第91回 両眼視 眼球運動
■ブログ引越ししました!US-VT ビジョントレーニング TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/こんばんは本日は、視機能で最も重要な機能である「両眼視」について再度解説してまいります。■「両眼視」見たい物をとらえるには、「跳躍性眼球運動」・「追従性眼球運動」・「調節」が、円滑に働くことが必要である。さらに、片眼の眼でこのような働きがそれぞれ行われると同時に、両方の眼が協調しあうことで、新たな働きが加わることになる。片眼だけで見たときは、写真のような平面でしかとらえることが出来なかった映像が、両眼に写った微妙に違う映像を重ね合わせることで、脳の中では、遠近感や立体感を感じることができるようになる。このような眼の働きを「両眼視」と言われている。この両眼視では、まず、左右の眼で同時に同じものをとらえている状態が必要となる。このときは、両眼の眼に映った像が重なり合い、両眼の眼から均等に情報が取り込めいることが望ましい状態である。しかし、斜視がある場合には、右眼と左眼で見ている情報が異なるため、何を見ているか混乱してしまうことがあり、その際は、脳が「抑制」をかけずれている方の映像の情報を消す。本来の見たい情報が脳に取り入れなくなり、意に反した情報を理解してしまうことになる。● 輻輳(ふくそう)とは近づくものを見る場合、眼球を内側に向ける眼球運動です。● 開散(かいさん)とは遠ざかるものを追っていく眼球運動です。■共同性眼球運動視覚情報を正確に取り込むためには、両目を動かして中心窩で目標物を捉えなければなりません。そのために重要な役割を担っているのが共同性眼球運動です。共同性眼球運動は左右の眼が同じ方向に向かう動きのことです。共同性眼球運動には二つの種類があります。一つは、ゆっくり動くものを追視する「追従性眼球運動」です。これは動体視力の基礎になる能力で、動いている目標物を見て認識したり、自分が動いているときに目標物を見たりするときに重要な役割を担います。もう一つの運動は、あるポイントから違うポイントに視線をジャンプさせる(瞬間の早い動き)「跳躍性眼球運動」です。何かを探したりするために行われる眼球運動です。視機能検査やビジョントレーニングについてのご相談お待ちしてます。■ブログ引越ししました!US-VT ビジョントレーニング TARA changブログhttps://tarachang.hatenablog.com/