  2015.01.22

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  第6回　認知症予防（食生活で予防）

  　こんにちわ　認知症予防で今回は、食生活編です。　3、食生活で認知症予防　　効果があると言われている食べ物　　まず、　　　　そうです。カレーです。　　カレーには、ウコンが含まれておりウコンの中に　　クルクミンという抗酸化物質が、アルツハイマー病を引き　　起こす「アミロイドβ」の脳内蓄積を防止する。　　続いて、　　　　そうです。ナッツです。　　アーモンドとクルミには、やはり抗酸化物質が含まれて　　おり「アミロイドβ」の量を減らす効果があるそうです。　　最後のご紹介は、　　　　そうです。ホウレンソウです。　　ホウレンソウの中にあるグルタチオン（抗酸化物質）が、　　「アミロイドβ」を分解処理するそうです。　　ただ、グルタチオンは熱に弱いそうですので、調理は、熱処理を　　加えない方法で食するとよいです。　　　　それでは、次回、お楽しみください。

  2015.01.20

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• 第5回　認知症予防(生活習慣を変えよう）

  　こんばんわ　認知症予防で、今回は生活習慣編です。前回からの続きです。　2、生活習慣を変えて認知症を予防する　　・定期的な運動で認知症リスクを抑える。　　　「一週間に3回、30分以上の有酸素運動」を続けることで　　　糖尿病や高血圧、心臓病などの生活習慣リスクを抑えるこ　　　とができますが、認知症の予防をすることができます。　　　　　　　　・ウォーキングでアルツハイマー症状が改善　　　運動により全身の血行がよくなり、脳の血流が増えて、十分　　　な酸素が脳に送り込まれるためです。　　　　　・アロマで嗅覚を鍛える　　　　　　嗅覚が衰えることがアルツハイマーの前兆になるとして、　　　いろんなところで言われていますが、いつも嗅覚を鍛えて　　　おけば、アルツハイマーを含む認知症予防につながると　　　考えられます。　　　良い臭いを嗅ぐと大脳に刺激を受けて、働きが活発となる　　　ので認知症には効果大です。　　　　　　　　　とにかく人間本来もつ五感を鍛える（衰えないように）　　　ことが、重要です。　　　五感とは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。　　　視覚の分野は、今後、このブログで解説してまいります。　　　　　　　　　　　

  2015.01.18

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• 第4回　認知症予防（脳を鍛える）

  　こんにちわ　今回は、認知症の予防について解説してまいります。　まず、　1、脳を鍛えて認知症予防　　・日記や手紙を書くことでの認知症予防　　　　　文章能力や言語能力の高い人ほど発症する確率が低くなる　　・知的な余暇活動で認知症リスクが大幅減　　　2003年ニューイングランド医療ジャーナル誌に「頭を使う　　　余暇活動を行うことで、アルツハイマーを含む、全ての認知　　　症リスクを減らすことが可能だ」とする研究についての記事　　　が発表されております。　　　ａ，読書　　　　　ｂ，書くこと　　　ｃ，ボードゲーム　　　ｄ，カードゲーム　　　ｅ，楽器演奏　　　ｆ，グループディスカッション　　　上記ａ～ｆ項目の余暇活動に参加している人を調査したところ、　　　「週1回の参加している人で、7％認知症リスク軽減し最高で週　　　11回の参加している人が63％認知症リスクを減らしている」　　　ことがわかったそうです。　　　ここでのポイントは、脳を使い手先を使うということがポイント　　　なのです。

  2015.01.16

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• 第3回　認知症（三大認知症）

  　「脳血管性認知症」とは、　・脳内血管の詰り（脳梗塞）　・脳内血管の破れ・破裂（脳出血）　　　上記により神経細胞がこわれてしまうためおこる。　「脳血管性認知症」の原因　・高血圧、動脈硬化症、糖尿病、高脂血症、など　　規則正しい生活、食生活の見直しなどで回避できる可能性が高い。　「レビー小体型認知症」とは、　・大脳皮質の多数の神経細胞内に「レビー小体」という特殊な変化　　が現れる。　　パーキンソン病の場合は、レビー小体が脳の下にある「脳幹」に　　出るのに対しレビー小体型認知症は、大脳皮質全体に出現する。　「レビー小体型認知症」の症状とは、　・初期に幻覚や妄想がでます。そのうちに、物忘れなどの認知症の　　症状が現れ、さらに体が硬くなる、動作が遅くなる、小またで歩く　　などパーキンソン病ににた運動障害が出る。　　　軽度認知障害の段階で手を打てば治る可能性がある　　認知症は進行性の病気ですが、ゆっくり症状が現れます。そして　ある点を超えた時、認知症と判断されるのですが、ということは、　正常な状態から認知症に進む間に、その中間ステージ、すなわち　「正常でもないが、認知症でもない」という段階があります。　この段階を軽度認知症（ＭＣＩ）と呼びます。　　軽度認知障害の段階で脳を活性化させることで、正常な年齢相応　の脳の活動状態に戻る、最低でも認知症に移行させないようにする　ことができるということだそうです。　　次回から、予防法を解説します。

  2015.01.15

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• 第2回　認知症(現状と三大認知症）

  　65歳以上の高齢者で、認知症の人の数ってご存知ですか？　・認知症の人・・・約462万人　・軽度認知症・・・約400万人　（高齢者の4人に1人が認知症及び予備軍）　これは、厚労省が、発表している数です。　認知症の種類（三大認知症）　・アルツハイマー型認知症・・・6割　・脳血管性認知症・・・2割　・レビー小体型認知症　認知症の約6割がアルツハイマー型認知症だそうです。　「アルツハイマー型」の特徴とは、　・脳構造が溶け合うように委縮が進む　・10年前後をかけて徐々に進む　　　初期・・・記憶障害、意欲低下　　中期～末期・・・日常生活全て補助が必要になり寝たきりになる　「アルツハイマー型」の原因有力説　　アミロイドβという老廃物の蓄積。通常は酵素により分解されるが、　　　　老化により分解しきれず蓄積してしまう。　　　　特に糖尿病予備軍と肥満の人は、インスリンが多いとアミロイドβ　　を分解する酵素が働き悪くなる。　　

  2015.01.12

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• 第1回　ビジョントレーニング　自己紹介

  　はじめまして。大分県大分市の某眼鏡店で勤務しております。認定眼鏡士が運営します。どうぞよろしくお願いします。　今後は、私が研究しております「認知症予防」、「高齢者の自動車事故」、「高齢者の転倒防止」の３つの大きな社会問題をビジョントレーニングにより予防して、「この高齢化社会を高齢者の方々が、人の力を借りずに生活していける社会を作っていく。」ということが、大きな目標です。　眼という器官は、脳の出先器官といわれています。私の経験と研究から言えることは、年齢とともに眼球を左右、上下、斜めに動かす外眼筋の筋力低下は著しく大きいです。若い頃は、筋力が強く眼筋を動かす力は、非常に強く視界も広いものですが、年齢とともに低下して視野、視界が狭くなったことにご本人があまり自覚しません。私からみて、現在の高齢者による自動車事故ですが、認知症が直接な原因も多くありますが、多数は眼筋の筋力低下による視野、視界が狭くなり、標識の見落としやとっさの飛び出しなどの判断の遅れが直接な事故原因であることも多くの事実です。・・・・（動体視力の低下）眼筋の動きを滑らかにし筋力を鍛えることで動体視力は、どんどんＵＰしていきます。　今後は、認知症などの現状とトレーニングの方法など紹介していきます。　　

  2015.01.11

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